先月24日。日本に帰国しました。
ポーランドで行われたワールドカップでは、須田が軽量級シングルスカルで決勝進出し、6位。岩本は軽量級ダブルスカルで7位という結果でした。
私は初の決勝進出なるか…!というところでしたが、あと2秒届かず。
結果はものすごく残念なのですが、そのときのベストを尽くせたので、意外とすっきりした気持ちです。あと、準決勝ではこれまで切れなかった7分の壁を日本の女子としてははじめて切りました!
しかし、ボートは風や波が大きく影響する競技なので、世界記録、日本記録もあることはありますが、水泳などのように絶対的な基準にはなりません。
ただ!今までの自己ベストは昨年の世界選手権での7分6秒で、今回6分59秒。波風のことを加味したとしても、確実に自分たちのステップアップしていることを感じることが出来たのは良かったです。
北京に向けての課題も見つかりました。スタート500mのダッシュと、ラストスパートの伸びです。昨年から「いいレース」が出来ても勝ちきれないのは、そこに課題があると思います。
須田はポーランドから再びギリシャに戻りました。
今度はアテネではなくイオアニナという北部の町です。昨年の夏もここでした。もう慣れたものです。…多分。
これからアテネはものすごく暑くなるので、少し涼しいイオアニナで調整をして、7月末の世界選手権(オーストリア)に備えます。すでに真っ黒に日焼けしていた須田ですが、あと1ヶ月ギリシャにいたら、おそらく黒焦げになっていると思います。
私は岩手県田瀬湖で合宿が始まって1週間。
周りの皆さんがとても親切でオリンピックチームを歓迎してくれて、気持ちよく合宿をさせてもらってます。
皆さんの期待に応えたいな~!という気持ちが強くなっていきます。