電子黒板の価格相場【教育現場向け】│後悔しない選び方のポイントを解説

更新日:2026年01月26日
電子黒板を使う女性
コラム

電子黒板を導入する際にまず検討したいのが「価格」です。ディスプレイの種類や搭載機能によって価格は大きく変動するため、導入前に相場や選定のポイントを把握しておくことが重要です。本記事では、電子黒板の価格相場や価格を左右する要素、導入メリット・デメリット、選び方のポイントをわかりやすく解説します。

 

電子黒板とは?

 

電子黒板を使う学生

 

電子黒板は電子ホワイトボード、インタラクティブホワイトボードなどと呼ばれる表示装置です。大型ディスプレイにタッチペンや指で書き込みができ、画像や映像資料の投影、保存も簡単にできるのが特徴です。

 

近年、特に学校教育の現場で導入が進んでいることでも知られています。学生が自分のタブレット端末から電子黒板に情報を送信して授業で共有・発表できることから、教室でのコミュニケーション活性、学習の質向上につながると期待されています。

 

電子黒板とは?機能やメリット・種類・選び方までを徹底解説
電子黒板は、教育現場やオフィスでの業務効率化やコミュニケーション向上に欠かせないデジタルツールとして注目されています。その多機能性から従来の黒板やホワイトボードを大きく進化させ、授業や...

 

電子黒板の価格相場はどれくらい?

白い画面の電子黒板

電子黒板の価格はディスプレイのサイズや機能、ブランドによって変わります。低価格のエントリーモデルは10万円前後から購入でき、高価格帯のハイエンドモデルでは100万円を超えるものもあります。

電子黒板の価格を決める要素

両サイドにメニューがある電子黒板

 

ディスプレイのサイズや機能など、電子黒板の価格を決める主な要素は以下の通りです。

表示方式

電子黒板の表示形式は、大きく分けてディスプレイ型とプロジェクター型の2種類があります。ディスプレイ型は大型液晶や有機ELを採用し、明るい環境でも鮮明に表示可能です。プロジェクター型はスクリーンや壁に投影して操作するタイプで、広い教室や体育館などでの利用が中心です。価格はプロジェクター型のほうが手頃で、5万円前後で購入できるものもあります。

ディスプレイの種類とサイズ

ディスプレイのサイズが大きくなるほど価格が高くなり、40インチ以下の小型モデルから、85インチを超える大型までさまざまです。液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなど、ディスプレイの種類によっても価格が変わります。

機能性

先述の通り、電子黒板にはさまざまな機能が搭載されています。機能性が高いほど価格も上がります。用途に適した機能を見極めて選びましょう。

 

ブランド

メーカー、ブランドも価格を大きく左右する要素です。国内メーカーは安心感やサポートの手厚さが特徴で、やや高めの傾向です。海外ブランドは比較的安価で性能も良いモデルがある場合もあります。またメーカーによって保証やサポートの内容も変わってきます。必ずアフターフォローについても確認しましょう。

 

教育現場における電子黒板のメリット

電子黒板を使った授業の様子

 

電子黒板は従来の黒板と比べ、授業の視覚化や資料の共有など、教育現場に多くの恩恵を与えるものです。授業の理解を深めたり、教材準備の効率化を図れたりするため、教員と生徒の双方にとって学習体験の向上につながるでしょう。

授業の視覚化で理解促進につながる

図や写真、動画を大画面で表示でき、抽象的な内容もわかりやすくなります。生徒が視覚的に情報を捉えやすく、理解スピードの向上が期待できます。実験や現場の映像など、教室だけでは再現しにくい内容も体感的に学べるでしょう。書き込みやマーキングをしながら説明できるため、重要なポイントを整理しやすくなるのもメリットです。

教材の共有や再利用がしやすい

作成した資料を保存・再利用できるので、授業準備の効率がアップします。複数のクラスや学年で同じ教材をすぐに共有でき、過去の授業資料を参照しながら授業を組み立てられます。

双方向の授業を実現できる

生徒のタブレットと接続すれば、電子黒板上で教員と生徒が共同作業可能です。リアルタイムで情報や意見を交わしながら授業を進めることで、生徒一人ひとりが発信する機会が増えます。これにより、より深い理解やアイデアの創出、学習への集中力向上なども期待できるでしょう。

データの管理がしやすい

黒板の内容をデータとして保存できるため、整理や検索がしやすいのもメリットです。授業を休んだ生徒も、ノートを借りたりプリントを待ったりする必要がなくなります。さらに保存したデータは再利用や授業の振り返りにも活用でき、効率的な学習環境をサポート可能です。

消耗品の使用を大幅に減らせる

チョークや紙などの消耗品にかかる費用を大幅に削減できます。プリントの印刷枚数を減らせるため、学校全体のコスト削減も期待できます。廃棄物が減ることで、環境負荷の軽減にも貢献できるでしょう。デジタル教材と連携すれば、さらに紙の使用量が減り授業効率も向上します。

教育現場における電子黒板のデメリット

目の疲れを感じる女子生徒

 

メリットの多い電子黒板ですが、導入にあたっては費用や設備管理、操作習熟といった課題も存在します。円滑な活用のために、事前に把握しておきましょう。

導入コストがかかる

本体価格はもちろん、設置工事や保守費用などにもコストがかかります。学校全体で複数台導入する場合、予算への影響が大きくなります。

操作に慣れるまで時間がかかる

教員も生徒も、電子黒板の操作方法に慣れる必要があります。特に教員はトレーニングや研修を通じて、機能やツールの使い方、またトラブルが起きた際の対応方法を学ぶことが重要です。これにより授業がスムーズに進み、生徒にも安心感を与えられます。

 

目に負担がかかりやすい

電子黒板を長時間使用すると、目の疲れや視力への負担がかかる場合があります。画面の明るさやコントラストを調整することが大切です。教員は授業中にこまめに休憩や視線移動を促すことで、負担を軽減できます。連続使用を避け、投影時間を分けたり紙教材と併用したりする工夫も有効です。高輝度対応やブルーライトカット機能付きの電子黒板を選ぶと、さらに負担を減らせます。

修理費用がかかる

大型機器のため、修理や交換には時間と費用がかかることがあります。部品の取り寄せや専門業者による対応が必要になる場合もあるでしょう。修理中は授業で電子黒板を使用できず、授業計画に影響が出る可能性もあります。そのため保守契約や延長保証を活用し、万一の出費や対応の負担を軽減することが必要です。

電子黒板の選び方

電子黒板を操作する様子

 

学習塾や学校の授業で電子黒板を活用するには、教室の広さや生徒数に合ったサイズ、使いやすい操作性、万全のサポート体制などを考慮して選ぶことが重要です。

ディスプレイの種類とサイズ

教室の広さや生徒数に合わせて、設置スペースに適したサイズを選びましょう。一番後ろの席からでも見やすいかを目安にしてください。参考までに、多くの学校現場で使われているサイズは65インチです。

直感的な操作ができること

直感的に操作できるかは、電子黒板を選ぶうえで重要なポイントです。接続や操作手順が煩雑でないかを、実際に触れて確かめましょう。またPCやタブレット、スマートフォンなど、既存のデバイスとスムーズに接続できるかも確認しておきましょう。

 

また用途に合わせた機能性を重視することも重要です。例えばホワイトボード機能を重視するなら、書き込み感度の良さやマルチタッチ対応かをチェック。Web会議で活用するなら、カメラの画質やマイクの音質を重視し、複数拠点での利用なら相互書き込み機能がある製品を選ぶなど、用途に合った機能が搭載されたモデルを選びましょう。

長時間使用しても目に負担がかかりにくい設計

授業が続いても生徒や教員の目に過度な負担がかからないかを確認しましょう。明るさ調整機能があれば、教室の環境に合わせて目の疲れを軽減できます。またブルーライトカット機能の有無もチェックし、長時間使用しても疲れにくいモデルを選ぶことが大切です。さらに反射防止コーティングやマット仕様の画面であれば、映り込みが少なく、どの席からでも見やすくなります。

コストと導入後の運用

電子黒板を導入する際は、本体価格だけでなく、設置や保守にかかる費用、必要な消耗品のコストも含めて検討することが重要です。長期的な運用を想定し、費用対効果をしっかりと見極めましょう。さらに電子黒板の導入に活用できる補助金の有無も確認しておくと、導入コストの負担を軽減できます。

 

電子黒板の導入に活用できる補助金一覧!ICT化で教育現場・オフィスを円滑に
教育現場やオフィスのICT化が進む一方で、導入コストの高さが課題となっています。負担を抑えながら電子黒板などのICT機器を導入するには、補助金制度の活用が効果的です。この記事では、電子...

 

アイリスオーヤマの教育施設向け電子黒板

教育施設向け電子黒板

 

アイリスオーヤマの電子黒板は、授業の質とICT環境の向上を同時に叶える多機能型モデルです。Googleモバイルサービスを標準搭載し、アプリの活用もスムーズに行えます。PCやタブレットともワイヤレス接続できるため、資料共有や双方向の授業展開も簡単です。

 

48MPの高解像度カメラと8基のマイクを備え、遠隔授業にも対応可能な点、手書き文字の自動テキスト変換や同時書き込み、2画面表示、端末の一括管理といった、教育現場に必要な機能がしっかり備わっているため、教育場面でも広く活用できます。

 

<教育施設向け電子黒板の詳細はこちら>

電子黒板 | アイリスオーヤマ
好奇心と創造力を育み、学びの場を活性化させる教育施設向けの電子黒板。シンプルで使いやすいデザインと豊富な機能が特徴です。パソコンとの接続・連携により板書や教材準備にかかる時間を削減でき...

電子黒板は価格以外の要素も重視して選ぼう

授業を聞く生徒達

電子黒板は従来の黒板にはない多彩な機能を備え、学校や教室での授業をより効率的にする画期的なツールです。一方で価格の幅が大きく、導入や運用にかかるコストや修理費用も考慮が必要です。選ぶ際は操作性やサポート体制を確認し、授業の目的に合った機能を重視することが重要です。電子黒板を活用し、充実した学習環境を実現しましょう。

 

※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。

※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。