国内4工場でゼロエミッション達成
国内8工場のうち、埼玉工場、富士小山工場、米原工場、鳥栖工場の4工場でゼロエミッション(注1)を達成致しました。残り、4工場(北海道、角田、大河原、三田)につきましても、今秋達成に向けて活動しております。
当社では、従来より製品生産時に発生するプラスチックの成形不良品のリサイクルを行っておりましたが、02年6月より全工場における埋め立て、及び焼却による産業廃棄物の削減を目指し、各工場から排出される産業廃棄物の再資源用途、及び再資源化先の調査を開始致しました。毎月1回、製造部門の責任者である常務取締役大山繁生を長とし、全工場長、製造部門の各責任者を中心に、リサイクル状況の確認と今後の取り組みについて、打合せを行ってまいりました。
03年には産業廃棄物の分別について全社員へ周知徹底を図り、リサイクル可能な産業廃棄物の量を増やしてまいりました。04年には、産業廃棄物の分別項目の見直しを図ると共に、リサイクル可能な業者の開拓を行い、現在では、13種類((1)PPバンド(2)ストレッチフィルム(3)発泡スチロール(4)ビニール(5)木屑(6)金属(7)布(8)〜(12)紙類(新聞、雑誌、ダンボール、コピー用紙、その他の5種類に分別)(13)PET)に分別し、リサイクルに取り組んでおります。
当社におけるリサイクルは、(1)マテリアルリサイクル(当該排出物を同素材の原材料として利用)、(2)サーマルリサイクル(当該排出物を固形燃料化し、熱エネルギー資源として利用)の2通りに大別され、約6割はマテリアルリサイクルになります。
今秋には全工場ゼロエミッションを達成し、環境にやさしい企業を目指してまいります。
注1)当社では、工場から排出される産業廃棄物のリサイクル率(再資源化率)99%以上をゼロエミッションと定義しております。 |
(更新日:2006/07/14)