

お米の正しい保存方法は?おいしさを保つための冷蔵庫保管のコツを紹介
公開日:2025.08.04
最終更新日:2025.08.04
毎日食べるお米を、できるだけ長くおいしい状態で保つには、適切な保存方法が大切です。特に、気温や湿度が高くなる季節は、常温保存によって味や食感の劣化、虫やカビの発生といったリスクが高まります。この記事では、冷蔵庫保存のメリットや手軽にできる保存の工夫、役立つアイテムを紹介します。
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お米の保存状態が悪いとどうなる?

お米は高温多湿の環境で保管すると、味や食感が落ちてしまいます。また、湿気が多いと虫やカビが発生する原因に。さらに、保存状態が悪く乾燥してしまうと、お米がパサついて甘みも感じにくくなってしまいます。
なお、お米の袋には陳列の際に破裂しないように小さな穴が空いています。袋のまま保管すると保存場所のニオイを吸着してしまい、風味が損なわれることもあるので注意が必要です。
なお、お米の袋には陳列の際に破裂しないように小さな穴が空いています。袋のまま保管すると保存場所のニオイを吸着してしまい、風味が損なわれることもあるので注意が必要です。
お米を冷蔵庫で保存するメリット

お米の劣化を防ぐには、低温で保存するのがコツ。特に冷蔵庫の野菜室は、お米を保存するのに最適な温度とされているため、味や食感を保ちながら虫・カビの発生も防げるでしょう。
味や食感を保てる
お米を冷蔵庫で保存するメリットは、味や食感を保てること。お米は野菜と同じく、“生鮮食品”として扱うのが基本です。常温保存では水分が抜け、パサつきや酸化が進みやすくなります。
お米の最適な保存温度は15℃以下とされているため、冷蔵庫の野菜室(約3〜8℃)は保存に最適。一方で、冷凍保存は水分が凍結し、ひび割れの原因になるため避けましょう。
お米の最適な保存温度は15℃以下とされているため、冷蔵庫の野菜室(約3〜8℃)は保存に最適。一方で、冷凍保存は水分が凍結し、ひび割れの原因になるため避けましょう。
虫やカビの発生を防ぐ
お米を冷蔵庫で保存すると、虫やカビの発生を防ぐ効果が期待できます。お米に発生する虫は20℃以上で活発化し、カビも20℃以上・湿度70%以上で繁殖しやすくなる性質があります。そのため、冷蔵庫内の低温・低湿度環境は、虫やカビの発生を防ぐのに有効です。
お米の正しい保存方法

お米を正しく保存するには、米びつやチャック付き保存袋などの密閉性に優れた容器に入れるのがおすすめです。お米の風味やおいしさを保つために、ニオイの強いものからは離して保管する、精米加工日から1ヵ月程度で食べきることも意識しておきましょう。
密閉性に優れた容器に保管する
お米の品質を保つには、密閉性の高い容器に入れるのがポイントです。空気との接触を減らすことで、乾燥や湿気による劣化、さらにはニオイ移りも防げます。保存にはチャック付き保存袋、乾燥させたペットボトル、専用の米びつなどがおすすめです。
容器の内部が汚れているとお米の酸化が進み、味に悪影響を及ぼすことがあります。容器は定期的に洗って乾燥させ、清潔に保ちましょう。
炊いたご飯を保存する方法は、こちらの記事で紹介しています。
容器の内部が汚れているとお米の酸化が進み、味に悪影響を及ぼすことがあります。容器は定期的に洗って乾燥させ、清潔に保ちましょう。
炊いたご飯を保存する方法は、こちらの記事で紹介しています。
ニオイの強いものと離して保管する
お米をニオイの強いもののそばに置くのは避け、離して保管しましょう。お米は水分が多いため、周囲のニオイを吸収しやすく、炊いたときの風味にも影響します。一度ついたニオイは簡単に取れず、炊いたお米が臭くなることもあるので注意が必要です。
精米加工日から1ヵ月程度を目安に食べきる
お米は袋に書いてある精米加工日から、1ヵ月程度を目安に食べきりましょう。お米に賞味期限や消費期限は設定されていませんが、精米後は鮮度が徐々に落ちていきます。野菜と同じで、購入後はなるべく早く食べることでおいしさを保てます。
特に、夏場は高温多湿の影響でお米が劣化しやすいため、低温で保存しつつ早めに消費したいところです。
特に、夏場は高温多湿の影響でお米が劣化しやすいため、低温で保存しつつ早めに消費したいところです。
お米のおいしさを引き出すおすすめアイテム
お米の保存容器を選ぶ際は、コンパクトなサイズを選ぶと冷蔵庫に入れやすくなります。また、お米をよりおいしく楽しむなら、自宅で精米できる家庭用精米機や、豊富な炊き分けメニューでお米のおいしさを引き出す炊飯器を導入するのもおすすめです。省スペースで使いやすい米びつや、お米のおいしさをアップさせる精米機・炊飯器を紹介します。
精米機/RCI-C5-C

手軽に精米したてのご飯が楽しめる家庭用精米機です。コイン精米機に行かなくても、自宅で精米したての香り高いお米が味わえます。精米かごに突起を付けることで、お米との接触回数を増やし、ぬか残りを減らし、美しい白米に仕上げられます。熱がこもりにくい「かくはん式」を採用しており、酵素アミラーゼをしっかり残すことでおいしさをアップさせます。
ぶつき米、無洗米、胚芽米、白米みがきといった、豊富な精米コースで自分好みの精米ができるのも嬉しいポイント。古くなった備蓄米には「白米みがきコース」を使えば、酸化したお米の表面をみがいて、味や風味をよみがえらせることも可能です。
41銘柄に対応し、それぞれの銘柄のおいしさを最大限に活かせます。5号まで連続精米できるので、ぬかを残したまま続けて使えて、出たぬかは料理やお菓子作り、肥料として再利用もできます。
ぶつき米、無洗米、胚芽米、白米みがきといった、豊富な精米コースで自分好みの精米ができるのも嬉しいポイント。古くなった備蓄米には「白米みがきコース」を使えば、酸化したお米の表面をみがいて、味や風味をよみがえらせることも可能です。
41銘柄に対応し、それぞれの銘柄のおいしさを最大限に活かせます。5号まで連続精米できるので、ぬかを残したまま続けて使えて、出たぬかは料理やお菓子作り、肥料として再利用もできます。
米びつ/PRS-5

お米の保存におすすめの米びつです。持ち上げ式のフタが大きく開き、お米の出し入れがしやすくなっています。底に傾斜が付いているため、最後までお米が取りやすいのもポイントです。
5kgまでのお米が保管でき、180mlの計量カップも付属。コンパクトなサイズで冷蔵庫内やシンク下にも収納可能です。また、10kgまで入るサイズも販売しています。
5kgまでのお米が保管でき、180mlの計量カップも付属。コンパクトなサイズで冷蔵庫内やシンク下にも収納可能です。また、10kgまで入るサイズも販売しています。
炊飯器 5.5合 圧力IH 50銘柄炊き/RC-PGA50

豊富な炊き分け機能と自動調理メニューで、ご飯の時間が楽しみになる炊飯器です。上下のダブルヒーターの大火力で釜全体を加熱し、お米が持つ旨みや甘みを引き出します。圧力を加えて高温で炊き上げることで、お米の芯まで熱を加えて、ふっくらとした炊き上がりを実現します。
50銘柄の炊き分けに対応しており、銘柄ごとの粒の大きさや水分値に合わせて、火力や加熱時間を調節。食感も4種類から選択可能で、粒立ちのよいしゃっきりとした食感や、ふんわりとしたやわらかい食感など、好みに合わせて楽しめます。
自動調理メニューが33種類あり、炊き込みご飯やチキンライス・パンといったご飯系から、パウンドケーキや豆乳プリンといったスイーツ、カレーや煮込みハンバーグなどのおかず系まで、多彩な調理で食卓を彩ります。5種類のヘルシーメニューにも対応し、おかゆや雑穀米が簡単に作れるため、健康が気になる方にもおすすめです。
50銘柄の炊き分けに対応しており、銘柄ごとの粒の大きさや水分値に合わせて、火力や加熱時間を調節。食感も4種類から選択可能で、粒立ちのよいしゃっきりとした食感や、ふんわりとしたやわらかい食感など、好みに合わせて楽しめます。
自動調理メニューが33種類あり、炊き込みご飯やチキンライス・パンといったご飯系から、パウンドケーキや豆乳プリンといったスイーツ、カレーや煮込みハンバーグなどのおかず系まで、多彩な調理で食卓を彩ります。5種類のヘルシーメニューにも対応し、おかゆや雑穀米が簡単に作れるため、健康が気になる方にもおすすめです。
お米の正しい保存方法を知り、おいしさを保とう

お米は保存方法ひとつで、味や香り、食感に大きな違いが出ます。密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存すれば、虫やカビの発生を防ぎながら、おいしさを長く保つことができます。記事で紹介した保存のコツやおすすめアイテムを参考に、毎日の食卓でおいしいお米をより長く楽しんでみてください。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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