

暖房×サーキュレーターで効率良く電気代節約!併用するメリットや置き方
公開日:2023.12.08
最終更新日:2023.12.08
部屋の暖房効率を上げたいなら、サーキュレーターとの併用がおすすめです。サーキュレーターで部屋の空気を循環させれば、冷えが気になる足元まで快適な室温に保て、設定温度を上げすぎないので電気代の節約にも。ただし、効果的に使用するには適切な場所に置く必要があります。暖房とサーキュレーターを併用するメリットや置き方を紹介します。
INDEX
- エアコンの暖房とサーキュレーターを併用するメリット
- 暖房効率が上がる
- 電気代節約につながる
- エアコンの暖房と併用する際のサーキュレーターの置き方
- 基本|エアコンの対角線上に置く
- 2部屋の場合|部屋の中央に置く
- ロフトがある場合|1台目をロフト、2台目をエアコンの下に置く
- サーキュレーターの選び方
- 風力の強さで選ぶ
- 静音性で選ぶ
- お手入れのしやすさで選ぶ
- アイリスオーヤマおすすめのサーキュレーター
- サーキュレーターアイ DC 20畳 コードレス/PCF-SD15CH
- サーキュレーターアイ DC JET 15cm/PCF-SDCC15T
- サーキュレーターアイ 18畳 上下左右首振りタイプ/PCF-SC15T-EC
- サーキュレーターアイ DC silent/PCF-SDS152T
- エアコンの暖房とサーキュレーターを併用する際の注意点
- 間違った位置に置かない
- 石油ストーブなども使用する場合は、本体に風をあてない
- サーキュレーターを使って、エアコンの暖房効果を高めよう

+1 Day 編集部
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エアコンの暖房とサーキュレーターを併用するメリット

エアコンは単体で稼働させるよりも、サーキュレーターを併用して部屋の空気を循環させた方が効率的に部屋全体を暖められます。また、温度設定を上げすぎることなく快適な室温に調整できるので、節電にもつながります。まずは、エアコンの暖房とサーキュレーターを併用するメリットをみていきましょう。
暖房効率が上がる
サーキュレーターを使うと暖かい空気を循環させられ、暖房効率を上げられます。もともと暖かい空気は部屋の上方に、冷たい空気は下方に集まる性質があります。そのため、暖房をつけていても暖かい空気が天井付近に溜まり、足元まで暖まりにくいのが難点。
そこで、サーキュレーターを併用することで、空気が循環して室内の温度差がなくなり、設定温度を上げることなく快適な室温を保てます。
電気代節約につながる
サーキュレーターで効率良く、早く部屋を暖められることで暖房の稼働負荷が減り、電気代の節約につながります。さらに、空気循環で部屋全体を暖められると、設定温度を上げずに済みます。一般的に冷房よりも暖房の方が、電気代が高くなりがち。サーキュレーターを併用し、快適な室温を保ちつつ、暖房の稼働を抑えてトータルのコストを抑えましょう。
エアコンの暖房と併用する際のサーキュレーターの置き方
部屋の空気をきちんと循環させて室温を快適に保つには、サーキュレーターを正しい場所に置くことが大切です。部屋の構造や家具の配置に応じた置き方を紹介します。
基本|エアコンの対角線上に置く

サーキュレーターをエアコンの対角線上に置き、エアコンから出る暖かい風に向けて送風することで、天井に溜まりやすい暖風を部屋中に行き渡らせられます。部屋のスペースや家具の配置などで対角線上に置くのが難しければ、サーキュレーターを真上に向けて天井に送風しましょう。上下の空気を効率的に循環させられます。
2部屋の場合|部屋の中央に置く

隣合わせた部屋で片方にしかエアコンがない場合は、エアコンのある部屋の中央にサーキュレーターを置きましょう。エアコンの暖房を使用し、サーキュレーターは真上に向かって送風してください。天井付近の暖気を分散させられるので、2部屋とも暖められます。ただし、部屋の構造によってはエアコンのない部屋を暖められない場合もあります。
ロフトがある場合|1台目をロフト、2台目をエアコンの下に置く
ロフトがある場合は、エアコンの暖房と2台のサーキュレーターを組み合わせて使うのが効果的です。1台目はロフトから下に向けて風を送り、2台目はエアコンの下から真上に向けて風の流れを作ります。1台しか使えなければ、サーキュレーターをロフトに置いて天井に向け、エアコンの暖気を下へと循環させます。
ロフトがある部屋は、一般的な部屋よりも天井が高いことが多いもの。ロフトと1階部分の気温差が大きくなるため、できれば2台使いで効率的な空気循環を作りましょう。
サーキュレーターと形が良く似ている扇風機ですが、特徴や適した使い方は異なります。サーキュレーターと扇風機の違いについては、こちらの記事を参考にしてください。
サーキュレーターの選び方
サーキュレーターを選ぶ際は、部屋の空気をきちんと循環させる風力が出るものを選ぶことが重要です。また、長く使い続けるには、お手入れのしやすさも考慮に入れると良いでしょう。サーキュレーターの選び方を紹介します。
風力の強さで選ぶ

部屋の空気を循環させるのに適した風力のサーキュレーターを選ぶのが大切です。効率良く暖めるなら、大風量のものがおすすめ。ファンのサイズが大きく、枚数が多いほど風力は強くなります。風力を調整できるタイプであれば、広さの違う部屋でも使えて便利です。適用床面積や対応畳数などを参考に、部屋の広さに合うものを選びましょう。
静音性で選ぶ
サーキュレーターは強い風を遠くへと送る分、運転音が大きい傾向にあります。就寝時などに気になる場合は運転音が静かなものを選びましょう。運転音をdB(デシベル)で公表しているものもあります。騒音値の目安として、図書館や深夜の市街地は40dB程度。40dB以下であれば、静音性が高いと言えます。
音の大きさへの感じ方は人によって異なるため、気になる方は実際に店頭で確認するのも一つの手です。
お手入れのしやすさで選ぶ

サーキュレーターはファンやカバーにホコリが溜まりやすいので、カバーを外して掃除できる方が快適に使えます。なかにはカバーの取り外しができないものもあるため、購入前にお手入れ方法を確認しておきましょう。
特に風力が強いタイプは、たくさんの空気を取り込む過程でホコリがどんどん溜まって、ファンの動きが悪くなったり、故障したりする原因に。長く使い続けるには定期的なお手入れが必要です。
サーキュレーターを選ぶ際には、デザイン性の高さで選ぶのもおすすめです。おしゃれなサーキュレーターの選び方について、こちらの記事で詳しく紹介しています。
アイリスオーヤマおすすめのサーキュレーター
アイリスオーヤマでは、ボール型のスパイラルグリル形状により、パワフルな風力で空気を循環させられるサーキュレーターを用意しています。インテリアにも映えるおしゃれなカラーのサーキュレーターをはじめ、おすすめのアイテムを紹介します。
サーキュレーターアイ DC 20畳 コードレス/PCF-SD15CH

電源のない場所でも使えて便利なコードレスタイプのサーキュレーターです。風量ターボ時は風の到達距離約15mと、遠くまで風を届けてムラなく空気を撹拌します。暖房と併用すれば、効率良く足元まで暖められるでしょう。適用床面積は約20畳。風量6(ターボ)で約3時間、風量1で約50時間運転可能です。左右首ふり機能付き。図書館よりも静かな35dB未満※の静音設計も魅力です。
※連続モード:風量1~3までの場合
サーキュレーターアイ DC JET 15cm/PCF-SDCC15T

カラフルなWOOZOOシリーズでインテリアになじむ、おしゃれなサーキュレーターです。ジェット気流で約27m先まで強力送風できます。適用畳数は24畳。上下・左右の自動首振りを立体的に組み合わせ、部屋の空気を効率的に循環させます。前面カバーは取り外せるため、お手入れも簡単です。
サーキュレーターアイ 18畳 上下左右首振りタイプ/PCF-SC15T-EC

インテリアに溶け込むペールトーンカラーのサーキュレーターです。特許取得済みのスパイラルグリルを採用し、ボール型形状の中心に風を集め、直進性の高いパワフルな送風で部屋の空気を循環させます。適用畳数は18畳です。
風量調整やタイマー、首振りなどの機能面に加え、操作パネルはシンプルで使いやすく、リモコンが使えるなど操作性も高い1台。前面ガードだけではなく、背面ガードも取り外せるため、ファンやモーター部分までしっかりと掃除できるのもポイントです。
サーキュレーターアイ DC silent/PCF-SDS152T

艶消しマットカラーで落ち着きがあり、部屋におしゃれになじむWOOZOOシリーズのサーキュレーターです。パワフルな送風が可能でありながら、風量8段階中1〜5段階は35dB以下の静音タイプで就寝時も使えます。適用畳数は20畳です。
8段階の風量調整や2・4・8時間後に運転が停止するタイマー、操作部のランプの明るさ調整など、便利な機能を豊富に搭載しています。約1.3kgと軽くてコンパクトなサイズなので、移動も手軽です。
エアコンの暖房とサーキュレーターを併用する際の注意点

サーキュレーターは空気循環を考えた場所に置かなければ、効果を発揮できません。また、火を使った暖房器具と併用する際は、火傷や火事などに注意してください。サーキュレーター併用時の注意点を紹介します。
間違った位置に置かない
サーキュレーターを間違った位置に置くと、空気の循環がうまくいかず快適な室温にならない上に、エアコンが余計に稼働して電気代もかさんでしまいます。また、適用床面積や畳数を越えた部屋での使用も、風が部屋の隅まで届かず空気循環がうまくいかない原因に。部屋の広さに適した風力のものを正しい位置に置きましょう。
石油ストーブなども使用する場合は、本体に風をあてない
石油ストーブやファンヒーターなどの火を使った暖房器具には、サーキュレーターの風をあてないようにしましょう。空気を取り込んで火が大きくなり、火傷や火災の恐れがあります。石油ストーブやファンヒーターとサーキュレーターを併用する場合は、暖かい空気が溜まる上部に風をあてて循環させます。
サーキュレーターを使って、エアコンの暖房効果を高めよう

サーキュレーターは、正しく設置することで室温を心地良く保ってくれる便利な家電。冷えが気になる足元まで暖気を循環させ、快適な部屋作りに役立ちます。正しい置き方や選び方を参考に効率良く部屋を暖めましょう。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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