ワールドカップ(WC)3戦は22位で、
順位も良くなかったですが何よりも
コンビネーションが全く噛み合わず、
ここしばらくは反省と自己嫌悪の嵐でした。
今はドイツに戻って来て5日目。
昨日は皆勿論TVでライブのサッカー観戦。
なでしこ世界一の興奮冷めやらぬ中、
翌日のトレーニングの為に床につきました。
今日の朝食。
なぜかなでしこJAPANの話題を出す人は誰もいませんでした。
世界で一番になりたいと
真剣に思ったことがある人にとって、
また、今まさにそれをやろうとしている私達にとって、
昨日の世界一を目の当たりにしたのは、
「すごかった」の一言ではとても表現出来ない事でした。
競技は違えど、世界一の重みと難しさを
痛いほど知っているからです。
また、そこにたどり着くまでの過程を思うと
一言では片付かない感情と思考が入り交じります。
でも表現能力の乏しい私にはやはり
「すごい」「感動した」と言うしかないのですが…。
チームの皆がそう思ってしゃべらなかったかは
定かではありませんが、
(いつもより夜更かししたから眠かったのかも)
昨日の女子サッカーの世界一は我々に
大きな刺激を与えてくれたことには
間違いありません。
競技をしていると必ず壁にぶち当たります。
それはベテランになっても変わらないし、
むしろ間隔は狭く、壁は高くなっている気がします。
自分の至らなさに腹立たしくなることも多々あります。
ただ、今はこうして競技に集中出来る時間があり、
環境があり、厳しい練習に耐える心身も持っている。
やはり前に進むしかないことに気づきます。
本当は分かっていたことに、
何度も気づくのだと思います。
世界選手権まであと6週間。
前進、前進です!