韓国での家電販売を本格化 IRIS KOREA CO.,LTD. 仁川工場 竣工
アイリスグループのIRIS KOREA CO.,LTD(本社:仁川広域市、社長:宋 淳坤)は、仁川広域市にて建設を進めておりました、家電製品の生産を主とする「仁川工場」が完成し、本日、竣工式を執り行いましたので、お知らせいたします。
韓国における国内でのインターネット通販の売上拡大を背景に、サーキュレーターなどの家電製品の販売が好調に推移しており、今後もさらなる成長を見込んでいます。最新の自動化設備を導入した本工場で家電製品の生産を強化し、韓国国内での家電事業の拡大を目指します。
本工場は物流センターとしての役割も兼ね備え、京畿道軍浦市の物流センターとの2拠点体制を確立することにより、販売先や配送先が韓国全域に広がるインターネット通販における物流体制の効率化を図ります。26,560パレットの収容能力を持つ自動倉庫では、中国・大連工場で生産したLED照明やクリーナー、炊飯器などを含む製品ラインアップを保有し、多様なニーズに対応できる供給体制を実現しています。
また、昨今の米中貿易摩擦に伴う中国の対米国輸出の追加関税を考慮し、一部家電製品については米国への輸出も視野に入れることで、グローバル展開におけるリスク分散を図ります。
【アイリスグループ 代表取締役会長 大山 健太郎より】
この度、仁川広域市に工場を建設できたことを非常に嬉しく思います。当社はこの数年で、生活用品メーカーから家電メーカーへと変わりました。これからは仁川工場で、収納用品だけでなく家電製品も内製化を図っていきます。私たちはこの韓国市場の中で、今後もEコマースを中心に積極的に展開し、韓国の生活者の皆様のお役に立てるよう、そして韓国経済の発展に寄与できるよう、邁進いたします。
■「仁川工場」概要
- 所在地
- :仁川広域市松島洞.215-1
- 敷地面積
- :27,619㎡
- 建物総面積
- :44,662㎡
- 自動倉庫
- :26,560パレット
- 総投資金額
- :約70億円(土地:約20億円、建物・設備:約50億円)
- 生産アイテム
- :家電製品(サーキュレーター、布団乾燥機、空気清浄機)、収納用品
- 販売計画
- :50億円(初年度)
■IRIS KOREA CO.,LTD概要
- 設立
- :1988年5月
- 代表者
- :会長:大山 晃弘、社長:宋 淳坤
- 拠点
- :仁川工場、物流センター
- 従業員人数
- :50名(2019年1月現在)
■沿革
- 1988年
- IRIS KOREA CO,.LTD 設立
- 2003年
- 物流センター 設立
∟中国大連工場で生産している木製家具や収納用品などの物流拠点 - 2017年
- 仁川工場新設に伴う了解覚書(MOU)締結
- 2019年
- 仁川工場竣工
(更新日:2019/03/22)