エアコン暖房の風向きの正解は?暖房効率を上げて電気代を節約する方法も紹介
公開日:2025.12.24
最終更新日:2025.12.24
寒い季節、エアコンの暖房を使ってもなかなか部屋が暖まらず、設定温度を上げてしまうことはありませんか?実は、風向きや風量の調整、空気の循環や湿度管理を工夫することで、効率良く部屋を暖められます。エアコン暖房の風向きの正解やメカニズム、暖房効率を上げて電気代を節約する方法について解説します。
INDEX
- エアコン暖房の風向きの正解は?
- 暖房時は風向きを下に向ける
- 風量は自動運転に任せる
- エアコン暖房の風向きのメカニズム
- 暖かい空気は天井付近にたまりやすい
- 風量が強いと暖かい空気が下に行きやすい
- エアコン暖房の効率を上げて電気代を節約する方法
- サーキュレーターと併用する
- 湿度を上げる
- 窓の断熱対策をする
- フィルター掃除をする
- 省エネ性に優れたエアコンに買い替える
- 暖房の買い替えにおすすめのアイリスオーヤマのエアコン
- エアコン 6畳 節電 フィルター自動清掃 2.2kw/IAF-2207M
- エアコン 10畳 2025年モデル 節電 2.8kw/IRA-2806R
- エアコン 12畳 2025年モデル 節電 3.6kw/IHF-3609G
- エアコン暖房の風向きの正解を知り、効率良く部屋を暖めよう
+1 Day 編集部
理想の暮らしをさがす、つくる。
“ちょっといい”生活のヒントが見つかるライフスタイルマガジン
家電好きなメンバーを中心に、DIY やアウトドア、ペット関連など、衣食住にまつわる理想の暮らしにちょっと近づくアイデアや商品情報が詰まったコンテンツをお届けします!
エアコン暖房の風向きの正解は?
エアコンを暖房として使用する際は、風向きをできるだけ下に向けるのが効果的です。暖かい空気は上に昇りやすいため、下向きに送ることで効率良く部屋全体を暖められます。風量は自動運転にすると、無駄な電力消費を抑えながら快適な室温を保ちやすくなるでしょう。
暖房時は風向きを下に向ける
エアコンの暖房運転では、温風を効率良く部屋に循環させるため、風向きを下向きに設定することが重要です。暖かい空気は軽く上昇するため、目安として水平に対して60度以上下向きに設定すると、床付近まで温風が届きやすくなります。
一方、スイング運転や上向きに設定すると、温風が天井付近にたまり、冷えやすい足元まで暖かさが行き渡りにくくなります。風向きを下にすることで、床から部屋全体へと温風が循環しやすくなります。左右の風向きは、設置場所や人の位置に合わせて調整してみてください。
一方、スイング運転や上向きに設定すると、温風が天井付近にたまり、冷えやすい足元まで暖かさが行き渡りにくくなります。風向きを下にすることで、床から部屋全体へと温風が循環しやすくなります。左右の風向きは、設置場所や人の位置に合わせて調整してみてください。
風量は自動運転に任せる
エアコンの風量は、自分で設定するよりも自動運転に任せたほうが効率的です。自動運転は、運転開始直後に強風で設定温度まで上げ、その後は弱風に切り替えて設定温度を維持します。設定温度に達するまでの時間が短縮され、結果的に無駄な電力消費を抑えられるのが特徴です。手動で調整する場合も、初めは強風、暖まったら弱風にすると良いでしょう。
エアコン暖房の風向きのメカニズム
エアコン暖房時に風向きを下に設定する理由は、暖かい空気が天井付近にたまりやすいためです。効率良く部屋を暖めるには、風向きだけでなく風量や空気の流れも重要になります。
暖かい空気は天井付近にたまりやすい
温かい空気は軽いため、エアコンの吹き出し口から出ると天井付近へ昇ります。一方、冷たい空気は重く、床や足元に「冷気だまり」として残りがちです。
そのため暖房時は、風向きを下に設定することで部屋全体が均一に暖まりやすくなります。風向きを水平や上向きに設定すると足元が寒く感じやすくなり、設定温度を上げたり、運転時間が長くなったりして電気代がかさむ原因になります。温度ムラを解消するには、サーキュレーターや扇風機で空気を循環させるのも有効です。
そのため暖房時は、風向きを下に設定することで部屋全体が均一に暖まりやすくなります。風向きを水平や上向きに設定すると足元が寒く感じやすくなり、設定温度を上げたり、運転時間が長くなったりして電気代がかさむ原因になります。温度ムラを解消するには、サーキュレーターや扇風機で空気を循環させるのも有効です。
風量が強いと暖かい空気が下に行きやすい
部屋がなかなか暖まらない場合は、風量を強めに設定すると効果的です。風量が弱いと、暖かい空気が床に届く前に上昇してしまいます。
また、エアコンのフィルターがホコリで詰まっていると風量が低下し、暖房効率も悪くなります。定期的にフィルター掃除を行い、効率を維持しましょう。
また、エアコンのフィルターがホコリで詰まっていると風量が低下し、暖房効率も悪くなります。定期的にフィルター掃除を行い、効率を維持しましょう。
エアコン暖房の効率を上げて電気代を節約する方法
エアコン暖房の効率を高めるには、風向きの設定だけでなく、さまざまな工夫を組み合わせることが大切です。サーキュレーターや加湿器の併用、窓の断熱対策などを行うことで、節電効果も期待できます。
サーキュレーターと併用する
サーキュレーターで室内の空気を循環させると、温度ムラが減り、設定温度を上げなくても暖かく感じられます。エアコンの風向きと反対側の床にサーキュレーターを置き、上向きに運転すると、天井付近にたまった暖かい空気を床まで循環させやすくなります。
エアコン暖房とサーキュレーターを併用する方法については、こちらの記事もチェックしてみてください。
エアコン暖房とサーキュレーターを併用する方法については、こちらの記事もチェックしてみてください。
湿度を上げる
湿度を上げると体感温度が上がり、同じ室温でも暖かく感じられます。空気中の水蒸気が熱を蓄え、肌から熱が奪われにくくなるためです。加湿器や濡れたタオル、洗濯物の部屋干しで室内湿度を40~60%程度に保ちましょう。
窓の断熱対策をする
窓の断熱対策も、暖房効率を向上させ、エアコン暖房使用時の節電につながります。暖房で暖められた空気の約半分は、窓などの開口部から逃げると言われています。厚手のカーテンや断熱・遮熱効果のあるカーテンを使用したり、断熱シートを貼ったりして、冷気の侵入を防ぎましょう。
フィルター掃除をする
エアコンのフィルター掃除をこまめに行うと、暖房効率を維持しやすくなります。フィルターがホコリで詰まると風量が減り、暖房効率が低下する可能性があります。2週間に1回程度を目安に掃除すると安心です。
省エネ性に優れたエアコンに買い替える
古いエアコンは省エネ性能が低いため、10年以上使用している場合は買い替えを検討するのも一つの方法です。
最新機種には、人の居場所を感知して効率良く運転を調整する機能などが搭載されています。購入時は、省エネ基準達成率や多段階評価点(星の数)を確認するのがポイントです。
最新機種には、人の居場所を感知して効率良く運転を調整する機能などが搭載されています。購入時は、省エネ基準達成率や多段階評価点(星の数)を確認するのがポイントです。
暖房の買い替えにおすすめのアイリスオーヤマのエアコン
暖房の効率を上げたいときにおすすめの、アイリスオーヤマのエアコンを紹介します。暖房の購入・取り換えの際にはぜひ参考にしてみてください。
エアコン 6畳 節電 フィルター自動清掃 2.2kw/IAF-2207M
豊富な機能により効率的な運転ができるエアコンです。リモコンに内蔵されている温度センサーで室温を感知できるため、手元に置けば体感温度に近い調節が可能。2種類のおやすみタイマーを使用すれば、自動運転で心地良い睡眠を促したり、部屋の暖めすぎを防いだりもできます。
スマホの専用アプリからエアコンを操作して、帰宅途中に暖房をつける、切り忘れたときに外出先から消すといったことも可能です。
スマホの専用アプリからエアコンを操作して、帰宅途中に暖房をつける、切り忘れたときに外出先から消すといったことも可能です。
エアコン 10畳 2025年モデル 節電 2.8kw/IRA-2806R
「いたわりエコモード」搭載で、冷やしすぎ・暖めすぎを防いで消費電力を抑えられるエアコンです。温度センサーがエアコン本体とリモコンの2ヵ所に搭載されており、リモコンを手元に置けばより体感に近い室温を保てます。上下左右ルーパーで部屋の空気を効率良く循環させられるので、冷暖房の効率もアップ。リビングや寝室、子ども部屋の暖房用としてもおすすめです。
エアコン 12畳 2025年モデル 節電 3.6kw/IHF-3609G
さまざまな機能を搭載し、暖房の効率をアップできるエアコンです。冷やしすぎ・暖めすぎを自動で防いでくれる「いたわりエコモード」を搭載。運転時だけではなく、立ち上がり時の消費電力を抑える機能も加わり、より節電効果が期待できます。
リモコン上部には温度センサーが搭載され、リモコンを手元に置けば快適な温度に調節が可能です。心地良い睡眠を促す「快適おやすみタイマー」や、室内の低温を感知して自動で暖房を開始する「みはりモード」も便利です。
リモコン上部には温度センサーが搭載され、リモコンを手元に置けば快適な温度に調節が可能です。心地良い睡眠を促す「快適おやすみタイマー」や、室内の低温を感知して自動で暖房を開始する「みはりモード」も便利です。
エアコン暖房の風向きの正解を知り、効率良く部屋を暖めよう
エアコン暖房は、風向きを下に設定し、風量を自動運転にすることで、効率良く部屋を暖められます。サーキュレーターとの併用、加湿、窓の断熱対策、フィルター掃除などを組み合わせることで、さらなる節電効果も期待できます。暖房の無駄を減らし、快適で暖かい冬を過ごしましょう。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。


