東日本大震災から11年 復興支援への想い
2011年3月11日に発生した東日本大震災から11年が経ちました。謹んで追悼の言葉を申し上げます。 この震災により多くの尊い命や日常生活が奪われ、人々の心や地域に未だ大きな傷を残していることは、哀惜の念に堪えないことであり、心から哀悼の意を表します。
今年は震災11年目ということで、10年を超えた初めての年でございます。私は、まだまだ震災を風化させてはならないという気持ちを非常に強く持っております。 改めて今後10年間、私たちに何ができるのか、ということから本日、私は震災遺構仙台市立荒浜小学校を訪問し、集まった方々とともに過ごしました。 そこで、11年間場を開き続けてきた主催団体の皆様や、故人を想う方、故郷を大切に思う皆様の想いに触れました。
被災地におきましては、この10年間で徐々に生活が戻ってきていると思います。 しかしながら沿岸部に関しては、いつかまた災害が発生する可能性がある地域ですから、震災のことをしっかりと記憶に留め、それを語り継いでいくことが非常に大事なことと考えております。
また、福島県におきましては、原発事故の状況は11年目となった現在も多くの課題が残されたままであり、まだまだ震災は終わっておらず、復興も終わっていません。 私たちは、むしろこれから福島県での事業等を通じて、永続的な復興支援を続けていかなければならないと思っております。
最後になりましたが、改めて東日本大震災により犠牲となられた方々の御冥福を心からお祈り申し上げますとともに、御遺族の皆様方にお悔やみを申し上げ、追悼の言葉といたします。
アイリスオーヤマ株式会社
代表取締役社長 大山晃弘
(更新日:2022年03月11日)