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- グループ管理室 門間 謙一郎

グループ各社へアイリスオーヤマのDNAを伝える
M&Aによって次々と加わるグループ企業に対して、アイリスオーヤマ流のマネジメント体制・仕組み・社風を会社ごとの特徴に合わせた形で伝え、適正な利益を生み続けられるようにマネジメントすることがグループ管理室の仕事です。アイリスグループに仲間入りする企業のほとんどは、経営が行き詰まり再建の必要な状態からのスタートです。そのような企業には多かれ少なかれ、何らかの問題点があります。営業スタッフの利益に対する意識が薄く、売上を上げても利益が出ない状態であったり、会議をしても何も決まらない、あるいは決まっても現場で遂行されなかったりと状況は様々です。「納期・責任者を決める」、「部署ごとにコスト意識を持つ」というアイリスオーヤマでは当たり前のように行われていることが、会社によってはカルチャーショックであることも珍しくはありません。
M&Aされる側の企業は、新しい経営母体となるアイリスオーヤマを必ずしも諸手を挙げて歓迎しているわけではなく、どんなことが起こるのかと不安を抱いている社員も多く存在します。関係する人をすべて集め、何度も話し合いを繰り返すことで、互いの意志・仕組み・今後の方向性を共有していくことが大切になります。
経営者目線で課題をクリアしていく
アイリスオーヤマのマネジメントを無理矢理浸透させようとすると、場合によっては拒絶反応が起きてしまうことがあります。グループ会社の文化を十分に理解し、アイリスオーヤマとグループ会社との間に信頼関係を構築することが重要です。アイリス流のマネジメントをとりいれ、経営状態を改善していく。そのサイクルの積み重ねから信頼関係を築いていきます。グループ各社をより良い企業にしていくため、経営力強化を全面的にバックアップするのがグループ管理室なのです。
グループ管理室に求められる資質は経営者感覚です。複数のグループ会社を成長させるためには、時代の流れを感じ取りどういった経営の舵を切るべきか先を読む力が重要になります。また、常に問題意識を持って改善すべきポイントを見つけ解決していく、課題発見力と実行力も必要です。前例の無いことに取り組みますのでマニュアルはありません。ケーススタディを通して学ぶことや、枠にとらわれない大胆な発想ができるよう情報収集することを意識しています。現在、アイリスグループ各社の経営は安定し、毎年成長を続けています。グループ管理室として今後の成長を支え、グループ全体を牽引していきます。

※1 IFP(アイリス・ファインプロダクツ):カイロ・脱酸素材の製造販売を行う会社
※2 アイリスシンヨー:合成樹脂波板の製造・販売を行う会社
※3 アイリスソーコー:ゴルフ練習場用品の製造・販売を行う会社


