巡回清掃とはオフィス清掃の種類のひとつで、あらかじめ決められた頻度で施設内の清掃をすることです。コストを抑えながら効率的に清掃できる点が魅力である一方、懸念点もあります。そこで本記事では、巡回清掃の概要を押さえるとともに、導入した場合のメリットやデメリットについても解説します。

巡回清掃とは
巡回清掃とは、清掃業者があらかじめ決められたスケジュールで建物を清掃することです。ここでは、清掃頻度や主な作業内容を解説します。
決められた頻度で定期的に清掃すること
巡回清掃は、清掃業者の専門スタッフが建物を定期的に巡回して清掃を行います。清掃の頻度は毎日ではなく、週1~2回が目安です。清掃を依頼する際、場所と頻度を指定します。
主な作業内容
作業内容に特に決まりはありません。依頼者の希望内容に沿って、スタッフが清掃します。基本的には、拭き掃除から掃き掃除などの日常的な清掃がほとんど。具体的な内容は、以下のような共用部分の美観やゴミ捨て場の清潔さの維持などが挙げられます。
<主な作業内容>
- エントランス掃除
- エレベーター掃除
- 床の拭き掃除
- ゴミ捨て場の片付け
- トイレ掃除
- 植木の手入れ など
巡回清掃と日常清掃・定期清掃との違い
オフィス清掃には、巡回清掃の他に日常清掃と定期清掃があります。それぞれの違いを見ていきましょう。
日常清掃
日常清掃とは、日常的な汚れを落とすために行われる清掃のことで、巡回清掃とは違い清掃の頻度が高い点が特徴です。頻繁に使用される場所や汚れやすい場所を中心に、毎日もしくは週に数回清掃します。
<主な作業内容>
- トイレ掃除
- 給湯室の掃除
- 床の掃除機・モップがけ
- オフィス家具の拭き掃除や除菌 など
定期清掃
日常清掃や巡回清掃でカバーできない部分を清掃するのが定期清掃です。頻度は2〜3ヵ月に一度。作業内容によっては、オフィスフロアにある什器や家具などを移動させる必要があります。また音が出るため、夜間や休日の日中といった、オフィスの営業時間外に清掃をすることがほとんどです。
<主な作業内容>
- カーペットのクリーニング
- 床のワックス
- エアコン洗浄 など
巡回清掃のメリット
建物に巡回清掃を取り入れることで、さまざまなメリットを得られます。働く環境が整備されたり清掃にかかる負担が抑えられたり、従業員にとって嬉しいこともあるでしょう。
従業員の満足度アップにつながる
日常清掃でカバーし切れないところに巡回清掃を取り入れれば、建物のすみずみまできれいにできます。また、あらかじめ決められたスケジュールで清掃を行うため、長期にわたって清潔感をキープでき、従業員の満足度アップにもつながるでしょう。
設備の不具合を防止できる
毎日の清掃が必要ない場所でも、長期間清掃しないと設備に不具合が生じることも。巡回清掃を取り入れれば、設備の状態が悪化する前に清掃できるので、不具合の防止はもちろん、設備をより長持ちさせることにもつながります。
清掃にかかるコストや時間を抑えられる
日常清掃に比べて、清掃頻度が少なく清掃範囲が小さいため、清掃にかかるコストを抑えられるのも魅力です。負担の少ない清掃は自社で、負担が大きい清掃は専門業者に依頼して巡回清掃してもらうなど分担させることで、清掃にかかる時間が抑えられ業務効率が上がります。
巡回清掃のデメリット
巡回清掃にはさまざまなメリットがある一方で、いくつかデメリットもあります。導入を検討する前に、デメリットも把握しておきましょう。
次の清掃の前に汚れてしまう場合がある
巡回清掃の場合、次の清掃まで日にちが空いてしまうため、その間に汚れてしまうことも。清潔さを保ちたければ、自社で清掃を行うか、追加で清掃を依頼する必要があります。次の清掃のタイミングまで汚れをそのままにしていると、美観を損なったり不衛生な環境になったりして、従業員の満足度ダウンにつながりかねません。
追加のコストが必要になることがある
あらかじめ決められた清掃以外にイレギュラーケースが発生した場合、追加清掃として別料金がかかる場合があります。
巡回清掃にも日常清掃にも活用可能!アイリスオーヤマの清掃ロボット
清掃コストの削減を検討するなら、アイリスオーヤマの清掃ロボットの導入を検討してみてはいかがでしょうか。巡回清掃はもちろん、日常清掃にもおすすめです。
実は清掃ロボットの導入直後は問題なく使えても、使用する場所のレイアウト変更があるとルートを再設定する作業が発生します。多くの清掃ロボットはルートをプログラミングする必要がありますが、アイリスオーヤマの清掃ロボットは簡単にルート変更が可能なためメンテナンスに手間がかかりません。
Whiz i アイリスエディション
Whiz i アイリスエディションは簡単な操作性が魅力の清掃ロボット。ルート登録後、ボタン1つでルートを自動走行します。ルート走行中に障害物や動作を検知した場合は、回避・一時停止・待機と、環境をすばやく察知した動きをする点も魅力です。
施設内を均一に掃除でき、人よりもムラの無い清掃を実現します。さらに清掃時間の短縮が叶うので、業務の効率化や生産性のアップにもつながるでしょう。清掃コストは最大77%削減※できます。
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※1,800㎡での清掃を想定した比較。日本ビル新聞社『ビルメンテナンスの積算&見積』カーペットの作業能率」を参照し当社にて試算。
Scrubber 50 Pro
大きな施設の清掃に適しているのが、Scrubber 50 Proです。最大で4,000㎡もの広さの清掃が可能です。
最初は専門スタッフによる設定が必要ですが、その後は2つの操作で稼働するため、操作が簡単。さまざまな床材に対応しているのも特徴です。床材に合わせて、パッドやブラシ、毛の硬さ、洗浄の強さを選択できるため、最適な清掃コンディションが叶います。
アフターフォローも充実しており、部品を交換したい場合は翌日に届く他、定期的なメンテナンスも行ってくれるので安心です。
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Phantas
吸引・掃き掃除・水洗浄・モップといった、4つの掃除モードが搭載されている清掃ロボット。床の素材に適した方法で、すみずみまできれいにできるのも特徴です。
コンパクト設計により、テーブルの下などの狭いところもスムーズに動ける他、サイドブラシによって、清掃しにくい部屋の隅部分もしっかり清掃できます。高精度センサーが搭載されているため、障害物ギリギリまで接近して清掃でき、漏れがほとんどありません。
マップの生成はロボット自身が行い、さらに自分の位置を確認しながらマップを更新していくため、環境を正しく把握した上で走行します。付属の充電ステーションを活用することで、充電時に人が介入する手間を省けるでしょう。
<「Phantas アイリスエディション」の詳細はこちら>

巡回清掃とは何かを知り、快適なオフィス環境を整えよう
巡回清掃は適度な頻度で清掃することで、費用を抑えながらもオフィスをきれいに保てるのが魅力です。一方、次の清掃まで少し期間が開くことから、場合によっては汚れが溜まってしまうことも懸念されます。導入する際は、メリット・デメリットの両方をしっかり把握しておくことが大切です。
清掃ロボットを使った巡回清掃や日常清掃を検討して、オフィス環境の快適性を高めてはいかがでしょうか。
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