

エアコン室外機カバーの効果とは?メリット・デメリットから必要性を検証
公開日:2025.06.19
最終更新日:2025.06.19
エアコンの室外機カバーには、室外機を直射日光から守り、冷房効率を高める効果が期待できます。さらに、室外機周辺の見た目を整えたり、汚れによる故障リスクを軽減したりできるのも特長です。エアコン室外機カバーの効果やメリット・デメリット、おすすめのアイテムを紹介します。
INDEX
- 室外機カバーとは?
- 室外機カバーの効果とメリット3選
- ①節電につながる
- ②外観が良くなる
- ③室外機の汚れを防ぐ
- 室外機カバーのデメリット3選
- ①適切なサイズを選ぶ必要がある
- ②初期費用が必要になる
- ③カバーのメンテナンスが必要になる
- 室外機が汚れた場合の影響
- 冷暖房が効きにくくなる
- 騒音が発生する
- 故障のリスクがある
- 室外機の汚れの落とし方
- 外側
- フィン・吹き出しグリル
- ドレンホース
- アイリスオーヤマのエアコン・室外機カバー
- エアコン室外機保護カバー極厚
- エアコン室外機保護カバー ホワイトシールタイプ 4枚入り
- エアコン室外機保護カバーマグネットタイプ
- エアコン室外機保護カバー アルミシールタイプ 80×40cm
- スタンダードエアコン/IRA-2206R
- フィルター自動清掃エアコン/IAF-2207M
- エアコンの室外機カバーの効果を知り、汚れから本体を守ろう

+1Day編集部
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室外機カバーとは?

室外機カバーとは、エアコンの室外機を覆って保護するためのカバーです。天板だけを覆うタイプや、室外機全体を囲う箱型タイプなど、さまざまな形状があります。直射日光を遮ることで冷房効率を高めたり、雨や雪から室外機を保護して、汚れや劣化を防いだりする効果が期待できます。
室外機カバーの効果とメリット3選

室外機カバーを取り付けると、節電効果や外観の向上、故障リスクの低減といったメリットが得られます。それぞれのメリットを詳しく紹介します。
①節電につながる
室外機カバーを使用して直射日光による温度上昇を抑えられると、省エネ効果が期待できます。夏場に室外機の温度上昇を抑えることで熱交換効率が上がり、冷房効率も向上します。一方、冬場は日光に当てた方が暖房効率が高まることもあるため、季節に応じた使い分けが求められます。
②外観が良くなる
室外機カバーを設置することで、庭やベランダの景観を整える効果も期待できます。無機質で目立つ室外機をカバーで隠すことで、空間の美観を損ねずに済むでしょう。
③室外機の汚れを防ぐ
室外機カバーは雨や風、雪による汚れや劣化を防ぎ、トラブルのリスクを軽減します。メンテナンス回数を減らせる上、結果的にエアコンの寿命を延ばす効果も期待できます。
室外機カバーのデメリット3選

室外機カバーを導入する際は、適切なサイズ選びや初期費用、カバー自体のメンテナンスが必要になる点にも注意が必要です。
①適切なサイズを選ぶ必要がある
室外機カバーを導入する際は、適切なサイズを選ばないと十分な効果が得られないので注意しましょう。カバーが小さいと室外機の温度上昇を十分に抑えられません。また、大きすぎると排気口を塞いでしまい通気性が悪化します。通気性の悪化は放熱効率の低下を招き、かえって消費電力が増える恐れもあります。
②初期費用が必要になる
室外機カバーの価格は商品により異なりますが、性能が高いものほど高価になる傾向が見られます。長期的には節電によるコストメリットが見込まれるものの、導入時にはある程度の出費が必要です。
③カバーのメンテナンスが必要になる
室外機カバーを使うことで室外機本体は汚れにくくなりますが、カバー自体には汚れが付着するため、定期的な清掃が必要です。汚れたまま放置すると通気性が悪くなり、エアコンの効率を下げてしまう可能性もあります。
室外機が汚れた場合の影響

室外機が汚れた場合、冷暖房が効きにくくなったり、騒音が発生したりする可能性があります。汚れたまま使い続けると、故障のリスクが高まることにも注意が必要です。
冷暖房が効きにくくなる
室外機が汚れ、ホコリやゴミでフィンが目詰まりすると、空気の流れが妨げられ、熱交換効率が低下します。結果として冷暖房の効きが悪くなり、電気代がかさむ原因にもなります。
騒音が発生する
室外機にホコリやゴミが付着すると、汚れがファンやモーターの動作を妨げ、大きな異音が発生する場合もあります。室内の快適性が損なわれるだけでなく、近隣への配慮も必要になります。
故障のリスクがある
室外機が汚れたままエアコンを使い続けると、付着した汚れにより冷媒ガスの圧力が上がります。圧力の上昇により、コンプレッサーやファンモーターに負荷がかかることで、故障の原因になることもあります。
室外機の汚れの落とし方
自分で室外機を掃除できる場所は、外側、フィン・吹き出しグリル、ドレンホースです。それぞれの掃除方法を解説します。
外側

最初に室外機の外側の砂ぼこりや排気ガスをほうきで払い落とします。次に残った汚れを濡れた雑巾で拭き取ります。汚れがひどい場合は、水で濡らしたキッチンペーパーを貼り、ふやかしてから拭き取るのがおすすめです。水をかけすぎたり、メーカーが推奨していない洗剤を使用したりすると、かえって故障の原因になることもあるので注意しましょう。
フィン・吹き出しグリル

室外機のフィン(背面・側面)や吹き出しグリル(正面)は、掃除機のブラシヘッドで優しく吸い取ります。掃除機で取れないホコリは、歯ブラシで丁寧にかき出します。デリケートな部品なので、掃除機本体をぶつけたり強くこすったりしないよう注意しましょう。掃除が難しい箇所もあるため、そもそも汚れを防ぐ意味でもカバーの設置が有効です。
ドレンホース

エアコン内の結露を排出するドレンホースは、市販のドレンホースクリーナーを使って内部の汚れを取り除きます。手の届く範囲であれば、割り箸などを使ってゴミを取り除いても構いません。
アイリスオーヤマのエアコン・室外機カバー
取り付けが簡単で直射日光や汚れから室外機を守る、おすすめの室外機カバーを紹介します。また、昔の機種に比べて最新モデルのエアコンは省エネ機能も充実しているので、買い替えを検討している場合は参考にしてみてください。
エアコン室外機保護カバー極厚

極厚素材で直射日光から室外機を守るカバーです。厚みのある素材で直射日光をカットし、冷房効率をアップさせます。室外機のサイズにあわせてカットできるので、サイズ調整もラクラク。取り付けも付属のベルトでくくりつけるだけなので簡単です。
エアコン室外機保護カバー ホワイトシールタイプ 4枚入り

貼り付けるだけで使える、シールタイプの室外機カバーです。遮熱フィルムで室外機の温度上昇を抑え、冷却効率アップにつながります。シールタイプなので見た目もスッキリして見えます。
エアコン室外機保護カバーマグネットタイプ

マグネットとフックで簡単に取り付けられる室外機カバーです。3層構造で直射日光をしっかり遮ります。真夏の省エネ対策におすすめです。
エアコン室外機保護カバー アルミシールタイプ 80×40cm

シールタイプで手軽に貼れる室外機カバーです。表面はアルミ素材になっているため、直射日光を効果的にカットできます。景観を損なわないシンプルなデザインで、ベランダや庭にもなじみやすい製品です。
スタンダードエアコン/IRA-2206R

室外機カバーとあわせて、省エネ性能に優れたエアコンの導入もおすすめです。こちらのエアコンは「いたわりエコモード」搭載で冷やしすぎや暖めすぎを防ぎ、消費電力を抑えることが可能です。
リモコンとエアコンの2ヵ所にセンサーが内蔵されているため、リモコンを手元に置けばより体感温度に近い室温を保てます。さらに上下左右ルーパーで部屋の空気を循環させ、冷暖房効率をアップしてくれます。
リモコンとエアコンの2ヵ所にセンサーが内蔵されているため、リモコンを手元に置けばより体感温度に近い室温を保てます。さらに上下左右ルーパーで部屋の空気を循環させ、冷暖房効率をアップしてくれます。
フィルター自動清掃エアコン/IAF-2207M

フィルター自動清掃機能付きで、お手入れが簡単なエアコンです。停止中に部屋の温度・湿度を検知し、自動で冷房運転をする「みはりモード」や、心地良い睡眠を促す2種類の「おやすみタイマー」など、快適に過ごせる機能を多数搭載しています。スマートスピーカー対応で音声操作も可能です。
エアコンの室外機カバーの効果を知り、汚れから本体を守ろう

室外機カバーを活用することで、冷房効率の向上、省エネ、見た目の改善、故障リスクの軽減といった効果が期待できます。気になる方はぜひ導入を検討してみてください。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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