オフィス清掃の相場は?費用を抑えるポイントや毎日の清掃を効率化するコツも解説

業務効率化

オフィスの清掃は、社内の清潔感を維持するために欠かせません。一方で、そのコストは決して安くはないのが悩ましいところです。本記事では、オフィスの清掃にかかる費用の相場を頻度や広さ別に紹介します。さらに清掃費用を抑えるポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

DXに取り組む製造業・物流企業のご担当者様へ
◆この資料でわかること
・製造業、物流業におけるDXの重要性と取り組み方
・清掃業務をDXする必要性とその理由
・アイリスオーヤマの清掃ロボ
 「Whiz i アイリスエディション」にについて

オフィス清掃の相場

Close-up of cleaners moping the floor of a hall

■オフィスの日常清掃の相場

オフィスにおける日常清掃とは、拭き掃除、掃除機をかけること、トイレ掃除、休憩室や給湯室の掃除、ゴミの処理などです。

オフィスの日常清掃の相場は、次のとおりです。

清掃の頻度 年間の相場
週1回 月額約18,000円~
週2回 月額約300000円~
週3回 月額約42,000円~
週4回 月額約54,000円~
週5回 月額約66,000円~

■オフィスの定期清掃の単価相場

定期清掃とは、通常の日常清掃では難しい箇所の清掃を指し、外部の専門業者に依頼するのが一般的です。

 

オフィスの定期清掃の相場は、次のとおりです。

清掃箇所 相場
エアコン洗浄 約30,000円~/1台
床洗浄 約20,000円~/100平米
カーペットクリーニング 約25,000円~/100平米
窓ガラス清掃 約10,000円~/100平米
外壁洗浄 約100円~/1平米

エアコン洗浄

エアコン洗浄では、エアコンを分解洗浄します。種類によって料金は異なります。 

種類 相場
壁掛け 約10,000円~/1台
天井埋込式の業務用 約30,000円~/1台

天井埋込式の業務用エアコンは、壁掛けエアコンよりもさらに高度な専門知識や技術を必要とするため、清掃費用も高額になります。

追加オプションとして防カビ加工などを希望する場合、別途料金が追加されます。

床洗浄

床洗浄の価格は素材によって異なり、一般的な相場は100平米あたり20,000円程度です。清掃する面積が広がると料金もそれに応じて高くなります。

さらに、「剥離洗浄」を行う場合は費用が高額になるのが一般的。剥離洗浄とは、床に塗られたワックスを除去し、新たにワックスを塗り直す作業です。これにより床をより美しく仕上げることができ、ツヤのある新品同様の仕上がりを実現します。

ただし、剥離洗浄には追加の工程が必要であるため、通常の清掃に比べて約2倍の料金がかかります。

カーペットクリーニング

カーペットクリーニングの相場は、約25,000円〜/100平米です。強力な機械で土埃の吸い取り、カーペットのシャンプー作業などを行ってカーペット洗浄を行います。

 

シミなどを取り除きたい場合は、染み抜きで別途料金がかかることもあります。

窓ガラス清掃

窓ガラス清掃の相場は、足場が不要な場合は約10,000円〜/100平米です。ただし吊りロープ作業や高所作業車が必要なときは、別途料金がかかることを想定しておきましょう。料金は、依頼箇所や清掃範囲によって変動するため、複数の業者を比較することがおすすめです。

 

なお、作業は窓ガラスだけではなく、サッシや網戸の洗浄も含まれます。窓ガラスの汚れ防止の加工を希望する場合は、追加料金がかかるのが一般的です。

外壁洗浄

外壁洗浄は、高圧洗浄は約100円〜/1平米、足場の設置・養生ありの場合には約400円〜/1平米が相場です。この作業では、コケや鳥の糞などもしっかりと除去できます。

 

強力な黒ずみやカビを除去したい場合は、バイオ高圧洗浄を使うことがありますが、相場は約200円〜/1平米とやや高くなる傾向があります。

 

なお、外壁洗浄は建物の壁面以外に、堀やベランダ、屋上・屋根なども依頼できます。

【広さ別】オフィス清掃の年間相場

ここからは広さ別にオフィス清掃の年間相場を見ていきましょう。

■約100平米の小規模オフィス清掃の相場

100平米の小規模オフィス清掃の相場は次のとおりです。

清掃の内容 年間の相場
日常清掃(4回/月) 約720,000円~
床洗浄(2回/年) 約40,000円~
エアコン洗浄(1回/年) 約30,000円~

たとえば上記の相場を参考に月4回の日常清掃、年に2回の床洗浄と年1回のエアコン洗浄を加えた場合は合計で約790,000円〜が相場です。

ただし、日常清掃の必要頻度は業種により異なるため、あくまでも目安としてください。

■約300平米の中規模オフィス清掃の相場

300平米の中規模オフィス清掃の相場は次のとおりです。

清掃の内容 年間の相場
日常清掃(4回~8回/月) 約1,440,000円~
床洗浄(2回/年) 約120,000円~
エアコン洗浄(1回/年) 約60,000円~

例えば、月4〜8回の日常清掃、年に2回の床洗浄、年に1回のエアコン洗浄をした場合、合計で約1,620,000円〜です。

 

300平米程度の中規模オフィスでは、従業員数も増えるため共有スペースの汚れが目立ちやすくなります。日常清掃の頻度を増やす必要があり、それに伴い費用も増加します。

 

また、オフィスが広くなると、1回の清掃ですべての作業が終わらないこともあります。広さによっては複数回に分けて依頼する必要があるため、清掃が行き届く回数を業者と相談して決めましょう。

■約600平米の大規模オフィス清掃の相場

600平米の大規模オフィス清掃の相場は次のとおりです。

清掃の内容 年間の相場
日常清掃(8回~20回/月) 約2,880,000円~
床洗浄(2回/年) 約240,000円~
エアコン洗浄(1回/年) 約90,000円~
窓ガラス清掃(2回/年) 約100,000円~

月に8~20回の日常清掃、年に2回の床洗浄と窓ガラス清掃、年に1回のエアコン洗浄を行う場合、その合計費用は約3,310,000円〜が目安です。

 

600平米の大規模オフィスでは、清掃にかかる費用がかなり高額になる傾向があります。広いスペースゆえに、日常および定期清掃のコストが増加するため、費用の増加は避けられません。

 

特に窓ガラスの定期清掃は単価が高くなりやすく、多くの費用がかかることが予想されます。

オフィス清掃の費用を左右するポイント

オフィス清掃にかかる費用は清掃の頻度やオフィスの規模、作業スタッフの人数と作業時間、さらにオフィス内の汚れ具合によって左右されます。それぞれポイント別に詳しく紹介します。

■清掃の頻度

オフィス清掃の費用は、清掃の頻度に応じて大きく変動します。

たとえば、週に1回の清掃だと月額約15,000円〜ですが、清掃頻度を週3回に増やすと、月額約35,000円〜に増加します。

また、定期清掃も同様で、依頼する回数が増えるほど費用もそれに応じて増大します。

■オフィスの規模

オフィスの規模(広さ)によって、作業量は大きく変わるので、清掃費用も変動します。

大規模なオフィスでは人の出入りも多くなり、オフィスが早く汚れる傾向に。その分頻繁にオフィス清掃が必要となり、費用も増大します。

■作業スタッフの人数と作業時間

清掃作業に必要なスタッフの人数と時間も費用に影響します。

 

特に日常清掃では、以下のように算出するケースが多いようです。

費用=スタッフ1人あたりの単価×清掃時間×作業日数

 

スキルの高いスタッフが在籍している業者に依頼することで、同じ予算でも短時間で清掃業務を終わらせられます。

■オフィス内の汚れ具合

オフィス内の汚れ具合も清掃の費用に影響する要素の一つです。

たとえば、カーペットは通常の清掃に加えて、染み抜きクリーニングの追加費用が必要になるケースもあります。

 

外壁洗浄なども、広範囲に広がる濃い汚れがある場合は特別な高圧洗浄機を使う必要が出てきます。それに伴い費用も高額になったり、数日にわたって清掃が必要になったりするケースも。

オフィス清掃の費用を抑える方法

オフィス清掃の費用を抑えるには、外部に委託する掃除の時間や回数を制限することが有効です。簡単な清掃は従業員で分担して行えば、外部業者への依頼を最小限にできるため、費用を抑えられます。

 

例えば、机の拭き掃除やゴミ捨てなどは比較的簡単な作業のため、各自が自分のスペースをきれいに保つようにすると良いでしょう。業者に依頼するオフィス清掃の費用を抑えるためには、毎日こまめに清掃を行い、汚れがひどくなるのを防ぐことが大切です。

 

 

毎日のオフィス清掃を効率化するには清掃ロボットの導入も

清掃の外部委託をできるだけ減らしたいからといって、従業員の掃除の手間が増えると本末転倒です。従業員の毎日のオフィス清掃は、できるだけ効率化することが大切。オフィス掃除効率化のためには、清掃ロボットを導入するのも一つの手段です。

 

清掃ロボットの導入は初期費用はかかるものの、人手が必要だった清掃作業の一部を完全に自動化でき、永続的にかかるランニングコストを削減できます。ここからはアイリスオーヤマの清掃ロボットを紹介します。

 

Whiz i アイリスエディション

Whiz i アイリスエディションは、法人向けの自律型DX清掃ロボットです。AI機能によりオフィス内の構造や人通りを感知し、自動的に清掃を行います。定めた時間に自動清掃が行われるため、毎日の清掃業務を効率的に管理可能です。最大で約3.6時間の長時間運転が可能で、約1,800平方メートルをカバーできます。実際に「 Whiz i アイリスエディション」を導入したことで、年間80万円の清掃費のコストカットに成功した企業も

 

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清掃ロボット(業務用ロボット掃除機) Whiz i IRIS EDITION|アイリスオーヤマ
Whiz i(ウィズアイ)アイリスエディションは自律型の法人向けDX清掃ロボットです。掃除ロボットが全面床掃除で細菌やウイルスを徹底除去、確かな性能による吸塵・吸引力で空気中の浮遊菌も...

Scrubber 50 Pro アイリスエディション

Phantas アイリスエディションは、2つの方式に対応したAI搭載の床掃除ロボットです。床の材質に合わせて、吸引・拭き・水洗浄・モップの4つのモードを選ぶことが可能。搭載されたAIが自分でマップを作製し、複数のセンサーで周りの環境をリアルタイムに把握し、障害物を回避しながら自動走行が可能です。高精度センサーとサイドブラシで、障害物のキワまできれいにしてくれます。

 

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【法人様向け】業務用全自動床洗浄ロボット Scrubber 50 Pro | 製品情報 | ロボティクス事業部 | アイリスオーヤマ
省力化清掃・効率化清掃を実現する業務用全自動床洗浄ロボット Scrubber 50 Pro(スクラバー フィフティ プロ)」をご紹介。床洗浄、床磨き、拭き掃除の3つを全自動で行い、人物...

 

オフィス清掃の相場を知り、効率的にキレイを保とう

オフィス清掃にかかる費用は、清掃頻度や対象箇所、広さなどに応じて変動します。たとえば、100平米から600平米の広さなら約790,000円〜約3,310,000円が相場です。

 

清掃費用を節約したい場合は、社内の従業員で簡単な清掃を分担したり、清掃ロボットを導入したりするのがおすすめ。

 

長期的に人件費を削減できる清掃ロボットの導入も検討してみてはいかがでしょうか。

 

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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。