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国内トップレベルの部員を迎え、ボート部設立

今春よりボート部を設立し、国内トップレベルの2選手を迎えて活動を開始しました。
工場がある角田市が阿武隈川にボート場を整備する構想を立てており、「地元企業として協力したい」というのが創部の目的。アテネ五輪出場も視野に入れるチームの誕生は、県内の高校、大学選手にも刺激を与えそうです。
部員は、石巻市出身の須田貴浩(22)=石巻高―中大出=と、シドニー五輪代表の岩本亜希子(24)=長野・岡谷南高―早大―日体大大学院出=。U―23(22歳以下)日本代表コーチの阿部肇仙台大監督がコーチを務めます。
「地元を拠点に競技することで、県内の競技発展の役に立ちたい」と話す須田さんは、2年前のみやぎ国体ダブルスカルで優勝。昨年イタリアで行われたU―23世界選手権でクオドルプル5位に入り、世界選手権(8月、イタリア)出場を決めています。
長野県諏訪市出身の岩本さんはシドニー五輪でダブルスカル14位、昨年の釜山アジア大会はダブルスカルで銀メダルを獲得しました。「シドニー後は伸び悩んでいたので、ゼロからスタートするチームで環境を変えたかった。自分がこぐ姿を見せることで、ボートへの関心を高めたい」と語り、まずは今年の世界選手権代表入りを目指します。
角田市は昨年4月、「あぶくま川河川空間整備基本構想」を発表し、阿武隈川を活用したボートやカヌーの振興を検討しています。
具体的なボート場の整備時期は未定で、当面は名取市の貞山堀にある東北大の艇庫を借りて活動拠点にします。
ボート部の代表を務める恵美文雄社長室長は「県ボート協会から要請もあり、ボート振興を目指す角田市に選手の受け皿づくりで協力しようと考えた。
広告・宣伝効果を狙った企業スポーツチームとは違い、あくまでスポーツ振興による地域貢献が目的」と話しています。

(更新日:2003/04/16)