ロンドン五輪ボート日本代表 岩本亜希子選手のインタビュー
当社ボート部所属の女子軽量級ダブルスカル日本代表・岩本選手にロンドン五輪についてインタビューをしました。

- Q ロンドン五輪出場にあたっての感想
- A 「喜び」というよりも「気が引き締まる」思いの方が強いです。当初は補漕(補欠)でしたが3月に代表選手としての出場が決まりました※。
自分の果たすべき役割を全うしようという気持ちです。
※3月に代表選手としてアジア大陸予選への出場が決定。4月の同予選大会で一位通過し、ロンドン五輪の出場が確定しました。
- Q 出場決定までの道のり
- A 2011年11月の選考は全力を尽くしたものの2010年の悪かったシーズンを引きずってしまい補漕という結果に。しばらくして「オリンピックに出られない」「18年間のボート生活が終わろうとしている」と思ったらショックで、悔しく、悲しくなりました。
しかし、「自分のベストパフォーマンスを自分自身で見てみたい」と思い、改めて自分とボートに向き合ってトレーニングを再開しました。補漕選手としてベストを尽くそうとトレーニングをしていたので、代表選手に決まったときには体も良い状態に準備できていました。
- Q 4大会目にして変わったこと
- A 「自分ひとりで」という気持ちがなくなりました。ここまで来ることができたのも自分ひとりの力ではないし、ボートを漕ぐことも自分ひとりが速ければいいわけではないと。それは悩み苦しんだり、ボートに向き合ったあの3ヶ月間があったからこそだと思います。


■岩本選手の今後の予定■
7月15日まで | 戸田漕艇場(埼玉県)で合宿に参加 |
7月16日 | イギリスへ出発 |
7月28日〜8月4日 | オリンピックボート競技期間 |
8月7日〜21日 | 世界選手権出場(ブルガリア) |

(更新日:2012/07/10)