消費者志向自主宣言
- 2017年1月16日
- アイリスオーヤマ株式会社 大山 健太郎
当社は、消費者と企業が一体となった「消費者志向経営」を推進するにあたり、「消費者志向宣言」を実施いたします。
Ⅰ.理念
- 企業理念
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- 会社の目的は永遠に存続すること。いかなる時代環境に於いても利益の出せる仕組みを確立すること。
- 健全な成長を続けることにより社会貢献し、利益の還元と循環を図る。
- 働く社員にとって良い会社を目指し、会社が良くなると社員が良くなり、社員が良くなると会社が良くなる仕組みづくり。
- 顧客の創造なくして企業の発展はない。生活提案型企業として市場を創造する。
- 常に高い志を持ち、常に未完成であることを認識し、革新成長する生命力に満ちた組織体をつくる。
- 消費者志向経営への展開
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- 生活提案型企業として、常にユーザーイン目線で消費者の立場に立ち、安全・安心で満足いただける商品とサービスの提供を行うことにより社会に貢献します。
- お客様の声を企業活動に活かし、顧客の創造と市場を創造することにより、健全な成長を続け、継続的に利益の還元と循環を図ります。
- お客様からのお申し出に対し、スピード感をもって適切に応対出来る社会の要請に応じた体制づくりに継続的に取り組みます。
- お客様に分かりやすく満足いただける商品情報の提供と応対品質向上のため、企業の革新成長に同期して応対者教育を行います。
Ⅱ.取組方針
- 1.経営トップのコミットメント
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- ・消費者、顧客の利益を第一に考え、従業員と共有することによりお客様に安心、安全で適正品質の製品、サービス、情報を提供し、その維持、向上に努めます。
- ・毎週開催されるプレゼンテーション会議において、商品に対するご意見、ご要望、ご不満点を共有し、商品開発と商品改善に消費者の声をスピーディーに反映します。
- 2.コーポレートガバナンスの確保
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- ・コミュニケーションセンターが中心となり、お客様の声を吸い上げ社内共有することにより、全社に消費者志向経営を徹底します。
- ・全社リスク委員会が把握したリスクを適宜経営層へ報告することにより、迅速に的確な対策、対応を図り、リスクの拡大を防ぎます。
- ・コミュニケーションセンターが受付けた相談内容や社内ICジャーナルの消費者問題に関わる内容を集約し、プレゼンテーション会議等において経営層、幹部及び関係者と議論、検討を行い、是正方針を決め全社員に徹底します。
- 3.従業員の積極的活動
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- ・全社リスク委員会で得た消費者志向経営に関わる情報を全社で共有し、全社的に消費者志向経営に取り組みます。
- ・コミュニケーションセンターがお客様の声を吸い上げ、全社で共有することにより従業員の消費者志向の意識を高め、お客様視点での活動を推進します。
- ・従業員の集合教育、通信教育を活用して、消費者志向経営の意義と実践に必要な知識を学習する機会を提供します。
- 4.事業関連部門と品質管理、コミュニケーションセンターとの有機的な連携
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- ・コミュニケーションセンター含む品質管理部が主体となる製品リスク委員会が中心となり、リスク及びヒヤリハット情報の共有と危機管理を行い、経営層、関係部門へ適宜報告と問題発生時の緊急対応と再発防止対策を行います。
- 5.消費者への情報提供の充実・双方向の情報交換
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- ・お客様からのお申し出、ご要望に専門相談員がわかり易く説明、対応すると共に、消費者にわかり易く役立つ情報をホームページに掲載し提供します。
- 6.消費者・社会の要望を踏まえた改善・開発
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- ・お客様からのご意見、ご要望を取り入れ、商品の開発、サービスの向上に活かし、お客様の快適な生活に貢献します。
- ・関係部署が参画したデザインレビューを行い、生活提案型企業として消費者、社会のニーズを踏まえた「ユーザーイン」の開発に取り組みます。
- ・CO2の環境負荷削減を目指した商品開発を進めます。