目覚ましい進化を遂げるデジタルトランスフォーメーション(DX)。各業界でどのような変革をもたらしているのか、最新事例を交えながら紹介していきます。
日本の教育現場はこれまでデジタル化が遅れていると言われてきましたが、新型コロナウイルス拡大によってオンライン教育が普及したことをきっかけに、DX化が進んでいます。
文部科学省では、昨年から本格的に教育現場のDX促進に力を注ぎ、ハード・ソフトの両面からデジタル化に向けた取り組みを加速させることで、Society5.0などこれからの社会を牽引する人材の育成に取り組んでいます。
既に一部の教育現場ではDXの利活用が進んでいます。授業中にリアルタイムで質問できるAIチャットボットの活用、生徒一人ひとりの習熟度にあわせた問題をAIが自動で選定・出題するAIドリル、生徒の学習状況・成績・進路のデータ管理による最適な進路指導など、最新技術を使った学びの場の環境整備がはじまっています。
DXの活用は事務作業の簡便化など教師の働き方改革にも効果があり、生徒指導や研究など本質業務への注力により教育の質向上につながります。
ドリルを解きながら結果にあわせた問題が出されるAIドリルの活用や、学習ログの分析による最適な教材の提供で、個人の習熟度にあわせた学習が可能に。
世界中の学びたい学問や人気教授の講義が遠隔で受講可能に。
一方で、質疑応答の進め方や教員のデジタル教材の活用法などの課題も。
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