既設の器具本体をそのまま使用 器具の廃棄をなくし手軽にLEDリニューアル
「LED交換キット グリッド照明用」を新発売
当社は、既設の蛍光灯器具本体と反射板をそのまま使用することで、廃棄物を減らし低コストでLED照明へ交換できる「LED交換キット グリッド照明用」を2020年6月1日より発売します。
グリッド天井は600mmの格子状に組まれた下地に正方形パネルを並べたもので、間仕切りや照明などの施工や移設が容易で、スピーカーや感知器など他の設備機器と合わせて設置できるため施工性が高く、多くのオフィスビルで採用されています。一方、こうしたグリッド天井に設置している照明器具には多様な仕様とデザインがあるため、LED照明に交換するには既存の器具に合わせた特注の対応が必要です。また、他の設備機器を一度取り外し照明器具に入れ替える必要があるため、大幅な施工時間と費用がかかります。さらに、取り外した照明器具の廃棄にも費用がかかるため、初期費用の高さがLED照明への改修の妨げになるといった課題があります。
今回発売する「LED交換キット グリッド照明用」は、既設の蛍光灯器具本体を取り外さずに、既存の光源※1とソケットや端子台など老朽化した電気部材を入れ替えることでLED化できます。既設の蛍光灯器具本体と反射板のままLED化できるので、器具交換にかかる費用と作業時間を削減できます。また、器具のデザインは建築当初のデザインと設計をそのままにLED化が可能です。また、交換前の古い器具の廃棄が不要で、そのための費用や廃棄物を減らせます。さらに約146lm/W※2と発光効率が高く消費電力を約67%削減できるため年間の電気料金を約198万円削減※3できます。
当社は今後も幅広い使用環境に応える商品開発を行うことにより、LED照明の普及を拡大し、省 エネルギー社会の構築に貢献していきます。
- ※1:FPL55形/FHP45形
- ※2:2灯高照度タイプの場合
- ※3:当社調べ。150坪オフィスを仮定。
- FPL蛍光灯55形(500W×500本)とグリッド照明交換キット1灯高照度タイプ(18.0W×500本)との比較。
- 1日あたり14時間、年間稼働日数365日点灯した場合。
■ 商品特長
- 1. 既設の蛍光灯器具本体を活用し、手軽にLED照明へ改修可能
- 2. 高効率LEDランプにより高い省エネ性能を実現
- 3. 無線制御システム「LiCONEX(ライコネックス)」にも対応
1. 既設の蛍光灯器具本体を活用し、手軽にLED照明へ改修可能
既設の蛍光灯器具本体と反射板を使用したままLED化できるので、器具交換にかかる費用と作業時間を削減できます。また、交換前の古い器具の廃棄が不要で、そのための費用や廃棄物を減らせます。これまでLED照明への交換に掛かっていた初期費用を大幅に削減できるため、手軽にオフィス全体のLED化に取り組むことができます。
2. 高効率LEDランプにより高い省エネ性能を実現
LED交換キット グリッド照明用でLED化することにより、消費電力を約67%削減でき、年間の電気料金を約198万円削減※3できます。
- ※3:当社調べ。150坪オフィスを仮定。
- FPL蛍光灯55形(500W×500本)とグリッド照明交換キット1灯高照度タイプ(18.0W×500本)との比較。
- 1日あたり14時間、年間稼働日数365日点灯した場合。
3. 無線制御システム「LiCONEX(ライコネックス)」にも対応
当社独自開発の無線制御システム「LiCONEX」にも対応しているため、タブレットやスマートフォンなどから無線通信で照明を操作でき、照明一台ごと、エリアごとの照明制御により不必要な点灯を制御することでさらなる省エネ効果を実現できます。
■ 商品仕様
商品名 | LED交換キット グリッド照明用 【商品構成】専用電源装置、専用ソケット、専用端子台、LEDランプ |
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灯数 | 1灯 | 2灯 | ||
画像 | ||||
タイプ | 高照度タイプ | 低照度タイプ | 高照度タイプ | 低照度タイプ |
調光 | 無線制御システム「LiCONEX」 / PWM調光 / 調光非対応 | |||
色温度 | 5,000K / 4,000K | |||
光源光束 | 2,600lm | 1,700lm | 5,200lm | 3,400lm |
定格消費電力(100V/200V) | 18.5W / 18.0W | 12.8W / 12.8W | 36.5W / 35.5W | 24.1W / 23.5W |
固定エネルギー消費効率 | 132.8lm/W | 144.4lm/W | 146.4lm/W | 144.6lm/W |
参考価格(税抜) | オープン価格 | |||
発売日 | 2020年6月1日 |
(更新日:2020年05月12日)