

圧力鍋と電気圧力鍋の違いとは?それぞれのメリット・デメリットを比較
公開日:2023.11.07
最終更新日:2023.12.16
圧力鍋は短時間での調理を叶える他、料理の幅も広げてくれるアイテムです。圧力鍋にはガス火やIHで使えるものと、電気を熱源とする電気圧力鍋の2種類があります。それぞれの圧力鍋の仕組みや使い方の違いとメリット・デメリットを比較しながら解説します。
INDEX
- 圧力鍋とは?
- 圧力をかけて調理する鍋
- 圧力鍋の魅力
- 圧力鍋と電気圧力鍋の違い
- 圧力鍋(ガス火/IH対応)のメリット・デメリット
- 圧力鍋のメリット
- 圧力鍋のデメリット
- 圧力鍋はこんな人におすすめ
- 電気圧力鍋のメリット・デメリット
- 電気圧力鍋のメリット
- 電気圧力鍋のデメリット
- 電気圧力鍋はこんな人におすすめ
- アイリスオーヤマのおすすめ圧力鍋
- 片手圧力鍋3L・5L/KAR-3L・KAR-5L
- 両手圧力鍋4L/RAN-4L
- アイリスオーヤマのおすすめ電気圧力鍋
- 電気圧力鍋3L/PMPC-REMA3
- 電気圧力鍋 3L ヘルシープラス/KPC-MA3
- 電気圧力鍋 4.0L/KPC-MA4・PC-MA4
- 便利な圧力鍋と電気圧力鍋を使って料理の幅を広げよう

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圧力鍋とは?

豚の角煮やカレー・シチューなどの煮込み料理は手間がかかる分お肉が柔らかく、おいしく仕上がりますが、時間もかかってしまいがち。圧力鍋を使えば、短時間で簡単に煮込み料理や食材を柔らかくすることができます。まずは、圧力鍋について仕組みや魅力を解説します。
圧力をかけて調理する鍋
圧力鍋はその名の通り、圧力をかけて調理ができる鍋のこと。密閉した鍋で蒸気を閉じ込めながら加熱することで水蒸気が膨張し、鍋内に圧力がかかる仕組みです。
圧力がかかると沸点が上がります。そのため、通常の水の沸点は100℃のところ120℃くらいの高温で調理が可能になり、普通の鍋よりも早く火を通すことができる点が特徴です。
圧力がかかると沸点が上がります。そのため、通常の水の沸点は100℃のところ120℃くらいの高温で調理が可能になり、普通の鍋よりも早く火を通すことができる点が特徴です。
圧力鍋の魅力
普通の鍋と比較すると、圧力鍋なら約1/3~1/4短縮した時間で調理ができます。また蒸気を閉じ込めて調理するため、水の使用量を減らせるのもメリット。短時間で調理できるため栄養素も逃げにくくなります。
圧力鍋で調理すると野菜の甘みがアップしたり、魚の骨を柔らかくすることができるので、食材本来の味を楽しめるのも魅力のひとつ。圧力調理以外にも低温調理や煮込み料理、無水調理などさまざまな料理が作れます。
圧力鍋で調理すると野菜の甘みがアップしたり、魚の骨を柔らかくすることができるので、食材本来の味を楽しめるのも魅力のひとつ。圧力調理以外にも低温調理や煮込み料理、無水調理などさまざまな料理が作れます。
圧力鍋と電気圧力鍋の違い

圧力鍋にはガス火やIHで使えるものと電気で使えるものがあり、それぞれ圧力の調整方法が異なります。圧力鍋はガス、またはIHコンロの火加減で調整します。一方、電気圧力鍋は電気制御によって圧力を自動で調整するのが特徴。圧力の調整方法の違いによって、調理の自由度やしやすさ、価格が変わります。
圧力鍋(ガス火/IH対応)のメリット・デメリット

ガス火やIH対応の圧力鍋は火加減を好きなように調整できる反面、目が離せないといった懸念点もあります。圧力鍋のメリットとデメリットを見ていきましょう。
圧力鍋のメリット
圧力鍋のメリットは、自分で火加減を調整できるため、好みに合わせた仕上がりにできることです。コンロ1つで調理できるので、省スペースで済むのもメリットと言えます。電気圧力鍋に比べると大きさもコンパクトなので収納もしやすいでしょう。また価格が安いものが多いため、購入の負担も少なくなります。
圧力鍋のデメリット
普段から料理をしない人にとっては、火加減の調整を自分で行う難しさがあります。圧力のかけ過ぎに注意しなくてはいけないため、調理中に鍋から目を離せないのもデメリットです。調理中の音が大きく、不快に感じる場合も。
また、火にかけている間はコンロが1つ占有されてしまうため、狭いキッチンや同時進行で他のおかずを作りたい場合には不便に感じることもあるかもしれません。
圧力鍋はこんな人におすすめ
圧力鍋は購入価格を抑えたい人や、料理が好きな人におすすめ。圧力鍋に挑戦してみたいと思っていた料理好きの人は、自分で調理の調整ができ楽しみながら使えるでしょう。電気圧力鍋ほど大きくないため、置き場所の確保が難しい場合にも適しています。
電気圧力鍋のメリット・デメリット

次は、電気圧力鍋のメリットとデメリットを解説します。ガスやIHの圧力鍋との違いを踏まえて、自分に合った鍋はどちらか検討してみてください。
電気圧力鍋のメリット
電気圧力鍋のメリットは、誰でも安全・簡単に調理ができること。自動で火加減を調整してくれるため、電気圧力鍋で調理中にもう1品作ったり、他の家事をしたりと時間を効率良く使えるでしょう。
また種類によっては、保温機能や蒸し機能などが搭載されている点も便利です。予約機能搭載の機種なら、材料をセットしておくだけで指定の時間に食事ができます。圧力鍋と比較すると、調理中の音が静かで快適に料理ができるのも魅力です。
電気圧力鍋のデメリット
電気圧力鍋のデメリットは、本体価格が高いことです。高いものだと5万近くするものもあります。また、コンセントが必要なため設置場所が限られる上、他の家電製品との兼ね合いも考慮しなくてはいけません。サイズも大きめなので設置・収納場所を確保する必要もあります。
電気圧力鍋はこんな人におすすめ
電気圧力鍋は、すべて自動で調理をまかせたい人におすすめです。調理に気を取られず他の作業を進められるため、キッチンにつきっきりになるのが難しい、小さなお子さんがいる家庭にもぴったり。仕事が忙しく、帰ってきてから調理する時間が取れない人にもおすすめ。材料を切ったらあとはいれるだけなので、料理が苦手な人にもおすすめです。
アイリスオーヤマのおすすめ圧力鍋
アイリスオーヤマの圧力鍋はさまざなメニュー掲載したレシピブック付き。サイズのバリエーションも豊富です。まずは、使い勝手抜群のガス・IH対応圧力鍋を紹介します。
片手圧力鍋3L・5L/KAR-3L・KAR-5L

圧力鍋初心者にもおすすめのIH/ガス火対応の圧力鍋です。料理に合わせて持ち手のレバーをひねるだけで、低圧・高圧の切り替えが可能。安全ロックピン付きなので安心して利用できます。
60種類が載ったレシピ本付きなので、どんな料理を作ったら良いかわからなくても心配ありません。
60種類が載ったレシピ本付きなので、どんな料理を作ったら良いかわからなくても心配ありません。
両手圧力鍋4L/RAN-4L

ダイヤルを回すだけで低圧・高圧の切り替えができる、操作がシンプルな圧力鍋です。ふたをして圧力調整したら、いつものように煮込むだけ。ワンタッチ開閉が可能なふたは、鍋の圧力が完全に下がらないと開かない設計になっているため、安心して使用できます。
おもり式ではないため、調理中の音も大きな音が出ず快適です。IH/ガス火対応で、ガラスふたの他、中かごやレシピ本が付いています。
アイリスオーヤマのおすすめ電気圧力鍋
次に、アイリスオーヤマおすすめの電気圧力鍋を紹介します。スタイリッシュな見た目にも注目です。
電気圧力鍋3L/PMPC-REMA3

圧力はもちろん無水調理や炊飯など1台7役の機能をもつ電気圧力鍋です。「圧力・温度・無水・低温/発酵・蒸し」と5つのモードがあるので好みの設定ができます。自動メニュー15種、手動メニュー65種、計80種のレシピブック付きで初心者でも安心。便利なふたスタンドが付いているので、場所を取らずにすっきり収納が可能です。
電気圧力鍋 3L ヘルシープラス/KPC-MA3

健康志向の人におすすめの電気圧力鍋です。全メニュー108種類のうち、52種類がヘルシーメニューで、糖質が気になる人に低糖質の炊飯メニュー(※)もあります。2WAYタイプのスタイリッシュなグリル鍋のため、そのまま食卓に置けて取り分けやすいのも魅力。家族や友人とのホームパーティーでも大活躍します。
(※)白米標準モードで炊飯したごはんと低糖質モード100gあたりの比較
(※)白米標準モードで炊飯したごはんと低糖質モード100gあたりの比較
電気圧力鍋 4.0L/KPC-MA4・PC-MA4

最大4人分の調理が作れる大容量の電気圧力鍋です。レシピブックと連動した自動メニューが80種類あり、バラエティ豊かな食事が、ボタン1つで簡単に楽しめます。業界最高出力1000Wの圧力調理で、調理時間がより短縮可能に。電源コードの長さも2.0mあるため、使う場所の選択肢も増えるでしょう。
シンプルなデザインがお好みなら電気圧力鍋 4.0L/KPC-MA4、インテリアに合わせたカラーで選びたいなら電気圧力鍋 4.0L/ PC-MA4がおすすめです。
便利な圧力鍋と電気圧力鍋を使って料理の幅を広げよう

圧力鍋は初心者でも使いやすく、時短調理が叶うのも魅力です。価格や搭載機能は商品によって異なります。購入後の設置スペースや収納場所なども考えて、自分にぴったりの圧力鍋を探してみてください。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。