株式会社 マルアイ 神野店 様(兵庫県)
2機種を同時導入で
人手不足解消、コスト削減、清掃品質向上の一石三鳥に
- 人手不足で困っている
- 清掃に手が回らない
- もっとキレイな環境にしたい
清掃ロボットの導入で、人手不足の問題を解消
人の手による清掃をロボットが代替。人手不足による清掃スタッフ不在の問題を解消できた。
ロボット2機種の併用で、コストを削減しつつ清掃品質を向上
除塵ロボットと水拭きロボット2機種を同時に導入。コスト削減と清掃品質向上を両立できた。
お話を伺った方
株式会社 マルアイ 神野店
店長 二峰 様
施設・会社概要
株式会社 マルアイは、兵庫県を中心に店舗を展開するスーパーマーケットチェーン。
課題
- 人手不足で清掃スタッフが不在の状態。清掃したくても、十分にできなかった。
- 清掃業者への委託は、コスト高で断念。コストをかけずに、清潔感を維持したかった。
- 床の水拭きが重労働な上、閉店後の作業がスタッフの負担に。人力による清掃に限界を感じていた。
効果
- 清掃ロボットが、人の手による清掃作業を代替。人力より効率良く毎日、店舗内をくまなく清掃できるようになった。
- 除塵ができる「Whiz i アイリスエディション(以下、「Whiz i」)と、水拭き専用の「BROIT」の2機種を、セットプランで導入。低コストでの清潔感維持を実現した。
- 清掃ロボットの高い清掃能力により、短時間で高品質な清掃が可能に。省力化により、スタッフの負担軽減にもつながった。
導入事例のご紹介
-
兵庫県に本社を構える株式会社 マルアイ 様は、兵庫県を中心に70店舗(2025年9月時点)を展開するスーパーマーケットチェーンです。地域密着型の総合食品スーパーとして、食品や日用品の販売を行っています。「人と食のかかわりの中で、喜びを提供しつづける。」という経営理念のもと、「食のインフラを支える企業」としての企業価値を追求。安定した価格と新鮮な商品の提供を重視した経営により、地域の暮らしを支える地域密着型スーパーとしての発展を目指しています。このように地域に根差した経営を続ける中で株式会社 マルアイ 様は、アイリスオーヤマの「DX清掃ロボットセットプラン」を活用し、除塵ができるWhiz iと、水拭きができるBROITの2種の清掃ロボットを同時に導入しました。導入前に抱えていた課題と2機種の清掃ロボットを導入した背景、併用の効果についてお話を伺いました。
-
清掃スタッフがおらず、業者はコスト高。清掃に手が回らなかった
-
清掃ロボットの導入を決めた背景を教えてください。
二峰 様
パートスタッフもアルバイトも人手不足で清掃スタッフがおらず、清掃作業に手が回らない状況が続いていました。清掃業者に委託しようにも、清掃業者も人手不足で委託コストが高額になることから、断念せざるを得ませんでした。
-
人手不足の解消と清掃頻度の維持が、課題だったということでしょうか。
二峰 様
そうです。人手不足の中で、いかにして低コストで効率的に毎日清掃作業を行い、清潔感を維持するかが課題でした。清潔感がない店舗では顧客満足度が低下し、客離れを招きかねません。清掃したくても十分にできない状況下で、店舗の清潔感を求められることにジレンマを感じていました。
-
ランニングコストの安さと、清掃時間の短時間化に興味を持った
-
Whiz iとBROITのセットプランを導入したきっかけは何でしたか。
二峰 様
清掃に人員を割くことができない現状を何とかして打破したいと、ずっと考えていました。そんな中で、アイリスオーヤマさんの除塵清掃ロボットと水拭き清掃ロボットのセットプランを知り、ランニングコストの安さと清掃時間の短時間化に興味を持ったことが導入のきっかけです。
-
導入の決め手について、お聞かせください
二峰 様
人の手では時間も労力もかかる大変な清掃作業を、短時間で行ってくれる点が決め手になりました。
店舗の床は汚れ防止のためにコーティング施工していますが、それでも水拭きによるメンテナンスが必須です。ただ、水拭きにかかる労力は計り知れません。何度拭き取っても水気が切れないので営業時間中には作業ができず、閉店後の作業となってスタッフには大きな負担でした。これに対してBROITはしっかり水切りができるため、お客様が少ない営業時間帯なら稼働が可能で、従業員の退勤時までに清掃作業が完了する点が魅力でした。
-
2台の併用で清掃品質が向上し、清掃時間も大幅に短縮
-
Whiz iとBROITは、それぞれどのような役割を果たしていますか。
二峰 様
除塵専用のWhiz iは、塵やホコリをしっかり除去してくれます。一方、水拭き専用のBROITは、Whiz iでは取り除き切れない床のこびりつき汚れ、液体汚れ、床のべたつきなどを除去してくれます。
除塵をするWhiz i
BROITでは水拭きで床の汚れを除去 -
除塵用ロボットと水拭き用ロボットを、2台併用するメリットについて、どのように感じていますか。
二峰 様
先にWhiz iを稼働させて除塵し、その後を追いかける形でBROITを稼働させて水拭きすることで、清掃品質が向上すると同時に清掃時間を大幅に短縮できています。今回、清掃ロボットを導入した神野店は売場面積が約787㎡と広く、人の手で全エリアの清掃を行うと、水拭きだけで4時間以上かかってしまうんです。
-
それぞれのロボットの具体的な運用方法をお聞かせください。
二峰 様
開店前にレジ周り、閉店前のお客様が少ない時間帯にその他のスペースを清掃しています。具体的には、下記のようなプランです。
■Whiz i:120分/日
レジ周り→6:30~6:50(20分)、外周・中通路→19:20~21:00(100分)
■BROIT:70分/日
レジ周り→7:00~7:10(10分)、外周・中通路→20:30~21:30(60分)
-
人力での清掃に比べると、年間約110万円のコスト削減効果
-
コスト面での導入効果については、いかがですか。
二峰 様
大幅なコスト削減につながったと感じています。全エリアを人力で水拭きした場合、4時間以上かかります。これを時給1,500円換算で試算すると下記のように十分に効果があり、また、ロボットによる清掃力向上のおかげで、床のコーティングのメンテナンス頻度を年2回から1回に減らすことも可能です。これによって、さらに約20万円/年のコストを削減でき、年間約110万円のコスト削減になる試算です。
-
【コスト削減試算】
全エリアを4時間清掃、時給1,500円にて試算
すべて人力で清掃した場合のコスト
18万円/月、216万円/年
※1,500円(時給)×4時間(清掃時間)=6,000円(日コスト)
6,000円×30日(稼働日数)=180,000円(月コスト)-
①「DX清掃ロボットセットプラン」のコスト
7万円/月、84万円/年
※70,000円(Whiz i +BROIT)(月コスト) -
②「DX清掃ロボットセットプラン」+壁際を人力で45分間清掃した場合のコスト
10万3,750円/月、124.5万円/年
※70,000円(Whiz i+BROIT)+1,125円×30日(稼働日数)=103,750円(月コスト)
216万円/年+20万円/年(すべて人力+床コーティングの定期メンテナンス)―124.5万円/年(②の場合)=
112万円/年の削減が可能 -
①「DX清掃ロボットセットプラン」のコスト
-
清掃品質の向上により、お客様に安心してご利用いただけるお店に
-
導入後の手応えについて、感想をお聞かせください。
二峰 様
床に段ボールの切りくずや野菜の葉くずなどが落ちておらず、これらによる汚れもなく、食品スーパーとして“当たり前”な床面の清潔感を維持できています。閉店前の時間帯に清掃ロボットを稼働させることが、お客様への「清掃しています」というアピールにもつながっており、安心感を持ってお店をご利用いただけると思っています。
買い物に安心感を与える清潔な床面に。 -
他店への導入についても、検討しているということでしょうか。
二峰 様
検討しています。今回、セットプランで清掃ロボットを導入したのは、導入のモデル店と位置づけている店舗で、売場面積は約238坪(約787㎡)。今後は、倍の広さに当たる450坪(約1,488㎡)クラスの大型店舗に実験導入したいです。床材が木目調の店舗と白い店舗に導入して、美観が異なるのかどうかなど、異なる環境下での清掃効果の検証もしてみたいです。
-
ありがとうございました。
導入コンサルティングの
ご相談受付中!
まずはお気軽にご相談ください。







