

基本のお米の炊き方|おいしくするコツや炊いたご飯の保存方法、おすすめ炊飯器
公開日:2022.11.02
最終更新日:2023.02.16
日本の食卓に欠かせない白いご飯。ご飯を美味しく炊くには、お米の炊き方を見直すことが重要です。基本のお米の炊き方をおさらいし、美味しく炊けるコツや、ご飯の保存方法、おすすめの炊飯器を紹介します。
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【炊飯器/土鍋】基本のお米の炊き方
美味しいお米を炊くために、まずは計り方や研ぎ方など、基本の炊き方をおさらいしましょう。まずは、炊飯器や土鍋を使った基本のお米の炊き方を解説します。
炊飯器を使った基本のお米の炊き方

はじめに、炊飯器を使った基本のお米の炊き方を紹介します。土鍋を使用する場合も、お米の計量方法や研ぎ方は同様なので、基本の方法として覚えておきましょう。
- お米を計量する。計量の際は炊飯器用のカップを使い、盛り上がった部分を箸などですりきりをする。
- ボウルにお米と、お米が浸かるくらいの水を入れ、サッとかき混ぜる。かき混ぜたらすばやく水を捨てる。
- 再びお米が浸かるくらい水を入れ、少しだけ水を捨てる。水が少ない状態で、手のひらでお米全体を優しく握るように20回くらいかき回す。
- 3を2~3回繰り返し、水が濁らなくなったらお米を炊飯器の釜に移す。
- 計量したお米の量に合わせて、釜の目盛通り水を入れる。
- 炊飯器のスタートボタンを押し、炊き上がりまで待つ。
- 炊き上がったら炊飯器のフタを開け、しゃもじで切るように全体をほぐして水分を飛ばす。
※炊飯器に浸水の工程が含まれていない場合は、ここで夏なら30分、冬なら2時間ほど浸水させてから次の工程へ移る
※無洗米の場合、2~4のお米を研ぐ過程は不要
土鍋を使ったお米の炊き方

土鍋を使ってお米を炊くのは、難しく感じる人もいるかもしれません。しかし、コツさえ覚えれば、短時間で美味しいお米が炊き上がりますよ。
- 炊飯器の場合と同じように、計量してお米を研ぐ。
- ボウルに入ったお米の1~2cm上まで水を入れ、冷蔵庫へ入れて1時間浸水させる。
- お米と水を土鍋の中へ入れる。水の量は米二合なら450ml、三合なら650ml。
- 中強火で10分程度沸騰させる
- 湯気が上がってきたら1分放置する。
- 弱火よりも弱いとろ火で14分加熱する。
- 火を止めてフタを開けずに10分間蒸らす。
- 炊飯器の場合と同じように、すばやくしゃもじでほぐす。
美味しいご飯の炊き方のコツ
美味しいご飯を炊くコツとして、お米を研ぐ時や炊く時にミネラルウォーターを使う、お酒やみりんを入れて炊くなどの方法があります。また、お米を保管する時は冷蔵庫の野菜室に入れておくと、鮮度が保たれ美味しさが長持ちします。
ミネラルウォーターを使用する

お米を研ぐ時は、最初にミネラルウォーターを入れるとうまみが引き出されます。お米は、最初に入れた水を吸収する性質があり、水道水だとカルキの臭いなどが移ってしまうことも。ミネラルウォーターは硬度50度以下の軟水がおすすめです。
お米を研ぐ最初の1回目にミネラルウォーターを使えば、2回目以降に研ぐ時は水道水で構いません。最後にお米を炊く時の水を、冷蔵庫で冷やしたミネラルウォーターにすれば、より美味しく炊き上がります。冷たい水を注ぐことで、炊飯前後の温度差が大きくなり、お米がより甘くなるという仕組みです。
お米は冷蔵庫の野菜室で保管する

お米は冷蔵庫の野菜室で保管しておくと、美味しさが長持ちします。お米は高温多湿が苦手。日光が当たる場所に保管すると、カビが発生することもあります。常に涼しい冷蔵庫の野菜室は、おすすめの保管場所です。
また、米袋には通気用の穴が開いています。米袋のまま保管するのではなく、米びつやタッパー、食品保存袋など密閉できる容器に詰め替えておくと、鮮度を保ちやすくなります。
▼アイリスオーヤマの低温製法米

アイリスオーヤマの低温製法米は、15度以下の低温に保たれた工場で保存・精米・包装されたお米。お米は収穫後も呼吸をしているため、高温状態になるとお米の呼吸が活発化し、酸化が進んでしまいます。低温精米は温度を抑えて精米するので、お米のうまみ成分が失われにくいのが特徴です。
お米に調味料や食材を加える

お米にさまざまな調味料や食材を加えることで、美味しく炊く裏ワザもあります。良く知られているのは、お米にお酒やみりんを入れる方法です。お酒の場合、分量はお米1合につき大さじ1、みりんなら1合につき大さじ1/2入れます。お酒やみりんが古くなったお米の臭いをとり、甘味を与えてくれます。
他にも、古くなったお米にはマヨネーズを米1合につき大さじ1、お米の量に関係なくサラダオイルを2~3滴入れても、ツヤが出て美味しく炊き上がります。比較的安価なお米には、だし用昆布を1枚乗せて炊いたり、はちみつを米3~4合につき大さじ1入れると、ワンランク上の味に。
炊いたご飯の保存方法もチェック

炊き上がったご飯をすぐに食べられないなら、適切な方法で保存しておきましょう。半日程度で食べきれるのであれば、炊飯器の保温機能でOK。1日以内なら冷蔵保蔵も可能ですが、時間とともに味と食感が落ちてしまいます。長時間保存したいなら、冷凍保存がおすすめです。
冷凍する時は炊きたての状態で、ご飯の水分が逃げないようふんわりとラップで包みます。茶碗1杯分程度に小分けにし、粗熱を取ってから平たくして冷凍すると、美味しさが保ちやすくなります。1ヵ月ほどは保存可能ですが、味は徐々に落ちていくので、早めに食べるようにしたいですね。
アイリスオーヤマの炊飯器
美味しいお米を炊くには、炊飯器選びも重要です。ここでは、美味しいお米を炊くのにおすすめのアイリスオーヤマの炊飯器を紹介します。
瞬熱真空釜 IHジャー炊飯器5.5合/RC-IF50-B

「瞬熱真空釜 IHジャー炊飯器5.5合(RC-IF50-B)」は、瞬熱真空釜がかまど炊きを再現し、粒立ちが良くツヤ感のあるお米が炊ける炊飯器です。釜全体をかまど炊きのように均一に加熱するので、お米をおどらせず炊き上げることが可能。お米を傷つけず、うまみを逃がしません。お米が崩れないので食感も良くなります。
おむすびや丼、カレーや冷凍用など、メニューに合わせて炊き上がりを選べるので、お米の美味しさを追求できます。かたさも調整でき、好みの食感で炊き上げられるのも魅力。銘柄とお米の量に合わせて、最適な水量をお知らせしてくれる機能により、水計量もラクです。50もの銘柄での炊き分けができるため、お米の美味しさにこだわりたい人におすすめの炊飯器です。
圧力IHジャー炊飯器 5.5合/KRC-PCA50

「圧力IHジャー炊飯器 5.5合(KRC-PCA50)」は、本物のかまど炊きの火力を再現した「技炎かまど炊き」でお米を炊き上げる圧力IHジャー炊飯器です。3mmの厚釜は、かまどで使われている銅釜を再現。極厚銅釜は熱伝導性が良いため、釜全体を均一加熱でき、炊きムラを押さえます。また、かまど浸しモードでは、実際のかまどでの浸し工程を再現できます。
さらにWセンサーが室温・水温を見分けて、最適な火力と時間で炊き上げます。その他、主要な50銘柄の炊き分けや炊き上がりの食感が選べる機能も搭載。とことん炊き上がりにこだわりたい人におすすめの炊飯器です。
ヘルシーサポートIHジャー炊飯器5.5合/RC-INH50

「ヘルシーサポートIHジャー炊飯器5.5合(RC-INH50)」は、糖質抑制機能を搭載。最大約25%の糖質抑制が可能なので、健康に気を遣いながら美味しいお米を楽しみたい人にぴったりです。もち麦や雑穀米の他に、オートミール粥やカリフラワーライスなどのフェイクライスメニューにも対応する12種類のヘルシーメニューも選択できます。
お米の炊き方を覚えて美味しいご飯を楽しもう

基本のお米の炊き方をしっかり実践すると、美味しいご飯が楽しめます。さらに、お米を研ぐ時にミネラルウォーターを使う、炊く時にお酒やみりんを入れるなどすると、より味わいが増すでしょう。また、お米を美味しく炊ける機能が搭載された炊飯器を選ぶのも良いですね。美味しいお米の炊き方を覚えて、毎日のご飯をもっと楽しんでみませんか。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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