【初心者向け】家庭菜園におすすめの野菜10選。必要な道具も紹介

【初心者向け】家庭菜園におすすめの野菜10選。必要な道具も紹介

家庭菜園の醍醐味といえば、自分で育てた野菜を収穫したての新鮮な状態で味わえること。家庭菜園で初心者が失敗しないためには、育てる野菜選びがとても重要です。できるだけ難易度が低く、簡単に育てられる野菜から家庭菜園を始めましょう。初心者向けの家庭菜園で作りやすい野菜や種と苗の選び方、必要な道具を紹介します。

【初心者向け】家庭菜園におすすめの野菜10選。必要な道具も紹介

+1 Day 編集部

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【春夏収穫】家庭菜園初心者におすすめの野菜

春夏野菜の収穫スケジュール
まずは、春夏の野菜から家庭菜園初心者におすすめの種類を紹介します。庭の畑はもちろん、プランターでも栽培できるため、ベランダなど限られたスペースで家庭菜園を楽しむこともできます。

ピーマン

収穫時期になったピーマン
種まきは2~3月、植え付けは4~6月、収穫は6~10月です。病害虫の影響を受けることが少なく、育てやすいことが特徴。ただし、同じ場所で作り続けると生育が悪くなったり、枯れてしまったりと連作障害を起こす場合が多いので気を付けましょう。日当たりが良いところに置き、水やりをしっかりすることもポイントです。

ミニトマト

赤く色づいたミニトマト
種まきは3~5月、植え付けは4~5月、収穫は6~9月です。ミニトマトは家庭菜園でも特に人気の野菜。簡単に育てられて、何度も収穫できます。緑色の実が赤くなっていく過程も楽しめるでしょう。なお、トマトはもともと雨量の少ない地域原産なので、水をやり過ぎると根腐れなどが生じます。水を与え過ぎないことが大切です。

ホウレンソウ

みずみずしいホウレンソウ
種まきは3~5月、収穫は4~7月です。気温の低い地域でも育てやすい野菜ですが、暑さに弱いため、暑くなる前に収穫することがポイント。春まきの場合は、トウ立ち(茎や花芽が伸びて育ち過ぎた状態)しにくい品種を選びましょう。

ニンジン

収穫を待つニンジン
種まきは3~4月、収穫は7~8月です。ニンジンの長短によってプランターの深さを選ぶことが栽培のポイント。例えば短根種であれば深さ20cm以上、長根種の場合は30cm以上が良いでしょう。ニンジンの周りに雑草が増えると害虫も発生しやすくなるので注意してください。

キュウリ

フレッシュなキュウリ
種まき・植え付けは4~5月、収穫は6~9月です。キュウリも人気の高い夏野菜。寒さに弱いため植え付けの時期に注意しましょう。また、ピーマンと同じく連作障害を起こしやすいので、ウリ科の植物を何度も連続して同じ土に植えないこともポイントです。

イチゴ

真っ赤に実ったイチゴ
イチゴは種から育てることも可能ですが、初心者は苗から育てるのがおすすめ。苗の植え付けは10~12月、収穫は4~5月です。
イチゴを自分で育てることに憧れている人は多いでしょう。難しそうなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、丈夫で育てやすい作物であり、家庭菜園での栽培も可能です。12月以降は春まで休眠期なので、水やりは週1程度と控えめにします。

【秋冬収穫】家庭菜園初心者におすすめの野菜

秋冬野菜の収穫スケジュール
次に、秋冬の家庭菜園におすすめの野菜を紹介します。こちらも家庭菜園初心者でも失敗しにくく、人気の高い野菜をピックアップしました。

小松菜

畑で差倍されている小松菜
種まきは3~10月、収穫は5~2月です。とても育てやすく、かつ約2ヵ月弱という短期間で収穫できます。小松菜は、種まきができる期間が長いですが、生育適温が20度ほどであるため、秋に栽培を始めると大きく育ちやすいでしょう。

大根

土に埋まった大根
種まきは8~9月、収穫は10~12月です。冬に旬を迎え、煮物や鍋、薬味などさまざまな料理で活躍する野菜。家庭菜園向きの品種も多くあります。
長さがあるので、プランターは深めのものを選びましょう。また、ミニ大根など小ぶりなものを育てるのもおすすめです。土中に異物(石・根・枝など)が混ざると「また根」(根の先が分かれる)の原因になるため注意してください。

水菜

大きく育った水菜
種まきは9~10月、収穫は10~12月です。冬野菜の中でも育てやすい種類の1つ。寒さには強いほうですが、極端な寒さは避けましょう。栽培のポイントは日当たりです。日光を好むので、発芽し状態が安定したら日当たりの良いところで育ててください。

ラディッシュ

土に埋まった真っ赤なラディッシュ
種まきは9~10月、収穫は10~12月です。育て始めてから約1~2ヵ月で収穫できるスピード感が大きな魅力。サイズが小さいため、プランターも大きなサイズでなくてOKです。場所をとらないので手軽に育てられます。比較的病害虫にも強いので初心者におすすめの野菜です。

家庭菜園を成功させるための種・苗の選び方

種のパッケージ
家庭菜園を成功させるためには、種や苗の選び方が重要です。種を購入する場合、袋に記載されている発芽率、耐病性、採取年月日を確認します。発芽率が高く、耐病性を持ち、採取年月日ができるだけ新しい種を選ぶと、育てやすいでしょう。
健康的な苗
苗の場合は、状態をチェックします。葉が変色したり枯れたりしていないか、虫がついていないか、株の部分が不安定でないかなどをしっかり確認しましょう。茎が太い・色が濃いなど、フレッシュな苗を選びます。
また、収穫までどれくらいかかる品種なのか、種・苗選びの段階で把握しておくことです。短期間で育つものは「早生(わせ)」と呼ばれます。味は長期間かけて育てる「晩生(おくて)」が良いと言われていますが、早生は収穫までが短いため病害虫の影響を受けにくいというメリットがあります。

家庭菜園に必要な道具

さまざまな園芸用品
家庭菜園を始めるためには、道具の準備も必要です。ここでは、家庭菜園で使う代表的な道具を紹介。育てる野菜にマッチするか、自分にとって使いやすいかなどを考えながら用意してみてください。

鉢・プランター

庭などの直接地面で野菜を育てるスペースがない場合は、プランターを使って育てます。さまざまなサイズがあるため、野菜の成長の仕方や大きさを踏まえて選ぶことが大切。例えば背が高くなる野菜や土の中で育つ野菜は根が伸びやすいため、深さのあるタイプを選びましょう。また、野菜を育てている間に破損しないよう耐久性などもチェックしましょう。
▼アイリスオーヤマのおすすめアイテム

ベジタブルプランター 480

アイリスオーヤマのベジタブルプランター
ベランダにもすっきり置けるスリムなベジタブルプランター。支柱取り付け穴があるため、支柱を簡単にセットできます。スノコ付きで、通気性と排水性にも優れています。

エアーベジタブルプランター 530

アイリスオーヤマのエアーベジタブルプランター
野菜作りに適した長角プランターです。タワーメッシュとエアートンネルの2つの構造で通気性抜群。別売りの支柱ホルダー、専用受皿も組み合わせて使用できます。

庭の土をそのまま使っても構いませんが、より野菜に栄養を届けながら育てるには、家庭菜園用の培養土などを使うのがおすすめ。養分の少ない土だと、野菜が上手く育たない場合もあります。培養土は土と肥料がバランスを考えながら配合されていて、野菜が育ちやすくなります。
▼アイリスオーヤマのおすすめアイテム

ゴールデン粒状培養土 5L/GRBA-5

アイリスオーヤマのゴールデン培養土
ゴールデン粒状培養土(理想的な団粒構造の培養土)と元肥が配合された商品です。保水性・排水性の両方を叶え、根を張りやすいことが特徴。プランターでの家庭菜園に活躍します。花と野菜の両方に使用可能です。

スコップ(シャベル)

土を入れたり、掘ったり、ならしたり、多様な使い方ができます。さまざまな種類があるので、握りやすさや扱いやすさを確認しながら選びましょう。

じょうろ/ホース

水やりをするときはじょうろやホースを使います。じょうろは、ハス口(水がシャワー状になる部分)が付いていて、ハス口の穴が小さく多いものを選びましょう。
ハス口の穴が大きい・少ない・バラバラのじょうろは、水が一定に出ず水やりにバラつきが生じたり、水の勢いが強過ぎて土を掘ったり、種を流してしまったりする可能性があります。家庭菜園やガーデニングに使うなら、低めの水圧で使える内径10mm以下のタイプがおすすめです。
▼アイリスオーヤマのおすすめアイテム

フルカバーコンパクトホースリール10m/FCH-10M

アイリスオーヤマのホースリール
ホース全体をカバーできる、ホースリールです。ハンドルを回すだけで簡単にホースが収納できます。巻き取り口がアーチ状になっていて、ホースの片寄りを防いでくれるところも便利なポイント。手持ちでも据え置きでも使用可能で、ワンタッチコネクターにより蛇口との接続も簡単です。

初心者向けの野菜を育てて、楽しく家庭菜園を始めてみよう

家庭菜園用の道具と育てている野菜
初めての家庭菜園では、初心者でも成功しやすい野菜を選び育てることがポイントです。手塩にかけて育てた野菜を自分で収穫すること、実際に食べて味わうことなど、家庭菜園はさまざまな喜びがあります。また、家庭菜園に必要なアイテムの準備もお忘れなく。便利なアイテムを使いながら、自分のペースで家庭菜園を楽しみましょう。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
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