サーキュレーターの電気代はいくら?扇風機との違いや効果的な節約方法を解説

サーキュレーターの電気代はいくら?扇風機との違いや効果的な節約方法を解説

サーキュレーターは室内の空気を循環させ、冷暖房効率を高める家電です。しかし、「電気代はどのくらいかかるのか」「扇風機と比べて高いのか」と気になる方も多いのではないでしょうか。サーキュレーターの電気代は消費電力によって異なりますが、一般的には1時間あたり数円程度とされています。エアコンと併用することで冷暖房効率が向上し、電気代の節約につながる可能性もあります。サーキュレーターの電気代の目安や扇風機との違い、エアコン併用時の電気代、さらに節電につながる使い方について解説します。

サーキュレーターの電気代はいくら?扇風機との違いや効果的な節約方法を解説

+1Day編集部

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サーキュレーターってどんなもの?

上方向に風を送るサーキュレーター
サーキュレーターは、室内の空気を循環させることを目的とした家電です。直進性のある風を遠くまで送り出し、部屋の空気を効率よく動かすことで、温度や湿度のムラを整えやすくします。多くのモデルでは角度調整や首振り機能を備えており、上下左右に風向きを変えられる点も特徴です。冷暖房効率を高める補助家電としてだけでなく、換気や室内干しの乾燥補助など、幅広い用途で活用できます。

【種類別】サーキュレーターの電気代

電気代の文字と計算機
サーキュレーターを使ううえで気になるのが電気代です。1時間あたりの電気代は、以下の計算式で求められます。
電気代(1時間)=消費電力(kW)× 電気料金単価(円/kWh)
この記事では、平均的な電気代単価である31円※をもとに、種類別の電気代について紹介します。

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会

【基本】サーキュレーターの電気代

一般的なサーキュレーターの消費電力はモーターによっても異なりますが、15~50W程度です。電気代を算出するには、単位をkW(1kW=1000W)にして計算します。1時間・8時間・1日8時間×30日使用した際の電気代をシミュレーションしてみましょう。
W数 1時間 8時間 1日8時間×30日
15~25W 0.5
~0.8円
3.8~6.2円 112~187円
25~35W 0.8~1.1円 6.2~8.7円 187~261円
35~45W 1.1~1.4円 8.7~11.2円 262~336円
45~55W 1.4~1.7円 11.2~14円 336~417円

【モーター別】サーキュレーターの電気代

サーキュレーターに搭載されているモーターは、ACモーターとDCモーターの2種類があります。モーターの種類によって電気代は異なります。

一般的に、ACモーターは約25~50W、DCモーターは約15~25W程度の消費電力です。モーターの種類ごとに、1時間・8時間・1日8時間×30日使用した場合の電気代をシミュレーションしてみましょう。
種類 消費電力 1時間 8時間 1日8時間×30日
ACモーター 25~50W 0.8~1.6円 6.2~12.4円 187~372円
DCモーター 15~25W 0.5~0.8円 3.8~6.2円 113~187円

サーキュレーターの電気代【モード別】

サーキュレーターの電気代は、選ぶモード(風量)によって消費電力が変わります。一般的には、消費電力の目安は次のとおりです。

弱:定格消費電力の約50〜60%
中:定格消費電力の約70〜80%
強:定格消費電力の100%

定格消費電力を15〜50Wとした場合の電気代の目安を見てみましょう。
種類
消費電力 1時間 8時間 1日8時間×30日
7.5〜30W 0.2〜0.9円 1.9〜7.4円 56〜223円
10.5〜40W 0.3〜1.2円 2.6〜9.9円 78〜298円
15〜50W 0.5〜1.6円 3.7〜12.4円 112〜372円

サーキュレーターと扇風機の電気代比較

扇風機とサーキュレーターが向かい合う
扇風機はサーキュレーターと比較されやすい家電です。どちらも同じ種類のモーターを使っている場合、消費電力は近く、電気代も大きくは変わりません。電気料金単価31円/kWhをもとに、1時間・8時間・1日8時間×30日使用した場合の電気代をシミュレーションしました。
家電 消費電力 1時間 8時間 1日8時間×30日
サーキュレーター(AC) 25〜50W 0.8〜1.6円 6.2〜12.4円 187〜372円
サーキュレーター(DC) 15〜25W 0.5〜0.8円 3.8〜6.2円 113〜187円
扇風機(AC) 16〜43W 0.5〜1.3円 4.0〜10.7円 119〜320円
扇風機(DC) 13〜19W 0.4〜0.6円 3.2〜4.7円 96〜142円

サーキュレーターとエアコンを併用したときの電気代

エアコンのそばに干された洗濯物
サーキュレーターは消費電力が小さいため、エアコンと比べると電気代への影響はわずかです。エアコンの消費電力を冷房時の 500~1500W として計算すると、以下のようになります。
使用方法 1時間 8時間 1日8時間×1ヵ月(30日)
エアコン単体(500~1500W) 約15.5~46.5円  約124~372円 約3,720~11,160円
エアコン+ACサーキュレーター(525~1550W) 約16.3~48.1円 約130~384円 約3,906~11,544円
エアコン+DCサーキュレーター(515~1525W) 約16.0~47.3円 約128~378円 約3,834~11,346円

サーキュレーターと扇風機の違い

黒いサーキュレーター
サーキュレーターと扇風機は、見た目が似ていても使用目的が異なります。それぞれの主な違いは以下のとおりです。
特徴 サーキュレーター 扇風機
目的 室内の空気を循環させる(空気循環用) 体に風を当てて涼しさを得る(涼感用)
風の届け方 一方向に直線的な風を遠くまで送る 広範囲に風を届けるが、遠くまで届かない
風向き調整 広範囲に調整可能 主に首振りで調整
サーキュレーターは空気の循環、扇風機は涼をとるための風を送ることを目的としており、使用シーンに合わせて適切に選ぶことが大切です。それぞれの使い方や活用法については、以下の記事で詳しく紹介しています。

サーキュレーターの2種類のモーター

窓際に置かれたサーキュレーター
先述したとおり、サーキュレーターに搭載されているモーターは、大きく分けて「ACモーター」と「DCモーター」の2種類です。それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
モーターの種類 メリット デメリット
ACモーター ・耐久性があり、経年劣化しにくい
・購入しやすい価格帯
・長時間使用する場所に向いている
・消費電力が大きい
・風量調節の段階が少ない
DCモーター ・消費電力が少なく、省エネ性能が高い
・小型化が可能
・風量調節の段階が多い
・運転音が静かで寝室にも置ける
・本体価格がやや高め

ACモーター

AC(交流)モーターは、交流電源をそのまま利用して駆動するシンプルな構造のモーターです。比較的安価で、DCモーターに比べて価格が抑えられる傾向があります。耐久性が高く、連続運転や長時間使用に向いている点がメリットです。一方で、風量調整の段階が少なく細かなコントロールがしにくいことや、消費電力がやや大きい点はデメリットといえます。

DCモーター

DC(直流)モーターは、直流電源で駆動するモーターです。近年のサーキュレーターでは採用が増えており、省エネ性能に優れ電気代を抑えやすいのが特徴です。消費電力が少ないうえ、風量を細かく調整でき、運転音も静かなため寝室でも使いやすい点が魅力です。ただし、本体価格はやや高めになる傾向があります。

サーキュレーターを使った電気代の節約術

エアコンとサーキュレーターの併用
室内の空気を効率よく循環させるサーキュレーターですが、使い方によっては電気代の節約にもつながります。サーキュレーターを使った電気代の節約方法を紹介します。

①エアコンと併用する

サーキュレーターをエアコンと一緒に使うことで、冷暖房効率が向上し、節電効果が期待できます。

冷房時:冷たい空気は下にたまりやすいため、サーキュレーターを床と平行に設置し、エアコンの風が部屋全体に広がるように循環させます。これにより体感温度が下がり、設定温度を上げても涼しさを保ちやすくなります。

暖房時:暖かい空気は天井付近にたまるため、サーキュレーターをエアコンの対角線上に設置し、エアコンに向けて風を送って空気を攪拌します。天井付近の暖気を部屋全体に循環させることで、設定温度を下げても暖かさを維持しやすくなります。

適切な位置にサーキュレーターを設置しエアコンと併用することで、温度ムラが解消され、節電効果が期待できます。

②DCモーターを選ぶ

消費電力の少ないDCモーター搭載モデルを選ぶことで、電気代の節約につながります。一般的にACモーターよりDCモーターのほうが省エネ性に優れているため、購入時は「DC方式」と明記されたモデルを選ぶのがおすすめです。

③タイマー機能を使う

サーキュレーターのタイマー機能を活用すると、スイッチの切り忘れを防げるため、節電につながります。エアコンの運転にあわせてタイマーを設定し、必要なときだけ稼働させることで、効率よく空気を循環させながら、ムダな電力消費を抑えられます。外出時や就寝時など長時間使用しない場合は、こまめに電源を切ることも重要です。

④部屋の広さに合ったモデルを選ぶ

サーキュレーターは部屋の広さに応じたモデル選びが重要です。広い部屋で小型機種を使用すると風が届きにくく、強風運転が必要になるため、結果的に電力消費が増える可能性があります。適切なサイズを選ぶことで、効率的に空気を循環させながら電気代のムダを抑えられます。

⑤ 用途に合わせて適切な場所に設置する

設置場所を工夫することで空気循環効率が向上し、節電につながります。例えば窓や扉の近くに設置すると空気の流れが生まれ、部屋全体に風を行き渡らせやすくなります。部屋干し時は首振り機能を活用し、洗濯物全体に均等に風を当てることで乾燥時間の短縮にもつながります。

【シーン別】サーキュレーターの活用法

サーキュレーターを使った室内干し
サーキュレーターは強い風を送れるため、エアコンと併用する以外にもさまざまな活用方法があります。サーキュレーターの特性を活かした活用方法を紹介します。

①衣類の乾燥

梅雨時期や冬など、外に洗濯物を干せないときにサーキュレーターを使えば、室内干しの乾燥時間を短縮できます。閉め切った部屋に洗濯物を干すと湿気がこもりやすく、乾きにくいだけでなく、ニオイの原因にもなります。

衣類の下からサーキュレーターの風を送り、空気を循環させることで乾燥時間を短縮。さらに窓を少し開けて外気を取り入れながらサーキュレーターを使用すると湿度が下がり、より乾きやすくなります。

②浴室の乾燥

浴室の乾燥にもサーキュレーターがおすすめです。浴室は湿気が多いため、換気扇や窓を開けるだけではスッキリしないことも。サーキュレーターの風を浴室内へ送ることで、乾いた空気が循環し乾燥しやすくなります。浴室乾燥機と比べて消費電力が少ないため、併用による節電効果も期待できます。

③部屋の換気

サーキュレーターで空気を循環させれば、効率的に部屋全体を換気できます。外気を入れて換気をする際にサーキュレーターを併用して、室内の空気を外気に排出し、換気を行いましょう。湿度が高くなる梅雨時期の換気にもサーキュレーターを使えば、部屋の隅々まで空気が循環しカビの発生を防げます。

節電できるサーキュレーターの選び方

リビングに置かれたサーキュレーター
サーキュレーターを使う際に気になるのが電気代です。節電につながるサーキュレーターの選び方を紹介します。

①省エネ性能

省エネ性能の高いサーキュレーターを選べば、電気代の節約が可能です。サーキュレーターはモーターによって消費電力が異なります。消費電力が少ないDCモーターのサーキュレーターを選べば、電気代を抑えられます。

②サイズ

サーキュレーターのサイズによっても消費電力は異なるため、電気代の節約にはサイズ選びも重要です。サーキュレーターのサイズが大きければ、消費電力も大きくなります。使用する部屋のサイズに合ったサーキュレーターを選ぶことで、電気代を抑えながら効率よく空気を循環させ、快適な空間を作れるでしょう。

アイリスオーヤマのおすすめサーキュレーター

アイリスオーヤマでは、節電効果を高めるサーキュレーターを販売しています。さまざまな機能を活用して冷暖房の効果を高めながら、節電につながるおすすめのサーキュレーターを紹介します。

DCボール型サーキュレーター/PCF-BD15BTEC

アイリスオーヤマのDCモーターサーキュレーター
消費電力を抑えたDCモーター搭載のボール型サーキュレーター。換気や衣類乾燥など、季節を問わず活躍します。部屋の隅々まで風を届ける3Dランダム送風と、5段階の風量調節により冷暖房効率を高め、省エネにも配慮されています。切タイマーや簡単なお手入れ設計に加え、軽量コンパクトで持ち運びやすい点も魅力です。

DC円柱型サーキュレーター15cm/PCF-CD15TECA

円柱型のサーキュレーター
左右360度×上下90度の首振りにより、全方位への送風が可能なサーキュレーターです。衣類の下から風を当てることで、自然乾燥と比べて乾燥時間を約56%短縮できます。狙い撃ち送風機能では、左右4段階×上下6段階の角度調整により、最大24パターンの送風エリアを設定可能。リモコンの上下左右ボタンで、首振りの動きも細かく調節できます。

サーキュレーターを上手に使って電気代を節約しよう

アイリスオーヤマのサーキュレーター
サーキュレーターを上手に使えば、電気代の節約や衣類乾燥、効率的な換気が可能です。モーターの種類やサイズ、必要な機能を選ぶことが重要です。使う部屋の大きさや目的・用途に合ったサーキュレーターを選び、電気代を節約しながら快適な空間を作りましょう。
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