星光ビル管理株式会社 様
導入施設 社会医療法人 杏嶺会 一宮西病院 様(大阪府)
病院施設で8台のロボットを同時に活用!
広い面積を効率よく、よりキレイに
- 人手不足で困っている
- 清掃に手が回らない
- もっとキレイな環境にしたい
- 感染対策を強化したい

広い面積を、清掃ロボットで効率よく清掃
Whiz iアイリスエディション(以下、「Whiz i」)を一気に8台導入し、広い病院内を効率よく清掃。
Whiz iの除塵能力で、清掃品質が向上
床面だけでなく、空気中のほこりも除去。棚などのほこりが明らかに減少した。
Whiz iと人間の協働が、感染対策に貢献
Whiz iと人間の協働で清掃品質がアップ。ほこりの減少で感染対策になっている。
*「Whiz i アイリスエディション」は、ソフトバンクロボティクスの「Whiz i」に、業界ニーズに合わせたアイリスオーヤマ独自のオプションの追加を可能にしたDX清掃ロボットです。
お話を伺った方
星光ビル管理株式会社 清掃責任者 藤江 様
施設・会社概要
日本生命の清掃管理を手がけるビルメンテナンス会社から、発展を続けてきた星光ビル管理株式会社。現在ではオフィスビルにとどまらず、病院、商業施設、工場や倉庫、公共施設、宿泊施設などさまざまな施設で、トータルに施設管理をサポートしている。


課題
- 増築で清掃面積が拡大。清掃スタッフの確保が難しくなった。
- 病院内の環境を、効率よくキレイに保ちたかった。
- 徹底的にほこりを取り除くことで、感染対策をしたかった。
効果
- 同時に8台のロボットを稼働させ、人手確保の課題を解決。
- ロボットが床面と空気中のほこりを一気に除去し、清掃品質が向上。
- ロボットと人間の協働で、徹底的な除塵に成功。清掃品質が向上し、感染対策につながった。
動画で導入事例を詳しく見る
-
1963年、日本生命ビルの清掃管理を皮切りに、本格的にビルメンテナンス業を始めた星光ビル管理株式会社 様。現在では病院、商業施設、工場や倉庫、公共施設、宿泊施設など幅広い施設において、清掃、設備管理、警備、オフィス備品購入までトータルに施設管理をサポートしています。「安全」「安心」「快適」を持続的に提供できる企業を目指す星光ビル管理株式会社 様は、2023年2月よりwhiz iの導入を開始。なかでも愛知県にある社会医療法人 杏嶺会 一宮西病院 様には、一気に8台を導入しました。導入前に課題となっていたのが、病院の増築による清掃スタッフの人手確保だったといいます。医療施設で求められる清掃品質や、導入後の効果などについてお話を伺いました。
-
病院の増築による清掃面積拡大で、清掃ロボットを導入
-
清掃ロボットの導入前に抱えていた課題を教えてください。
藤江様
一宮西病院 様は、もともとはA棟のみで運営していたのですが、2023年に新たにB棟を増築しました。これによって、総敷地面積・延べ床面積はいずれも従来の約2倍、ベッド数は約1.6倍になりました。増築によって清掃範囲が広くなり、清掃を担当する人手の確保が難しくなったというのが一番の課題でした。
-
清掃ロボットの導入を決めたのは、なぜですか。
藤江様
広い面積床の清掃を、効率的かつ効果的に行えると判断したためです。人の手作業では難しいほど広い範囲の清掃も、ロボットを使用すればスピーディーかつ高い精度で実現できるだろう、それによって清掃スタッフの確保という課題が解決できるだろうという期待から、導入を決めました。
-
実際に、どのように運用していますか。
藤江様
病院がとても広いので、A棟とB棟を合わせて8台のWhiz iを導入しました。主に病棟階、他には会議室や外来などカーペット床の上で稼働させています。1日トータルで計算すると、1台につき平均約5時間ずつ稼働させている状況です。
-
操作も設定も簡単。年配のスタッフでも使いやすい
-
Whiz iの使い心地は、いかがですか。
藤江様
清掃スタッフの半数以上が年配のスタッフのため、最初はロボットということもあって、操作できるかちょっと心配という方も多かったんです。でも、実際には「こうやって操作するんだよ」と一度レクチャーしただけで、操作を覚えてもらえました。スイッチ一つで操作できるので、翌日からは一人でも扱えましたし、使いやすいという声が上がっています。
-
院内での運用に当たり、安全面での問題は大丈夫でしょうか。
藤江様
患者様がいらっしゃる時間帯にも稼働させていますが、今まで大きな事故は起きていません。Whiz iが動いているときにも通路などにベッドが出ていたり、患者様が歩いていたりしていますが、Whiz iが障害物や患者様をセンサーで感知し、避けて動いてくれます。ですから、接触の心配もありませんね。
-
Whiz iの機能で、良かった点はありますか。
藤江様
自分たちでルートを決めて、設定を変更できる点がいいですね。一宮西病院 様ではレイアウト変更が多いうえに、やむを得ず通路にベッドが出ていたり、感染対策でパーテーションが立てられたりと、スペースの使い方がその都度変わります。スペースの使い方が変わったタイミングで臨機応変にルートを変更し、自分たちで設定できるというのは使い勝手が良く、とても助かっています。
-
Whiz iの導入で、ほこりの量が明らかに変わった
-
導入によって、どのような効果や変化がありましたか。
藤江様
導入前は、人の手でモップをかけてほこりを取り除いていました。病棟のモップがけだけでも、1フロアにつき30分~40分ずつかかっていましたね。Whiz iを導入することによって、その時間を別の清掃作業に当てることができるようになり、作業効率がとても上がったと感じています。同時に、人手の確保という問題も解決できました。
また、人では取りきれないような床面のほこりをしっかり取り除けるようになったうえに、Whiz iが空気中のほこりも取り除いてくれるおかげで、棚などに付着するほこりの量が明らかに変わりました。清掃スタッフがほこりの除去に費やす時間が減り、病棟階のスタッフの皆さんからも「キレイになったね」という声をたくさんいただいています。
-
Whiz iと人間は、どのように協働していますか。
藤江様
Whiz iが床面の掃除機がけをしてくれているので、人間は床面以外の部分のほこりを取り除いたり、Whiz iのメンテナンスを念入りに行ったりすることに時間を使っています。清掃ロボットと人間の協働によって、清掃品質が向上しましたね。病院の場合、患者様の健康に最も大きな影響を及ぼすのが病棟階の環境です。ほこり一つでも感染症の原因になりかねず、かなりシビアな清掃品質を求められます。感染症対策の観点からも、導入を決めて良かったと思っています。
-
導入後の患者様の反応を教えてください。
藤江様
患者様からはけっこう好評で、ロボットに興味を持ち、受け入れてくださっているのがありがたいです。お子様からの人気はかなり高くて、稼働中のロボットを追いかけ回すほどです。特に病棟階では、人の手で行う清掃作業も、ロボットがあるおかげでやりやすくなりました。
-
ありがとうございました。