外釜と内釜の2重構造で内部を真空状態にした釜に
作動液を閉じ込めることにより、
加熱の際に
作動液が蒸気に変化して一瞬で釜全体に広がります。
これにより瞬時に釜全体を均一に加熱し、お米を
おどらせずに傷つけることなく優しく炊き上げます。
ヒートパイプ釜と従来の釜の熱伝導比較
釜の熱伝導比較をお湯の沸騰で検証
【瞬熱真空釜】
釜全体が均一に発熱するため、
細かい気泡が全体的に発生する
【従来の釜】
釜の下部が高温、上部が低温になるため、
下部から大きい気泡が発生する
ヒートパイプ
超高速・均一な熱移動技術。加熱された作動液が
蒸気となって瞬時に移動し、熱を伝えます。
真空状態のパイプの中に作動液が注入されており、
加熱すると作動液が蒸発し気体になり、
瞬時に移動して熱エネルギーを運びます。
気化した作動液は温度の低い凝縮部で液体に戻りますが、
この時に熱を吐き出し、液体に戻った作動液は
蒸発部に戻り循環します。
この動作が繰り返され熱を瞬間的に伝えます。
このヒートパイプ技術はNASA人工衛星や
スマホ等にも採用されています。
当社LED照明のヒートパイプ技術を炊飯器に応用
当社はLED照明の分野でこの熱伝導技術
「ヒートパイプテクノロジー」を採用してきました。
今回、この技術を炊飯器の内釜に採用し、
2重構造の真空釜を開発しました。
ダウンライト
高天井照明
スポーツ照明
瞬熱真空釜、通常釜、かまどの熱伝導検証。
通常釜は底面から徐々に温まるのに対し、
かまどは外側から全体を熱してゆきます。
瞬熱真空釜はかまど炊飯同様に外側から
全体を加熱することを実現しました。