- 概要
- ラインアップ
LED防犯灯とは
防犯灯とは、犯罪被害の未然防止など安全対策を目的とし、夜間の住民と交通の安全を確保するために用いられている屋外照明です。
電柱や専用柱に設置されており、車よりも日常生活で利用される歩行者や自転車の通行が多い「生活道路」を照らします。
従来の防犯灯を「LED防犯灯」にすることで、蛍光ランプに比べてエネルギー効率と耐久性にすぐれ、LED防犯灯は生活道路の安全性を確保しつつ電気代の削減にも繋がります。
また、アイリスオーヤマのLED防犯灯は(公社)日本防犯設備協会が定めた優良防犯機器認定制度(RBSS)の品質基準をクリアしている製品を取り扱っております。
防犯灯と街路灯との違い
街路灯とは、主に夜間の交通の安全と円滑化のため、交通量の多い市街地の幹線道路や交差点などに設置され、交通事故を未然防止する屋外照明です。 道路上の通行人や障害物の有無が確認出来るように車道側に向いています。
LED防犯灯の寿命について
一般的な水銀灯(12,000時間)と比べて、約5倍にあたる60,000時間の長寿命化を実現しました。 ランプ交換によるメンテナンスの費用や負担を削減します。
街路の安全性を高め、
電気代を削減します。
電気代を約40%削減
高効率147.7lm/W
高い省エネ性能で、既存光源の防犯灯と比較して年間電気料金を約40%削減できます。同等の明るさを確保しながら大幅な省エネを実現します。
※電気料金は東京電力エナジーパートナー(株)「電気料金単価表」公衆街路灯A(2022年10月1日現在 HPより)による。
※IRLDBH10-V5AとIRLDBH10A-V5Aの場合。 *1 電気料金区分は次ページをご参照ください。
優良防犯機器認定制度(RBSS)の
品質基準をクリア
(公社)日本防犯設備協会において
RBSS(優良防犯機器認定制度)は、公共社団法人日本防犯設備協会が一般の方々の安全・安心に寄与することを目的に、防犯機器に必要とされる機能と性能の基準を策定し、その基準に適合した機器を「優良防犯機器」と認定することにより、優良な防犯機器の開発及び普及の促進を図る自主認定事業です。
認定を受けた「優良防犯機器」には、防犯機器の安心マークである、RBSSのロゴマークを表示することができます。
RBSSが要求するLED防犯灯の基準
防犯機能・防犯性能に係わる項目の厳しい基準をクリアしたLED防犯灯だけがRBSS認定を受けます。
- ①固有エネルギー消費効率
- ②全光束
- ③光源色の区分
- ④演色性
- ⑤設置間隔性能
- ⑥上方光束比
- ⑦自動点滅機能
- ⑧寿命
- ⑨耐久性
- ⑩耐サージ性能
- ⑪安全性
- ⑫高調波
- ⑬部品
- など
⑦自動点滅機能*1
照度センサーが周辺の明るさを感知し、自動で点灯・消灯。
自動点滅器交換などのメンテナンスが軽減されます。
*1 対象品番:
IRLDBH10A-V5A、IRLDBH10A-V4A、IRLDBH20A-V4A、IRLDBH10A-V3、IRLDBH10A-V3A、IRLDBH20A-V3、IRLDBH20A-V3A、IRLDBH40A-V3、IRLDBH40A-V3A
⑨耐久性
動作環境温度が-20℃~+35℃なので、寒冷地での使用でも高い耐久性を発揮します。
⑨耐久性
動作環境温度が-20℃~+35℃なので、寒冷地での使用でも高い耐久性を発揮します。
動作環境温度
耐静荷重試験(105kg*2を1分間かけて行う試験)において、 器具及び取り付け器具の破損・変形等が見られないことを確認しています。
*2 70kgf×1.5安全率=105kgf
⑩耐サージ性能
落雷をはじめとする、ほとんどのサージ被害から電気系統を守るため、耐雷サージ性能を最大15kV(コモンモード)に設定しました。IECの国際基準(4kV)を上回る基準に設定することで、雷サージによる被害軽減の対策をしています。
最大
防犯灯には設置する推奨基準があります
(公社)日本防犯設備協会では安心・安全で防犯に役立つ明るさの照度基準(クラスA~B)を推奨しています。
防犯対策としては少なくともクラスB(水平面照度3lx以上)の明るさが確保できる防犯灯の設置が望まれます。
(公社)日本防犯設備協会 技術標準SES E1901-4
(防犯灯の照度標準)2015年改正
「クラスB」と「クラスB+」の違い
道路両端は、うす暗く視認性が低い場合がある。
道路両端まで、視認性が確保され、より安全性が高い。
LED防犯灯は、従来の蛍光灯など光の拡散性のある光源と異なりクラスBを満足していても光の指向性が強いため道路端に光が照射されない場合があります。道路端の明るさの基準値としてクラスB+を新たに追加することにより安全・安心を確保することができます。
防犯灯の照度基準をランク表示
従来光源の防犯灯と明るさの比較をする場合の目安として、従来形の種類と表記に対応する呼び名"ランク"を設け、そのランク毎にクラスB+の基準を満たす設置間隔を表示しました。
[(公社)日本防犯設備協会 技術標準SES E1901-4:2015年改正]
LED防犯灯の従来光源との対比・呼び名(記号)
*3 保守率0.63、路面反射率0.1、防犯灯設置高さ4.5m、道路幅5mとした場合にクラスB+を満たす最長設備間隔
*4 ランクMMは、HF80(FHP32)相当より明るいが、従来光源表記はHF80(FHP32)相当とする。
*5 ランクLLは、HF100相当より明るいが、従来光源表記はHF100相当とする。
新電気料金区分10VAに対応
平成23年12月1日より「公衆街路灯A」の料金区分「10Wまで」が実施されました。当社10VAタイプはこの料金区分に対応、電気料金の削減を実現します。
東京電力エナジーパートナー(株)電気料金表(2021年8月1日現在 HPより)
●1VAを1Wとみなして電気料金を適用します。
●1契約あたりの需要家料金(49円50銭)を含んだ電気料金です。
●実際の電気料金は、お住まいの地域の各電力会社にお問い合わせください。