冷蔵庫の適切な大きさは？世帯人数別おすすめの容量とドアや機能の選び方
公開日：2023.12.08
最終更新日：2023.12.08
冷蔵庫の大きさの目安は、一般的に一人暮らしで150L前後と言われ、家族の人数や自炊の頻度などで適切な容量は変わってきます。また、一度購入すれば長く使うため、人数やライフスタイルに応じた冷蔵庫の選び方を知っておくのが重要です。世帯人数別のおすすめ容量の計算方法をはじめ、購入前に押さえておきたい機能や配置スペースについて紹介します。適切な大きさを知って、家庭にぴったりな冷蔵庫を選びましょう。
INDEX
- 冷蔵庫の適切な大きさの計算方法
- 世帯人数別｜おすすめの冷蔵庫の大きさ
- 1人｜150～200L（自炊しない場合は150L以下）
- 2人｜200～400L
- 3～4人｜400～500L
- 5人以上｜500L以上
- 大きさ以外の冷蔵庫を選ぶポイント
- ドアの開き方で選ぶ
- 省エネ性能で選ぶ
- 機能で選ぶ
- 野菜室や冷凍室の位置／容量で選ぶ
- 搬入経路や設置スペースを確認してから選ぶ
- 世帯人数別｜アイリスオーヤマのおすすめ冷蔵庫
- 【1人】冷凍冷蔵庫 2ドア 133L／IRSD-13A
- 【2人】カメラ付き冷凍冷蔵庫 296L／IRSN-IC30A
- 【3～4人】大型冷蔵庫 453L／IRGN-45A
- 【5人以上】カメラ付き大型冷蔵庫 503L／IRGN-C50A
- 【セカンド冷凍庫】奥行スリム冷蔵庫 66L／IRSN-7A
- 家族の人数とライフスタイルで適切な冷蔵庫の大きさを選ぼう
＋1 Day 編集部
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冷蔵庫の適切な大きさの計算方法
冷蔵庫は家族の人数に合わせた容量で選びます。人数やライフスタイルによって食材の量が変化するのが理由です。下記の計算式から、目安量を割り出してみましょう。まとめ買い派は、計算式より大きい容量がおすすめです。
世帯人数別｜おすすめの冷蔵庫の大きさ
世帯人数により、おすすめの冷蔵庫の大きさは異なります。選ぶ際は人数から算出する容量目安計算式に加えて、自炊の有無も判断基準にすると良いでしょう。容量が大きくなるほど、本体サイズも大きく性能も良くなる傾向にあります。
1人｜150～200L（自炊しない場合は150L以下）
一人暮らしに合う冷蔵庫の大きさは、自炊の有無で変わります。自炊をするのであれば、食材に加えて作り置きの料理などを保存する可能性があるため、150～200Lほどの大きさがおすすめです。冷凍食品の買い溜めが多いのであれば、冷凍室が大きめのもの、野菜や飲み物が多いのなら冷蔵室が大きめのものが使いやすいでしょう。
外食が多く、保存するものが少ない場合は150L以下でも対応できます。ただし、小さな冷蔵庫は冷凍庫の霜取り機能が付いていない場合も。お手入れの手間を省きたいのであれば、自動霜取り機能を備えているかを確認しておくと安心です。
2人｜200～400L
2人暮らしの場合は、200～400Lの冷蔵庫が適しています。外食が多いのなら200Lと小さめの冷蔵庫、自炊が多ければ3ドアで収納力のある300L前後の冷蔵庫、まとめ買いが多く余裕を持たせたいなら400Lの冷蔵庫がおすすめです。
3～4人｜400～500L
3～4人家族は、400～500Lの冷蔵庫が使いやすいでしょう。平日は自炊が少ない、または、子どもが小さくて保存する食材も少ない場合は、400L前後でも十分対応できます。まとめ買いや作り置きが多く、食べ盛りの子どもがいるのであれば、500L前後あると安心です。
5人以上｜500L以上
5人以上の家族の場合は、500L以上の大容量モデルが便利です。買い溜めや作り置きにも十分に対応できる機能が充実しています。ただし、容量が大きい冷蔵庫は本体サイズも大きく、場合によってはキッチンの冷蔵庫置き場に入らない可能性も考えられます。購入後の失敗を防ぐためにも、事前に設置する場所の検討をしておくと良いでしょう。
大きさ以外の冷蔵庫を選ぶポイント
大きさ以外にも冷蔵庫を選ぶ時に注目したいポイントが4つあります。設置や使いやすさに大きく影響するため、容量が決まれば大きさ以外も検討していきましょう。
ドアの開き方で選ぶ
ドアの開き方によって使い勝手が異なるので、それぞれの特徴を確認して選びましょう。
＜右開き・左開き＞
右開き・左開きは左右どちらかのみにドアが開くタイプ。どちらにする場合も、設置する前にドアが開くスペースを確保する必要があります。
右開き・左開きは左右どちらかのみにドアが開くタイプ。どちらにする場合も、設置する前にドアが開くスペースを確保する必要があります。
| 開き方 | 固定されているドアの位置 | 使いやすい利き手 | おすすめの壁の位置 |
|---|---|---|---|
| 右開き | 右側 | 右利き | 左側 |
| 左開き | 左側 | 左利き | 右側 |
＜両開き＞
左右どちらにも開閉可能なドアがあります。利用者の利き手が違っても対応できるのがメリットです。
左右どちらにも開閉可能なドアがあります。利用者の利き手が違っても対応できるのがメリットです。
＜観音開き（フレンチドア）＞
中央から左右に開く2枚のドアが付いていて、片側のみ開けることも可能です。引越しで設置環境が変わる家庭や、開閉スペースがないキッチンでも安心です。省スペースで開閉ができるため、冷気が逃げにくくなります。
中央から左右に開く2枚のドアが付いていて、片側のみ開けることも可能です。引越しで設置環境が変わる家庭や、開閉スペースがないキッチンでも安心です。省スペースで開閉ができるため、冷気が逃げにくくなります。
省エネ性能で選ぶ
電気代が気になる場合は、省エネ性能にも注目しましょう。冷蔵庫には省エネ情報の提供が義務付けられており、省エネ性能を評価基準に5段階の★の数で多段階評価されています。容量の大きい冷蔵庫は、省エネ性能に優れた上位モデルが多く、電気代が安くなる傾向にあります。省エネ情報に加え、年間消費電力なども比較しながら選んでみてください。
機能で選ぶ
メーカーによって、さまざまな機能を備えた冷蔵庫が登場しています。例えば、食材の鮮度を保つ機能、スマホと連携して庫内の温度や運転状況の確認、食材管理ができる機能、庫内カメラで外出先から冷蔵庫のストックを確認できる機能などがあります。冷蔵庫の上に電子レンジを置く予定のある方は、冷蔵庫の天板が耐熱仕様か確認が必要です。搭載されている機能や仕様をチェックして、使いやすい冷蔵庫を選びましょう。
野菜室や冷凍室の位置／容量で選ぶ
冷凍室や野菜室の位置、収納量は、自分にとっての使いやすさを考えながら選びましょう。野菜室がない冷蔵庫もありますが、野菜室があると鮮度やおいしさを保ちやすい環境が整います。
冷凍室と野菜室の位置は、使用頻度の高い方を真ん中にするのがおすすめです。冷蔵庫の真ん中はちょうど腰の位置にあたりを指します。野菜室が真ん中であれば、かぼちゃや白菜、キャベツなどの重い野菜を取り出す時に便利です。冷凍室が真ん中であれば、まとめ買いや冷凍食品をよく利用する方は使いやすくなります。
容量に関しては、野菜室は新鮮なうちに食べきれる量が入るか、冷凍室はまとめ買いなどでストックしたい量が入るかを考慮して選んでみてください。
搬入経路や設置スペースを確認してから選ぶ
冷蔵庫を設置する際は、庫内を冷やすための放熱スペースが必要です。放熱がうまくできないと、冷却効率が悪くなる可能性があります。放熱に必要なスペースは冷蔵庫のサイズによって異なります。目安として、3ドア以上の場合は冷蔵庫上部5cm以上、左右それぞれ5mm以上（壁側は1.5cm以上）のスペースがあれば安心です。1ドア、2ドアの場合は、背面のスペースも確認しましょう。
幅60cm前後のスリムなモデルを選ぶと、スペースが限られるマンションなどでも設置しやすくなります。設置スペースに加えて、搬入経路である玄関やエレベーター、階段、廊下などを問題なく通れるか事前に調べておくと安心です。
世帯人数別｜アイリスオーヤマのおすすめ冷蔵庫
アイリスオーヤマでは、幅広い世帯人数に応じた冷蔵庫を取り揃えています。容量だけではなく、さまざまな便利機能もあるので、使い方に合わせてアイリスオーヤマのおすすめ冷蔵庫を選んでみましょう。
【1人】冷凍冷蔵庫 2ドア 133L／IRSD-13A
一人暮らしにおすすめのコンパクトな冷凍冷蔵庫です。幅はわずか47cmながら133L（冷蔵庫：91L／冷凍室：42L）で庫内は広々としています。可動式のガラス棚やケース、ドアポケット付きなのですっきり整理整頓が叶う優れもの。冷凍室には急速冷凍モード搭載で食材をすばやく冷却できます。
【2人】カメラ付き冷凍冷蔵庫 296L／IRSN-IC30A
2人暮らしにぴったりな296Lサイズの冷蔵庫。右開きで自動製氷機能が付いています。ドアを開閉するごとにカメラが冷蔵庫内を撮影し、スマホから庫内画像をチェックできる便利な機能付きです。アプリに食材の数量や賞味期限を登録すれば、賞味期限が近づくとお知らせしてくれます。買い忘れや使い忘れを減らすため、食材を無駄にしたくない方にぴったりです。
【3～4人】大型冷蔵庫 453L／IRGN-45A
4人前後の家族に便利な453Lの冷蔵庫。大容量かつ整理しやすい棚やケース付きです。132Lの大容量冷凍室なので、まとめ買いする方も安心して使用できます。急速冷凍機能も付いており、新鮮な食材や作り置きしたおかずの保存に便利です。また、大型冷蔵庫の中でも約170cmとコンパクトな高さのため、身長が低い女性も使いやすいでしょう。カラー展開はホワイトとブラックです。同じモデルのカメラ付き（IRGN-C45A）もあり、庫内の食材管理を簡単にしたい方におすすめです。
【5人以上】カメラ付き大型冷蔵庫 503L／IRGN-C50A
大家族向けの503Lの冷蔵庫です。庫内が見える3つのカメラ搭載で、二重買いや買い忘れ防止に役立ちます。冷蔵室は266L 、冷凍室は132Lで買ったものがたっぷり入る大容量サイズ。お刺身など鮮度を保ちたい食材に最適の微凍結モードや急速冷凍と機能も充実しています。最高水準の冷凍機能「フォースター」※が搭載されているのも魅力です。省エネ基準達成率100%、年間消費電力量304kwh／年と、省エネ性能にも優れています。カラー展開はホワイトとブラックの2色で、同じモデルのカメラなし（IRGN-50A）もあります。
※冷凍室の性能はJIS規格（日本工業規格）で規定されています。
【セカンド冷凍庫】奥行スリム冷蔵庫 66L／IRSN-7A
セカンド冷蔵庫にぴったりな66Lサイズの冷蔵庫は、奥行がスリムなため、リビングなどの生活空間にも置けます。ブラックとホワイトでインテリアになじむスタイリッシュなデザインが魅力的。自炊しない一人暮らしの家にもおすすめです。インバーター搭載で運転効率が高く、消費電力が抑えられる省エネ設計で、省エネ基準達成率312％（目標年度：2021年度）のため、月々の電気代も節約できるでしょう。
今、セカンド冷凍庫が注目されています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
家族の人数とライフスタイルで適切な冷蔵庫の大きさを選ぼう
適切な大きさの冷蔵庫があれば、まとめ買いや作り置きにも対応できます。選ぶ際には、容量の目安計算式の他にドアの開閉方法や機能、野菜室や冷凍室の位置・容量、搬入経路や設置スペースを考慮しましょう。適切な大きさを知ることで、食材の買い溜めや収納のストレスが減ります。自分の家庭にぴったりな冷蔵庫をみつけてください。
冷蔵庫を購入する際には、寿命についてもチェックしておきましょう。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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