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この作品は、ごみ袋を2つの筒の間に挟んで使用するごみ箱です。 |
田中さんの作品をもとに商品化した「レジ袋ペール」です。 |
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- 現在では17回目の開催となる歴史あるコンクールで賞をいただけたことを光栄に思います。

- 研究室の教授が教えてくださり、先輩方が応募していたのがきっかけです。

- 当時は大学院でプロダクトデザインを専攻していました。

- 見知らぬ人が購入してくれたり、使い勝手を褒めてくれたときの喜びは格別です。
また、周りの方から、「こういった使い方もあるね!」と、声をかけていただくようになりました。
本人が想像していなかったようなアイデアばかりで、いつも驚かされます。 
- 模様替えをした友人の家に遊びに行ったとき。
せっかく買ったおしゃれなゴミ箱が、ビニル袋に隠れてしまっているのを見て。 
- 袋を隠すために2重構造にすることは最初から決めていました。
最近は様々な袋を隠すデザインのゴミ箱が発売されていますが、外観のソリューションのみに留まっている物ばかりな気がします。しかし、それでは材料コストが倍になってしまう。
それを解消する方法を考えるのが苦労した点であり、工夫したところでもあります。
まず、2重構造をいかせないか考えた結果、内パーツにゴミ分別サインを印刷し、外パーツに窓を作りました。それによってフレキシブルに分別表記ができるようになっています。また、サインを様々なグラフィックに変えることで色々な表情が生まれます。目や口を描いてみると楽しいです。カラーも2内パーツと外パーツで2色を使うことができるので、より多くのカラーバリエーションを展開することが可能です。
また、形が末広がりなのは、袋を取り出しやすくするためのアイデアです。ゴミがいっぱいになると袋を取り出しにくくなりますよね?そんな時は外パーツを外し、袋を結んで内側パーツを持ち上げれば簡単です。
また、袋がズレ落ちることを防止するストッパー機能をかねています。 
- 中学生のときスライド式の100円ライター※1を見て。Adrian Berry氏※2によるものですが、100円の値段のまま、従来のライターから革新的な変化をしていて、このようなモノを生み出す仕事をしたいと思いました。
※1 SLIDE66、エイドリアン ベリー氏によるデザインのライター、従来のライターと異なり、ライター本体中央部に指を置けば着火できるのが特徴。着火する時に火が指にかかるのではないか、という無意識的な不安を取り除いている。さらに「幼児では着火できない」ようにスライドさせるには適度な力が必要になるよう工夫されている。「使用したい人以外が誤って着火してしまうことを最大限無くす」を目指した新しいスタイルのライター。
※2エイドリアン ベリー −Adrian Berry− 英国:ファクトリー デザイン社 創立者/クリエイティブディレクター 1984年、ペンタグラム・デザインに入社。その後シーモア・パウエルにてアソシエートパートナーに就任を経て、1997年には、運輸・製品・パッケージデザインを中核事業とするファクトリー デザイン社を共同設立。デザイン界の数多くの審査委員会(D&AD、スコットランドデザイン賞、HHRC)のメンバーを務める他、デザイン協議会の顧問、英国王立芸術大学院ヘレンハムリン研究所の諮問委員も務める。


写真:田中 健太郎さん
撮影:鳥巣 智行さん- ●生年月日
- 1983年2月1日
- ●出身大学
- 千葉大学工学部デザイン工学科卒業
- 千葉大学大学院自然科学研究科修了
- ●勤務企業
- 株式会社東芝 デザインセンター









