油を使わず、ここまでジューシー!過熱水蒸気エア フライヤーを料理好きな家電ライターが検証
公開日:2026.03.18
最終更新日:2026.03.18
揚げものをもっと気軽に、もっとヘルシーに楽しめたら──。そんな声に応える調理家電として注目されているのが、過熱水蒸気エア フライヤーです。今回は、料理に精通した家電ライターがアイリスオーヤマの「過熱水蒸気エア フライヤー」を実際に使用。仕上がりや使い勝手、日々の調理への取り入れやすさまで、プロの視点でレビューします!
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家電ライター 栗山琢宏
家電からPC、デジタルまでさまざまなジャンルに精通し、雑誌、書籍、Webなど幅広いメディアで活躍する。また、料理が得意で、友人や知人に振る舞う機会も多い。
なぜ今、エア フライヤーが選ばれているのか
から揚げ、フライ、天ぷらなど、揚げものは子どもから大人まで大好きなメニューですが、家庭で作るとなると案外ハードルが高い料理です。調理中に油がはねるのが怖い、キッチン周りが油で汚れる、使い終わった油の処理が面倒といった理由から、揚げものを敬遠している家庭も少なくありません。また、カロリーの面でも、揚げものを控えているという人もいます。
揚げものは食べたいけれど、調理が面倒でカロリーも気になる。そんな方に注目されているのがエア フライヤーです。
密閉された庫内でヒーターの熱をファンで循環させ、食材を熱風で包み込むように調理します。油で揚げるわけではないので、油はねの心配やキッチンの汚れが少なく、カロリーも抑えられる製品です。
揚げものは食べたいけれど、調理が面倒でカロリーも気になる。そんな方に注目されているのがエア フライヤーです。
密閉された庫内でヒーターの熱をファンで循環させ、食材を熱風で包み込むように調理します。油で揚げるわけではないので、油はねの心配やキッチンの汚れが少なく、カロリーも抑えられる製品です。
過熱水蒸気エア フライヤー「FV-M30A-C」とは?
エア フライヤーは便利な機器ですが、油で調理するのと違って、時間をかけすぎると食材の水分が失われてパサパサになります。逆に加熱が足りないと、表面まで十分に火が通らず、揚げもの特有のパリッとしたおいしさが楽しめません。
アイリスオーヤマから登場した過熱水蒸気エア フライヤー「FV-M30A-C」は、そんなエア フライヤーの弱点を過熱水蒸気で補った製品です。
アイリスオーヤマから登場した過熱水蒸気エア フライヤー「FV-M30A-C」は、そんなエア フライヤーの弱点を過熱水蒸気で補った製品です。
水は加熱すると100℃で水蒸気になりますが、これをさらに加熱すると高温の気体になります。これが過熱水蒸気で、食材にあてると水分を保ちながら表面に焼き色をつけることができます。
その過熱水蒸気を使ったエア フライヤー「FV-M30A-C」なら、従来のエア フライヤーの弱点を補い、食材をジューシーに加熱しながら表面をパリッと仕上げられます。「FV-M30A-C」の詳細を見ていきましょう。
本体サイズは幅236×奥行295×高さ270mm。5合炊きの炊飯器よりもコンパクトで、キッチンの空きスペースにも設置しやすいサイズです。本体には取っ手付きのバスケットがあり、そこに食材を入れて加熱します。
その過熱水蒸気を使ったエア フライヤー「FV-M30A-C」なら、従来のエア フライヤーの弱点を補い、食材をジューシーに加熱しながら表面をパリッと仕上げられます。「FV-M30A-C」の詳細を見ていきましょう。
本体サイズは幅236×奥行295×高さ270mm。5合炊きの炊飯器よりもコンパクトで、キッチンの空きスペースにも設置しやすいサイズです。本体には取っ手付きのバスケットがあり、そこに食材を入れて加熱します。
液晶表示の下にボタンが並び、メニューを選んで、温度や時間を設定してスタートボタンを選ぶだけの簡単な操作です。
メニューは「ノンフライ」「サクサク」「スチーム」「おこのみ」の4種類が用意されています。
「ノンフライ」は油を使わないノンフライ調理、「サクサク」は揚げものの温め直し、「スチーム」は過熱水蒸気を使った揚げものや焼きものの調理に対応。「おこのみ」は手動で温度や時間を設定できるモードです。
それでは実際に本機を使って調理し、使い勝手や仕上がりをチェックしてみましょう。
「ノンフライ」は油を使わないノンフライ調理、「サクサク」は揚げものの温め直し、「スチーム」は過熱水蒸気を使った揚げものや焼きものの調理に対応。「おこのみ」は手動で温度や時間を設定できるモードです。
それでは実際に本機を使って調理し、使い勝手や仕上がりをチェックしてみましょう。
実際に調理してみた! 料理家電ライターのレビュー
本機には「選べるレシピ47選」として、さまざまなメニューが用意されています。「揚げもの」「焼きもの」「冷凍食品」「惣菜」「デザート」の各ジャンルのレシピが掲載されており、今回はその中からいくつかのメニューを選んで調理してみます。
まずは「鶏もものから揚げ」
まず最初に作ってみたのは、「鶏もものから揚げ」です。過熱水蒸気を使う、スチーム調理になります。
下準備としてバスケットに水30mlを入れて網をセットします。
下準備としてバスケットに水30mlを入れて網をセットします。
次に一口大に切ったもも肉を、しょうゆと酒につけ込んでおき、それから片栗粉を薄くまぶします。
それをバスケットの網の上に並べます。
レシピではここで「オイルスプレーでサラダ油を全体に吹きかける」とされています。油を吹きかけた方がきれいな焼き色に仕上がりますが、なくても大丈夫です。
バスケットをセットしたら、「スチーム」モードにして、温度を190℃、時間を17分にして、スタートボタンを押します。あとは調理が終わるのを待つだけです。
バスケットをセットしたら、「スチーム」モードにして、温度を190℃、時間を17分にして、スタートボタンを押します。あとは調理が終わるのを待つだけです。
ボタンを押せばあとは製品にお任せなので、揚げものをするときのようにコンロの前でじっと待っている必要がありません。皿の準備をしたり、他のおかずを作ったりできるので、時短にもつながります。こうして調理を任せられる点は、大きな利点だと感じました。
時間が来て、できあがりのアラートが鳴りました。バスケットを開けてみると、いい色に仕上がっています。
時間が来て、できあがりのアラートが鳴りました。バスケットを開けてみると、いい色に仕上がっています。
油で揚げたものとそん色のない仕上がりのから揚げができました。実際に食べてみても、表面はカリッとして、中身はとてもジューシーです。
これまで複数のエア フライヤーを試してきましたが、から揚げの仕上がりは本機がトップクラスと感じました。
冷凍の鮭をスチームで調理
スーパーで購入した冷凍の鮭をそのまま入れて、スチームモードで焼いてみました。
温度は180℃で、加熱時間は13分です。
冷凍の鮭をそのまま焼くとパサつきがちなのですが、スチームモードで焼いた鮭は違いました。表面はしっかりと焼けて、皮もパリッとした焼き上がりです。
ところが身に箸を入れてみると、身の部分はふっくらしていて、やわらかく仕上がっています。
表面がしっかり焼けていて、中はしっとりふっくら、というのは焼き魚の焼き加減としては、かなりの出来栄えです。スチーム調理では、過熱水蒸気の威力をしっかり感じ取れました。
サクサクモードで惣菜を再加熱
次にサクサクモードを試してみます。スーパーなどで買ってきたフライなどの惣菜を温め直すのに最適なモードです。今回はコロッケを温めてみました。
サクサクモードにして、温度は180℃、設定時間は8分でスタートします。できあがったコロッケは衣がサクサクで、中身もしっかり温まっていました。
コロッケの温め直しは意外に難しく、電子レンジでは全体がべちゃっとしてしまいますし、トースターはカリッとはするのですが、サクサクとする食感を楽しむことは難しいのです。しかし本機ならサクサクの軽い食感のコロッケが楽しめます。
冷凍食品をそのまま調理
レシピには、冷凍のフライドポテトをそのまま調理するメニューもありました。スーパーなどで購入できる冷凍フライドポテトは、冷凍のまま揚げられますが、「油がはねるのが怖い」と敬遠する人も少なくありません。
本機を使えば、バスケットに食材を入れてスイッチを押すだけで手軽に調理できます。サクサクモードで180℃、12分の加熱でできあがります。
本機を使えば、バスケットに食材を入れてスイッチを押すだけで手軽に調理できます。サクサクモードで180℃、12分の加熱でできあがります。
ヒーターの熱をファンで循環させるため、食材全体が均一に加熱され、とてもおいしくできあがっています。食材をバスケットに入れすぎないのがうまく作るコツのようです。
実際に使ってみて見えたメリット
エア フライヤーを使うと、調理の手間がかかる部分を機械に任せられるのがポイントです。特に揚げものは、揚げている間はコンロの前についている必要があります。これを温度と時間を設定してスイッチを入れるだけで任せられるのは大きなメリットです。その間に他の調理もできますし、キッチンの片付けも進みます。
さらに、調理家電としての実力の高さも魅力です。揚げものも焼きものも、表面はカリッと仕上がり、中はジューシーにできあがりました。惣菜の温め直しもサクサクに仕上がり、おいしく食べられます。簡単な操作で失敗しにくい調理ができる点も、本機の特長といえるでしょう。また、片付けの手間が少ないのもうれしいポイントです。
さらに、調理家電としての実力の高さも魅力です。揚げものも焼きものも、表面はカリッと仕上がり、中はジューシーにできあがりました。惣菜の温め直しもサクサクに仕上がり、おいしく食べられます。簡単な操作で失敗しにくい調理ができる点も、本機の特長といえるでしょう。また、片付けの手間が少ないのもうれしいポイントです。
基本的にはバスケットと網を洗い流すだけでよく、それらもフッ素加工がされているので油汚れも簡単に落ちます。手入れに関しては圧倒的に手軽です。
実際に使ってみて、キッチン周りの汚れが少なく済むことを実感しました。油で揚げたり、フライパンで焼いたりすると、それなりの油がコンロを汚しますが、本機を使うことでそうした面倒がないのはとてもありがたいです。
エア フライヤーで揚げものの悩みを解消しよう
揚げものはおいしい一方で、油はねや後片付け、カロリーなどの理由から、家庭では敬遠されがちな料理です。エア フライヤーを使えば、こうした負担を大きく減らすことができます。さらに調理を本機に任せられるため、家事の時短にもつながります。
従来のエア フライヤーでは「揚げもの風」の仕上がりになりがちでしたが、本機は過熱水蒸気を活用することで、表面はパリッと、中はジューシーという理想的な仕上がりを実現しています。揚げものを控えていた人や、カロリーや後片付けの手間が気になっていた人には、特におすすめできる調理家電です。
エア フライヤーという名前ですが、揚げものだけでなく、焼きものや惣菜の温め直しなど幅広い調理に活躍します。操作も簡単で手入れも楽。日常の調理を手軽にしてくれる一台と言えるでしょう。
従来のエア フライヤーでは「揚げもの風」の仕上がりになりがちでしたが、本機は過熱水蒸気を活用することで、表面はパリッと、中はジューシーという理想的な仕上がりを実現しています。揚げものを控えていた人や、カロリーや後片付けの手間が気になっていた人には、特におすすめできる調理家電です。
エア フライヤーという名前ですが、揚げものだけでなく、焼きものや惣菜の温め直しなど幅広い調理に活躍します。操作も簡単で手入れも楽。日常の調理を手軽にしてくれる一台と言えるでしょう。
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