お茶の種類と特徴一覧|日本茶・中国茶・紅茶の違いを紹介
公開日:2026.04.03
最終更新日:2026.04.03
お茶には緑茶や紅茶などさまざまな種類がありますが、基本的には同じ「チャノキ(学名:Camellia sinensis)」から作られています。同じ茶葉から異なるお茶が生まれる理由は、主に製造工程や発酵(酵素的酸化)の度合いの違いによるものです。お茶の発酵度による分類から、日本茶・中国茶・紅茶の違い、製造方法を解説します。
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発酵度で分類するお茶の種類
お茶の葉は、中国種・アッサム種などの品種の違いはあるものの、基本的に同じ「チャノキ(学名:Camellia sinensis)」から作られています。同じ葉から緑茶や紅茶のような異なる種類が生まれる理由は、主に発酵(酵素的酸化)の度合いの違いによるものです。
お茶は発酵度合いによって、大きく「不発酵茶」「半発酵茶」「発酵茶」に分類されます。不発酵茶は緑茶、半発酵茶は烏龍茶、発酵茶は紅茶を指すのが一般的です。なお、黒茶のように微生物による「後発酵」を行うお茶もあります。
お茶は発酵度合いによって、大きく「不発酵茶」「半発酵茶」「発酵茶」に分類されます。不発酵茶は緑茶、半発酵茶は烏龍茶、発酵茶は紅茶を指すのが一般的です。なお、黒茶のように微生物による「後発酵」を行うお茶もあります。
日本茶の種類一覧
日本茶の多くは緑茶(不発酵茶)ですが、栽培方法や加工工程の違いによって味や香りは大きく異なります。日常的に親しまれているものから高級茶まで、代表的な日本茶を紹介します。
煎茶(せんちゃ)
煎茶は、日本茶の生産量の大半を占める代表的なお茶です。日光を十分に浴びて育った茶葉を蒸し、揉んで乾燥させて作られます。旨みと渋みのバランスがよく、さわやかな香りが特徴です。
<深蒸し煎茶>
深蒸し煎茶とは、通常よりも長い時間蒸して作られる煎茶です。渋みが比較的少なく、まろやかで濃い味わいになりやすい特徴があります。
<深蒸し煎茶>
深蒸し煎茶とは、通常よりも長い時間蒸して作られる煎茶です。渋みが比較的少なく、まろやかで濃い味わいになりやすい特徴があります。
玉露(ぎょくろ)
玉露は収穫前の一定期間、覆いをして日光を遮る「被覆栽培」で育てられるお茶です。日光を遮ることでカテキンの生成が抑えられ、旨み成分のテアニンが多く残ります。渋みが少なく、海苔のような独特の香り(覆い香)と濃厚な旨みが特徴です。カフェインやテアニンを比較的多く含む傾向があります。
番茶(ばんちゃ)
番茶は地域によって定義が異なりますが、煎茶の収穫後期の葉や茎などを原料とすることが多いお茶です。比較的さっぱりとした味わいで、カフェインも少なめとされます。
焙じ茶(ほうじちゃ)
焙じ茶は、煎茶や番茶などを強火で焙煎して作られるお茶です。焙煎によってカフェインはやや減少するとされ、比較的カフェインが少ないお茶として知られています。香ばしい香りとすっきりした味わいが特徴です。
抹茶(まっちゃ)
抹茶とは、被覆栽培した茶葉(碾茶(てんちゃ))を乾燥させ、石臼などで粉末状にしたものです。濃厚な旨みとほどよい苦みがあります。茶道の他、菓子や飲料にも広く使われています。
玄米茶(げんまいちゃ)
玄米茶とは、炒った玄米と煎茶や番茶をブレンドしたお茶です。玄米の香ばしい香りが際立ち、渋みが少なく飲みやすい味わいです。茶葉の割合が抑えられるため、比較的カフェインは控えめ。手ごろな価格帯の商品が多く、普段使いしやすいでしょう。
中国茶の種類一覧
中国茶は製造工程の違いによって、一般的に6種類に分類されます。それぞれの製造方法や特徴を解説します。
青茶(烏龍茶)
青茶とは、日本でもよく飲まれている「烏龍茶」のこと。発酵を途中で止める「半発酵茶」で、中国茶のなかでも種類が多く、香りのバリエーションが豊富です。中国大陸産は発酵度が高めのもの、台湾産は比較的軽やかなものが多い傾向にあります。
代表的な銘柄: 鉄観音(てっかんのん)、凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)
代表的な銘柄: 鉄観音(てっかんのん)、凍頂烏龍茶(とうちょううーろんちゃ)
黒茶(プーアール茶)
黒茶は完成した茶葉に、微生物を働かせて熟成させる「後発酵茶」です。重厚なコクと独特の香りがあります。食後のお茶として好まれています。
代表的な銘柄: 普洱茶(プーアール茶)、六堡茶(ろっぽうちゃ)
代表的な銘柄: 普洱茶(プーアール茶)、六堡茶(ろっぽうちゃ)
黄茶
黄茶は、「悶黄(もんおう)」という蒸らし工程を含む希少なお茶です。穏やかな甘みとやわらかな味わいが特徴です。
代表的な銘柄: 君山銀針(くんざんぎんしん)、 霍山黄芽(かくざんこうが)
代表的な銘柄: 君山銀針(くんざんぎんしん)、 霍山黄芽(かくざんこうが)
白茶
白茶は、摘み取った芽や葉を自然乾燥させて作るお茶です。軽やかで甘みのある味わいが特徴です。
代表的な銘柄: 白毫銀針(はくごうぎんしん)、白牡丹(はくぼたん)
代表的な銘柄: 白毫銀針(はくごうぎんしん)、白牡丹(はくぼたん)
緑茶(中国緑茶)
緑茶(中国緑茶)は、摘採後すぐに加熱して酸化を止める不発酵茶です。日本は蒸し製が主流ですが、中国は釜炒り製が一般的です。香ばしく軽やかな風味が楽しめます。
代表的な銘柄: 西湖龍井(せいころんじん)、碧螺春(へきらしゅん)
代表的な銘柄: 西湖龍井(せいころんじん)、碧螺春(へきらしゅん)
紅茶(中国紅茶)
紅茶というとイギリスのイメージが強くありますが、ルーツは中国です。紅茶の製法は中国・福建省で発展し、のちにヨーロッパへ広まったとされています。完全に発酵(酵素的酸化)させて作られ、甘みや果実香、スモーキーな香りなど多彩な風味があります。
代表的な銘柄: 祁門(キームン)、正山小種(ラプサンスーチョン)
代表的な銘柄: 祁門(キームン)、正山小種(ラプサンスーチョン)
世界の紅茶の種類一覧
紅茶は産地名が銘柄名になることが多く、「世界三大紅茶(ダージリン・ウバ・キームン)」が広く知られています。
ダージリン
「紅茶のシャンパン」と称される、インドのダージリン地方で収穫される最高級茶のひとつです。昼夜の寒暖差の激しいヒマラヤ山麓で育ち、独特のフルーティーな香りと引き締まった渋みが特徴。年3回ある収穫期のなかで、5~6月に収穫される「セカンドフラッシュ(二番摘み)」は香りとコクのバランスが良いとされます。
ウバ
ウバはスリランカの南東部で生産される、世界三大紅茶のひとつです。刺激的な渋みと、メントールを連想させる清涼感のある鋭い香り(ウバフレーバー)が特徴です。香りを楽しむにはストレートがおすすめですが、渋みが強いためミルクティーにも合います。
キームン(祁門)
キームン(祁門)は中国の安徽省(あんきしょう)で作られる、世界三大紅茶のひとつです。キーマンやキーモンとも呼ばれています。渋みは控えめで、スモーキーかつ蘭の花のような甘い香りが楽しめるでしょう。収穫期が6月~9月と短く、なかでも8月に収穫されたものは最高級品とされます。
アッサム
世界最大の紅茶産地、インド北東部のアッサム地方で作られる紅茶です。ミルクティーに最適な濃厚なコクと、芳醇な香りが特徴。年3回収穫期があり、6~7月のセカンドフラッシュが最もコクが深いとされます。
ジャワ
インドネシアのジャワ島で生産される紅茶です。クセが少なく、渋みが穏やかで飲みやすい味わいです。食事中のお茶として親しまれています。
ケニア
アフリカのケニアで栽培されたお茶です。フレッシュな香りと、マイルドですっきりとした味わいが特徴。ミルクティーでもストレートでも楽しめる万能型です。
お茶の発酵方法
お茶における発酵とは、主に茶葉に含まれる酵素の働きによる酸化反応を指します。具体的な発酵方法について解説します。
萎凋(いちょう)
発酵茶(烏龍茶や紅茶)を作る際、重要な工程が「萎凋(いちょう)」です。萎凋とは、生の茶葉に風を当てて水分を飛ばし、しおれさせる工程です。しおれた茶葉は成分が変化しやすくなり、お茶独特の香りも引き出されます。
烏龍茶の発酵方法
烏龍茶は半発酵茶なので、10~20分日干しをした後、室内で数時間萎凋させます。茶葉を軽く傷つけて発酵を促進させ、香りを引き出したら高温で焙煎し、発酵を止めて作ります。
紅茶の発酵方法
紅茶は完全に発酵させて作るのがポイント。茶葉を室内で15~18時間乾燥させて萎凋させます。香りがしっかり出たら熱風で乾燥させて、発酵を止めて作ります。
アイリスオーヤマのおすすめのお茶
アイリスオーヤマでは、製法にこだわり、世代を問わず飲みやすいお茶を取りそろえています。ペットボトルタイプで手軽に持ち運べるため、毎日のお出かけや仕事のお供にもおすすめです。
アイリスのお茶「綠」 緑茶 500ml×24本
国産茶葉を100%使用した緑茶です。お茶の粒子を除去し、渋みを抑えたすっきりとした飲み口です。華やかな香りとほどよい甘みがあり、飲みやすい味わいも特徴。毎日の食事や仕事中の気分転換など、日常使いに適しています。500mlペットボトル24本入りで、まとめ買いにも便利です。
アイリスのお茶「綠」 焙じ茶 500ml
香ばしく、深みのあるすっきりとした味わいの焙じ茶です。苦みが少なく、食事中やリラックスタイムにも取り入れやすいのが特徴。焙煎された国産茶葉を国内にある自社工場で、高温密閉抽出することにより香りを逃がさず飲みやすい味に仕上げています。
お茶の種類を知って自分好みの一杯を楽しもう
お茶は発酵度や製造方法によって、さまざまな種類に分かれます。日本茶・中国茶・紅茶の違いや特徴を知り、自分にぴったりの一杯を見つけて楽しんでみませんか。
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