女子軽量級ダブルスカル 北京オリンピック代表 岩本亜希子選手の壮行会を開催
去る6月26日仙台市内にて、女子軽量級ダブルスカルの北京オリンピック代表に選ばれた岩本選手の壮行会が行われました。

代表取締役社長 大山健太郎より
日本の女性ボート選手でシドニー、アテネ、北京の3大会連続でオリンピック出場できたは、岩本選手が初めてです。毎日の練習の成果が実り、オリンピックの場で活躍できることを嬉しく思います。北京オリンピックではぜひ6位以内での入賞を期待しています。

岩本亜希子選手 決意表明
これまでのオリンピックを振り返るとシドニーは大学生の若さと勢いで出場し、アテネでは大学院生から社会人になって非常に変化の多い4年間を過ごしていたと思います。やっと社会人として落ち着いてみっちり練習ができ、北京オリンピックを迎えることが出来ました。
この4年間はアテネの頃に比べると練習量は1.5倍にふくらみ、最初は練習メニューを全てこなすことができずができませんでした。去年からようやくコーチから与えられた全てのメニューができるようになり、その年の世界選手権では、オリンピックの出場権は取れなかったもののやっと世界で戦えていることを実感できるようになりました。これまでボートにおいて、日本の女子はなかなか世界の場で戦うことができませんでしたが、周りの期待に応えられるようになってきたと感じています。
私は今誰よりも自分自身に期待をしており、遠足を待っている小学生の時のようにわくわくした気持ちでいます。たくさんの方から期待と応援をいただき、気力も身体も十分な状態です。これからは岩手県で1ヶ月間合宿を行い、あとはベストな状態で望むのみです。 みなさまの期待に応えられるように頑張ってきますので、応援よろしくお願いします。
■お祝いのメッセージ
- 宮城県ボート協会会長 柴田忠様
- 北京オリンピック出場おめでとうございます。北京に向けて積み重ねてきた練習の成果を全て出せるように、体調に気をつけてレースを頑張ってください。
- 仙台市市長 梅原克彦様
- 4月27日のアジア予選は、2位に24秒もの差をつけての優勝ととても素晴らしいレースでした。北京ではぜひ上位に入るように活躍を期待しています。
- 東北大学医学部付属病院 教授 黒川良望様
- ボート競技はドイツ、フィンランド、ギリシャなどヨーロッパ勢がとても強いのですが、日本が上位に入る要素は十分にあります。決勝で見れることを楽しみにしています。




(更新日:2008/07/08)