当社は、保温性と耐食性に優れたステンレスフライパン「Style Chef」シリーズ、2種8商品を2016年9月1日より発売します。全国のホームセンターや通販業態などで販売し、初年度の販売目標は10万台です。

ステンレスのフライパンは、丈夫で錆びにくいという利点がある一方、素材の特性として熱の伝わりが遅く、フライパンが温まるまでに時間がかかるというという不満点があります。

今回、「Style Chef」シリーズとして発売するステンレスフライパンは、熱伝導性の高いアルミニウムを採用することで、熱の伝わりが遅いというステンレスの欠点を解消しています。ステンレスでアルミニウムを挟み込む3層底構造を採用することで、高い保温性を実現しています。フライパンに食材をのせた時に表面温度が下がりにくいため、「焼く」「炒める」調理に最適で、外側はパリッとした食感を維持しながら、内側はジューシーに仕上げることができます。また、余熱で調理できるため、電気代やガス代の節約にもつながります。

ステンレスの素材としては、厨房機器や建築部材にも使用される丈夫で耐食性の高いNSSC FW2※を採用しています。外観を重視したシルバーのノンコートと調理中の食材のこびりつきを防ぐ機能性を重視したセラミックコートの2種類で、一般家庭で良く使用される20cm、24cm、26cm、28cmの計8商品を発売します。家庭で手軽に使用できるよう、機能と値頃価格を両立しました。

当社は今後もユーザーインの商品開発で暮らしの不満を解決する製品開発を行い、快適生活の実現に貢献してきます。

※：新日鉄住金ステンレス株式会社が開発した、高耐食性と優れた加工性を有したステンレス素材です。

■商品特長

1．3層底構造による優れた保温性

熱伝導性の高いアルミニウムを使用することで、熱の伝わりが遅いという欠点を解決しました。ステンレスでアルミニウムを挟み込む3層底構造を採用することで、高い保温性を実現しています。フライパンに食材をのせた時に表面温度が下がりにくいため、「焼く」「炒める」調理に最適で、外側はパリッとした食感を維持しながら、中はジューシーに仕上げることができます。また、余熱で調理できるため、電気代やガス代の節約にもつながります。

3層底構造の断面イメージ

アルミのフライパンとの比較実験結果

＜試験条件＞
180度にフライパンを温めた後、スイッチを切りハンバーグを乗せる実験。10、30、60秒後にサーモグラフィーでフライパンの表面温度を測定。

「Style Chef」シリーズのステンレスフライパンの方が、熱ムラがなく保温性が高いことがわかります。