マスクのお手入れ
不織布製マスクとガーゼ製布マスクの違い
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不織布製のマスクは、フィルターが何層にもなっており、ウイルスや花粉などの飛沫の侵入を防ぎます。
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▲一般的な不織布マスクの場合
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ガーゼ製布マスクは、柔らかな付け心地で洗って繰り返し使用可能です。ガーゼを何枚も重ねて縫製してはいるものの、ガーゼにはフィルターの機能がなく、目が粗いため、細菌やウイルスを防ぐには不十分と考えられます。
不織布製プリーツマスク/立体マスクのお手入れ方法
基本的には使い捨てで、メーカーとして再利用は推奨できかねます。マスクを洗わずに使い続けると、衛生面への懸念と中間フィルター層の性能が落ちる可能性があるためです。
マスクの中間フィルター層は物理衝撃に弱いので、洗いかたによってフィルター性能が落ちます。また、静電気でウイルス捕集しているので、水洗いしてしまうと静電気の効果がなくなり、マスクとしての性能は確実に落ちます。
除菌液を使っての再利用は、中のフィルターに影響しない程度で表面の除菌であれば使用可能ですが、推奨はできかねます。
ガーゼ製布マスクのお手入れ方法
洗濯で縮んでも品質には影響ありません。1日1回洗濯することをおすすめします。ただし汚れたらその都度洗いましょう!
※当社では布マスクは販売しておりません
(出典元:厚生労働省及び経済産業省)
用意するもの
- ・衣料用洗剤
- ・清潔なタオル
- ・大きめの桶
- ・台所用手袋
- ・洗濯バサミ
- (・塩素系漂白剤※)
- ※汚れが気になる方のみ。変色の可能性があるので、色物・柄物は注意
手順
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1.桶に衣料用洗剤を入れる(水2Lに対し、0.7gくらいが目安)
※商品に書かれている使用量を確認 -
2.洗剤を入れたら、そのままスプーンで水に溶かす
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3.洗剤の中にマスクを入れて10分待つ
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4.10分後に軽く押し洗いする(繊維を傷める可能性があるので、もみ洗いはしないこと)
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5.桶の洗剤を流す
※洗剤が飛び散らないようにゆっくり捨てる -
6.桶にためた水道水ですすぎ、水気をきる(優しく抑えるように)
汚れが気になる方は、塩素系漂白剤を使いましょう!
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1.台所用手袋をはめる
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2.桶に塩素系漂白剤を入れ(水1Lに対して15mlくらいが目安)マスクを10分浸す
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3.10分経ったら、桶の漂白剤を流す
※漂白剤が飛び散らないようにゆっくり捨てる -
4.桶に水道水をため、漂白剤をしっかり落ちるよう2回すすぐ
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5.桶から出し、タオルに挟んで優しくたたき水気を取る
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6.日陰で乾かす(乾燥機は使わない)