オフィス用シュレッダーでの事故に関して
弊社製オフィス用ペーパーシュレッダーで2歳のお子様が指を9本切断されたという痛ましい事故が今年3月に起きました。当該機種は事務所での使用を前提に設計されたもののため、紙投入口を広く(8mm)設計していました。製品の紙投入口や取扱説明書でお子様から離れた場所での使用をお願いする旨の表示をおこなうことで安全対策を図っておりましたが、事故の発生を十分に予想していなかったことについては非常に反省しております。
弊社はこの事故の発生を重く受け止め、今後の再発防止に努めるとともに、事故に遭われたお子様ならびにご家族の皆様に誠意のある対応をおこなう所存です。
事故再発を防ぐため、当社では下記の3つの対応をおこなっております。
- 当該機種を含む4機種について紙投入口の幅を狭く(3mm〜3.5mm)する製品改良をおこないました。対策後の製品は8月10日より出荷を開始しております。
- 販売店様の店頭在庫につきましては、8月21日より未対策品の全品回収と交換を順次おこなっております。
- すでにお使いいただいている製品につきましては、8月23日付の読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞(東京地区)の5紙に社告を掲載し、ユーザーの皆様に対する注意の呼びかけをおこなうとともに、お申し出のあった方については該当機種の無償の部品交換をさせていただきます。
また、事故発生後ただちに経済産業省への報告がなされていなかったssという事実につきましては、弊社がシュレッダー製造メーカー団体(ビジネス機械・情報システム産業協会)に所属しておらず、経済産業省から団体に対してなされた通達を入手していなかったために発生しました。今後は団体と密接な連絡を取り、安全基準策定等についても最大限の協力をしながら事故の再発を防止したいと考えております。
(更新日:2007/04/06)