揺れる前に音声で地震を警告する家庭用防災用品『緊急地震速報機』を発売
当社は、FMラジオ局から放送される緊急地震速報※を大音量で知らせる『緊急地震速報機』を2009年8月21日(金)から全国のホームセンターやGMSなどで発売します。

現在、気象庁では、地震波(P波/初期微動)をキャッチし、震源や規模、想定される震度等を自動計算した上で震度5弱以上を予測した場合、地震による強い揺れ(S波/主要動)が始まる前に緊急地震速報(警報)として全国の放送局等に警報を配信しています。緊急地震速報はテレビやラジオ、インターネットなどを通じて流れていますが、テレビやラジオなどをつけていない時や就寝時には聞き逃してしまいます。当社ではこの点に着目し、ラジオからの緊急地震速報を自動的に受信し、警報を発する『緊急地震速報機』を開発しました。
今回発売する『緊急地震速報機』は、気象庁から地元FM局を通して放送される緊急地震速報を自動受信し、地震発生直前に音声で警告します。地震による強い揺れ(S波/主要動)が直撃するまでの数秒間で地震災害に対する自己防衛行動(家具・電化製品・窓から離れる、コンロの消火等)ができ、地震被害の軽減に役立ちます。
電源をON状態にするとFM放送を消音状態で受信します。緊急地震速報のチャイム音を感知すると自動で起動し、最大85dBの音量でスピーカーからラジオの緊急地震速報を流します。ラジオ放送からの緊急地震速報なので、契約料、月額使用料、管理費などのランニングコストは一切かかりません。
※・・・気象庁が地震直後の小さな揺れ(P波)をとらえて大きな揺れ(S波)の前に震度や震源などを予測して情報を発表するもの。
■商品特徴
緊急地震速報を自動キャッチして知らせる
FMラジオが緊急地震速報を放送する際、最初にチャイム音が鳴ります。その音を感知して自動で起動してラジオから流れる緊急地震速報を拡声してお知らせします。※
電源が常にONの状態なので聞き逃すことがない
電源をON状態にするだけで、FM局が放送する緊急地震速報を自動受信。音声情報なのでタイムラグも少なく、聞き逃しもありません。
最大85dBの大音量
地元FM局が放送する緊急地震速報を地下鉄の車内放送と同程度の最大85dBでお知らせします。作業中はもちろん、就寝中でも気が付く大音量です。
月額使用料金や管理費は無料
緊急地震速報は、FM放送を受信するだけなので使用料金などは一切かかりません。契約料、月額使用料、管理費は一切不要です。
電気代は月額約9円
待機時の消費電力は約0.8W。電気代にして1ヶ月約9円の経済性です。
シンプルなデザイン
リビング、キッチン、寝室等どんなお部屋にもマッチする手のひらサイズのシンプルなデザイン。
※震源地に近い場合や直下型地震は揺れがきてから緊急地震警報が流れる可能性があります。
■仕様
商品名 | 緊急地震速報機 |
規格 | EQA-001 |
サイズ | W16×D10.6×H3.8cm(アンテナケーブル含まず) |
受信チャネル | FM放送 |
FM受信バンド | 76〜90MHz |
緊急地震速報起動方式 | NHK式報知音と同一チャイム音を2連続受信 |
受信方式 | シンセサイザー受信方式 |
拡声器出力 | 可変 最大1.2W |
定格電力 | 3W |
待機消費電力 | 約0.8W(約8.6円/月) |
電源 | ACアダプター |
重量 | 約262g(ACアダプター重量70g含まず) |
価格 | オープン |
(更新日:2009/08/20)