

サーキュレーターと扇風機の違いとは?それぞれの特徴と使い方を紹介
公開日:2023.05.17
最終更新日:2023.08.30
見た目が似ているサーキュレーターと扇風機。何がどう違うのか知っていますか?機能や使い方を知っておくと、より効率的に涼んだり、室内を冷やすことができます。サーキュレーターと扇風機の特徴や、おすすめの利用シーンについて紹介します。
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サーキュレーターと扇風機の違い

サーキュレーターと扇風機の見た目は似ていますが、用途に合わせて使い分ける必要があります。
風を送る範囲と風量
サーキュレーターと扇風機の違いは、風を送る範囲と風量です。扇風機は暑い時に人が涼しむためのアイテム。そのため、広い範囲に穏やかな風が送れるのが特徴です。一方、サーキュレーターは空気を循環させるためのものなので、狭い範囲で直線的に強い風が送れます。
なお、サーキュレーターと扇風機の電気代を比べてみると、それほど違いはありません。どちらも消費電力は20~30Wほどで、1時間あたり0.6~0.9円程度(全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」より、1kWhあたり31円で計算)。
参考:全国家庭電気製品公正取引協議会
参考:全国家庭電気製品公正取引協議会
直接風を浴びて涼みたいなら扇風機、部屋の空気を入れ替えたいならサーキュレーターといったように、シチュエーションに合わせて使い分けるのがおすすめです。
エアコンとの併用がおすすめ!サーキュレーターの置き方
部屋の空気を循環させることが得意なサーキュレーターは、エアコンとの併用がおすすめです。強力な風で冷気を送り、効率的に部屋を冷やせます。エアコンと併用する場合のサーキュレーターの置き方を紹介します。
室内全体を冷やす場合

エアコンの冷房とサーキュレーターを併用すると、効率的に室内全体の温度を下げられます。冷たい空気は下に溜まり、暖かい空気は上に溜まる性質があります。そのため、室内全体を冷やすにはサーキュレーターを使って、下に溜まった冷たい空気を循環させると効果的です。エアコンに背を向けてサーキュレーターを置くと、冷気を循環させられます。冷気が循環することで清涼感が増し、体感温度がそのままでもエアコンの設定温度を上げられるため、電気代の節約に繋がります。
また、2つの部屋を同時に冷やしたい場合も、エアコンに背を向けて、隣の部屋に風を送れる角度でサーキュレーターを置くと効率良くなります。
ロフトに冷気を送る場合

ロフトにも冷気を送りたい場合は、サーキュレーターを2台使う方法がおすすめです。1台のサーキュレーターはエアコンを背にして、ロフトの方向へ風を送ります。もう1台のサーキュレーターはロフトに置き、斜め上に風を送って天井にこもった熱を冷やしましょう。
▼アイリスオーヤマのおすすめアイテム
サーキュレーターアイ DC JET 15cm/PCF-SDC15TK

おしゃれなボール型のサーキュレーター。適用畳数は24畳で、パワフル送風で広い部屋でもすばやく空気をかくはんできます。アイリスオーヤマ独自の構造のグリルで、直進性の高い気流を生み出します。部屋干しの乾燥にもおすすめです。
シーンに合わせて連続、リズム、衣類乾燥の3つの送風モードが選べます。風量は10段階に調節可能。本体重量は1.3kgと軽量のため持ち運びしやすく、静音設計なのであらゆるシーンで使いやすいでしょう。便利な切タイマーとリモコン付きです。
サーキュレーターアイ 18畳 上下左右首振りタイプ/PCF-SC15T-EC

上下左右首振り型のランダム送風ができるサーキュレーター。ハイパワー送風で効率良く部屋を換気し、部屋干しにも便利です。風量は5段階に調整でき、自然に近い風が再現できるリズムモードも搭載しています。
軽量・コンパクト・持ち手付きなので持ち運び簡単、使用場所を選びません。前面ガードだけではなく、背面ガードも取り外せてお掃除もラクにできます。
効率的に涼める!扇風機の使い方

扇風機のみを使って部屋を涼しくしたい場合は、外の気温に合わせて置き方を変えるのがおすすめです。また、扇風機の前に氷を置く方法もあります。扇風機を使って効率的に涼む方法を見ていきましょう。
外気温によって置き方を変える
扇風機のみを使う時は、窓を開けて使用するのが効率的です。外気温によって扇風機の置き方を変えれば、効率的に涼めます。室内より外が暑い時は、扇風機を窓の近くに置き、外へ向かって風を送ります。そうすると外の熱気が室内に入ってこなくなるので、涼しさを感じやすくなります。
室内が外より暑い時は、開けた窓際に扇風機を置きます。室内へ向けて扇風機を動かすと、外の風を取り入れて室内が涼しく感じられるでしょう。
扇風機の前に氷を置く
扇風機のみを使う場合、扇風機の前に氷を置くとより部屋が涼しく感じられます。その理由は、氷が溶ける時に気化熱によって周りの空気が冷やされるためです。冷えた空気が扇風機で送られてくると、部屋全体が涼しく感じられるでしょう。洗面器やバケツに氷を置く以外に、凍らせたペットボトルを使う方法もあります。
▼アイリスオーヤマのおすすめアイテム
リビング扇風機(ACモーター式)/LFA-307-W

7枚羽根の扇風機。羽根の数が多いため、肌当たりの良いなめらかな風が生まれます。スパイラルグリルを採用しているので、扇風機ですがサーキュレーターのように部屋の空気の循環にも活躍します。風量は、強・中・弱の3段階。ささやき声よりも静かな25dB※の静音設計のため、音が気にならないのも嬉しいポイント。
※風量:弱、左右首振りなしのとき
※風量:弱、左右首振りなしのとき
サーキュレーター扇風機デザインタイプ/STF-DCD18T

扇風機・サーキュレーター・衣類乾燥機・換気の1台4役で使えるサーキュレーター扇風機。おしゃれなデザインで、落ち着いた3色から選べる(ブラウン、ブラック、ホワイト)ので、お部屋のインテリアにもなじみます。上下左右に首振りができるので、あらゆる角度に送風できます。自然に近い風を再現する「リズム風モード」や就寝時におすすめの「おやすみモード」もあります。
サーキュレーターと扇風機の違いを理解して使いこなそう

サーキュレーターと扇風機は、見た目は似ているものの使い方や風を送る向きや量が異なります。扇風機は涼しくするため、サーキュレーターは空気を循環させることを目的に作られています。両方の違いを理解し、用途に合わせて最適なほうを選んでみてください。また、扇風機とサーキュレーター両方の機能をあわせたアイテムもあるので、検討してみてはいかがでしょうか。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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