当社は、シーリングライトなどの照明器具に工事不要でそのまま設置できる、丸形蛍光灯代替のLEDランプ「丸形LEDランプ」を一新し、2017年10月10日より発売します。全国の家電量販店、ホームセンターなどを中心に発売し、初年度150万本の販売を目指します。

2016年3月に発売した「丸形LEDランプ」は、安定器を介さずに天井からの配線をLEDランプに接続し、既存の丸形蛍光灯と簡単かつ安全に交換できる※1LEDランプです。従来、シーリングライトやペンダントライトなどのランプをLED化する場合、これら照明器具内蔵の安定器の蛍光灯向けに電圧を調整する機能により、LEDランプが不具合を起こす可能性があり、工事が必要な場合がありました。

今回、新たに発売する「丸形LEDランプ」は、これまでの特長は維持しつつ、さらに幅広い照明器具に対応することができ、より蛍光灯に近い感覚で使用できます。「丸形LEDランプ」1本で蛍光灯2本分の明るさを実現すると同時に、一般的な蛍光灯と比べて約53％の消費電力を削減できます。 丸形蛍光灯の30形＋40形を使用する照明器具の場合、年間で約1,970円の電気代を節約ができ※2、約1年で初期費用を回収できます。また、付属の「スリム管取付パーツ」を使用することにより、従来の丸形蛍光灯（FCL）に加えて丸形スリム蛍光灯（FHC）にも取り付けられます。さらに、より安全に取り付けできるよう、照明器具別にシーリングライト用とペンダントライト用の2種類を品 揃えすることで、誤使用の防止を図ります。なお、従来の「丸形LEDランプ」は表面のみの発光でしたが、新モデルは天井も照らす広配光で、ペンダントライトに取り付けた際も天面を綺麗に照らせます。

当社は今後も更なる省エネ性能の向上と利便性の高いLED照明を開発することにより、低炭素化社会の実現に貢献していきます。