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政府からの要請に対応
国産マスクの生産能力を1億5千万枚/月に増強 マスク資材製造設備を新たに設備投資

当社は、政府からの要請に対応するため、6月稼働予定の宮城県角田工場のマスク生産能力を1億5千万枚/月に増強することを決定しました。

当社は、中国の大連工場と蘇州工場の2拠点の生産に加えて、日本国内の生産設備導入により、6千万枚/月という新たなマスク生産計画を既に発表しています。しかし、政府からの更なる要請を受けて、国内のマスク生産を一層強化する必要があると判断しました。そこで、政府の「国内投資促進事業費補助金」を活用することで、日本国内の設備投資をさらに拡大し、1億5千万枚/月の生産体制を新たに構築します。また、中国におけるマスクの重要資材である不織布(メルトブロー※1、スパンボンド※2)の価格高騰による影響も考慮し、同工場内に資材製造設備も新たに導入することで内製化率を高め、中国一国に依存する供給体制を見直します。今回の国内マスク生産設備増強により、中国2拠点の工場と合わせて日本国内に2億3千万枚/月を供給できる体制が実現します。

 ※1 中間層フィルター

 ※2 内側と外側の単層不織布

■ 角田工場 マスク生産概要

所在地
:宮城県角田市小坂上小坂1番
投資総額
:約30億円
生産能力
:1億5千万枚/月
生産アイテム
:不織布マスク
 マスク用不織布(メルトブロー、スパンボンド)
稼働時期
:2020年7月
新規雇用人数
:100名

■ 日本国内へのマスク供給体制

供給枚数
:2億3千万枚/月
 ・日本(角田工場)
  :1億5千万枚/月
 ・中国(大連工場、蘇州工場)
  :8千万枚/月

今後も日本国内におけるマスクの安定的な供給に貢献できるよう、行政や業界団体と連携を図りながら、必要な支援を行っていきます。

(更新日:2020年04月22日)