

秋植え球根の植え方は?植え付け時期や育て方と初心者向け品種を紹介
公開日:2025.08.19
最終更新日:2025.08.19
秋植え球根とは、秋に植えて春に美しい花を咲かせる球根のことです。チューリップやスイセンなど、華やかな花が春の庭を明るく彩ってくれるため、初心者にも人気があります。この記事では、秋植え球根の植え方や植え付け時期、育て方を詳しく解説し、初めてでも育てやすいおすすめの品種も併せて紹介します。
INDEX
- 秋植え球根の基礎知識
- 秋植え球根とは?春植え・夏植えとの違い
- 秋植え球根の成長サイクル
- 秋植え球根の選び方
- 植え付けまでの球根の保管方法
- 秋植え球根の植え付け時期
- 秋植え球根の植え付け&育て方のコツ
- 適切な深さと間隔で植え付ける
- 植え付け時に緩効性化成肥料を用いる
- 球根の種類ごとに適切な場所で育てる
- 鉢植えの場合は適宜水やりをする
- 開花後、球根は適切に掘り上げる
- 初心者にも育てやすい!秋植え球根おすすめ5選
- 1.チューリップ
- 2.スイセン
- 3.ムスカリ
- 4.ユリ
- 5.ラナンキュラス
- その他
- アイリスオーヤマの園芸用品|テキスタイルプランター/TXP-R20H
- 秋植え球根の植え方を知り、お気に入りの球根を育ててみよう

+1 Day 編集部
理想の暮らしをさがす、つくる。
“ちょっといい”生活のヒントが見つかるライフスタイルマガジン
家電好きなメンバーを中心に、DIY やアウトドア、ペット関連など、衣食住にまつわる理想の暮らしにちょっと近づくアイデアや商品情報が詰まったコンテンツをお届けします!
秋植え球根の基礎知識

秋植え球根を上手に育てるには、まず特徴や性質を理解することが大切です。はじめに秋植え球根の特徴や成長サイクル、選び方、そして植え付けまでの保管方法について、基本からわかりやすく紹介します。
秋植え球根とは?春植え・夏植えとの違い
秋植え球根は、秋に植え付けて冬を越し、春に花を咲かせる球根を指します。代表的な品種にはチューリップ、スイセン、クロッカス、ヒヤシンスなどがあります。
これに対して、春植え球根は春に植えて初夏〜秋にかけて開花する(例:グラジオラス、ダリア)もので、夏植え球根は夏に植えて秋〜冬、または冬〜早春に咲く(例:リコリス、アマリリス)ものです。それぞれ植え付け時期と開花時期が異なるため、混同しないようにしましょう。
これに対して、春植え球根は春に植えて初夏〜秋にかけて開花する(例:グラジオラス、ダリア)もので、夏植え球根は夏に植えて秋〜冬、または冬〜早春に咲く(例:リコリス、アマリリス)ものです。それぞれ植え付け時期と開花時期が異なるため、混同しないようにしましょう。
秋植え球根の成長サイクル
秋に植えられた球根は、冬の間に根を伸ばして養分を蓄え、春になると芽を出し花を咲かせます。
・秋:球根を植え付ける
・冬:地中で根が伸び、休眠状態に近いが根は活動中
・春:芽が伸び、花を咲かせる
・初夏以降:花が終わったら、葉が枯れて球根が休眠状態に入る
このように、春の開花に向けて地中では着実に準備が進んでいます。
・秋:球根を植え付ける
・冬:地中で根が伸び、休眠状態に近いが根は活動中
・春:芽が伸び、花を咲かせる
・初夏以降:花が終わったら、葉が枯れて球根が休眠状態に入る
このように、春の開花に向けて地中では着実に準備が進んでいます。
秋植え球根の選び方
初心者が球根を選ぶ際は、次のポイントをチェックしましょう。
・硬さがあること
・艶があること
・カビや傷がないこと
・適度な重みがあること
球根の大きさは花の大きさや開花の確実性にも影響するため、一般的に大きめの球根のほうが育てやすいとされています。購入のベストタイミングは9月〜10月で、人気の品種は早く売り切れてしまうこともあるため、余裕をもって準備するのがおすすめです。
・硬さがあること
・艶があること
・カビや傷がないこと
・適度な重みがあること
球根の大きさは花の大きさや開花の確実性にも影響するため、一般的に大きめの球根のほうが育てやすいとされています。購入のベストタイミングは9月〜10月で、人気の品種は早く売り切れてしまうこともあるため、余裕をもって準備するのがおすすめです。
植え付けまでの球根の保管方法
球根をすぐに植え付けられない場合は、風通しのよい冷暗所で保管します。種類によっては、ある程度湿度のある場所が適しているものもあります。特に早めに購入した場合は、保管中に発芽やカビが発生しないよう、こまめに状態を確認しましょう。
秋植え球根の植え付け時期

秋植え球根の植え付けに適した時期は、一般的に10月上旬から11月上旬とされています。この時期は土の温度が下がり始め、球根が根を張りやすくなるタイミングです。ただし、適切な植え付け時期は地域の気候や球根の種類によっても異なるため、一概には言えません。
地域別の目安は、寒冷地では9月下旬〜10月中旬、中間地域では10月中旬〜11月上旬、暖地では10月下旬〜11月中旬です。球根の種類によって耐寒性が異なるため、早めに植えたほうがよいものもあれば、寒さに弱く遅めの植え付けが適しているものもあります。
地域別の目安は、寒冷地では9月下旬〜10月中旬、中間地域では10月中旬〜11月上旬、暖地では10月下旬〜11月中旬です。球根の種類によって耐寒性が異なるため、早めに植えたほうがよいものもあれば、寒さに弱く遅めの植え付けが適しているものもあります。
秋植え球根の植え付け&育て方のコツ

秋植え球根は、植え付けの深さや間隔、肥料の与え方、水やりなどを適切に管理すれば、健康に育ち、春には見事な花を咲かせます。初心者にとっては「どのくらい深く植えるのか」「肥料は必要なのか」「水やりはどうすればよいのか」など、気になる点も多いでしょう。ここでは、基本的な植え付け方法と育て方のコツを紹介します。
適切な深さと間隔で植え付ける
球根は一般的に、球根の高さの2〜3倍の深さに植えるのが基本です。浅すぎると寒さや乾燥の影響を受けやすく、深すぎると芽が出にくくなるため注意しましょう。球根同士の間隔は品種によって異なりますが、目安はおおよそ10〜15cm程度です。
植え方には「地植え」と「鉢植え」の2種類があり、それぞれの方法は次の通りです。
【地植えの場合】
植える前に土をよくほぐし、深さ30cmほど掘ります。球根は尖ったほうを上にし、球根3個分の深さに植えたら、土を軽く押さえて固定します。間隔は庭の広さや品種に合わせて調整しましょう。
【鉢植えの場合】
鉢の深さが限られるため、10cm以上の深さがある鉢を選ぶと育ちやすくなります。鉢底には必ず排水穴のあるものを使い、鉢底石や砂利を敷いて水はけをよくします。土には排水性のよい培養土を用い、球根は地植えよりもやや浅めに植えるのがポイントです。間隔は鉢の大きさに応じて調整し、詰め込みすぎないようにしましょう。
植え方には「地植え」と「鉢植え」の2種類があり、それぞれの方法は次の通りです。
【地植えの場合】
植える前に土をよくほぐし、深さ30cmほど掘ります。球根は尖ったほうを上にし、球根3個分の深さに植えたら、土を軽く押さえて固定します。間隔は庭の広さや品種に合わせて調整しましょう。
【鉢植えの場合】
鉢の深さが限られるため、10cm以上の深さがある鉢を選ぶと育ちやすくなります。鉢底には必ず排水穴のあるものを使い、鉢底石や砂利を敷いて水はけをよくします。土には排水性のよい培養土を用い、球根は地植えよりもやや浅めに植えるのがポイントです。間隔は鉢の大きさに応じて調整し、詰め込みすぎないようにしましょう。
植え付け時に緩効性化成肥料を用いる
球根の栄養補給には、植え付けの際に緩効性化成肥料を土に混ぜ込むと効果的です。根が成長するための養分が長期間にわたり供給され、丈夫な株作りを助けます。
球根の種類ごとに適切な場所で育てる
秋植え球根を元気に育てるには、日当たりがよく水はけのよい場所を選ぶのが基本です。チューリップやスイセンなどは、十分に日光を浴びることで、丈夫な茎を伸ばし、色鮮やかな花を咲かせます。風通しのよい場所は湿気がこもりにくく、病気やカビの予防にも効果的です。半日陰でも育つ種類もあるため、球根の特徴に合わせて植える場所を工夫しましょう。
鉢植えの場合は適宜水やりをする
鉢植えの球根は土が乾きやすいため、土の表面が乾いたら水を与えます。ただし、冬の間は休眠状態になるため、過剰な水やりは避け、屋外で日光を当てましょう。根腐れを防ぐためにも、水はけのよい鉢や土を選ぶことが重要です。
開花後、球根は適切に掘り上げる
花が咲き終わったら、葉が自然に枯れるまで待ってから球根を掘り上げるのが理想です。掘り上げた球根は風通しのよい冷暗所でしっかりと乾燥させ、翌年の植え付けまで保存しましょう。なお、クロッカス、ムスカリ、スイセンなどの球根は掘り上げずに植えっぱなしでも、数年にわたって花を咲かせてくれます。
初心者にも育てやすい!秋植え球根おすすめ5選

初めて球根を育てるなら、扱いやすくて花が咲く姿をしっかり楽しめるものを選びましょう。初心者さんにぴったりな秋植え球根を5つ厳選しました。どれも育てやすく、春に嬉しい彩りを届けてくれる品種ばかりです。
1.チューリップ

色や形のバリエーションが豊富で、ガーデニング初心者からベテランまで人気のある球根植物です。品種によって草丈や咲き方が異なるため、花壇はもちろん、鉢植えでも華やかに楽しめます。
植え付け時期 | 10月〜11月下旬 |
開花時期 | 3月下旬〜5月上旬(品種により異なる) |
2.スイセン

すっきりとした白や黄色の花が特徴で、ほのかな香りも楽しめる球根植物です。植えっぱなしでもよく育ち、自然な群生にも適しています。
植え付け時期 | 9月下旬〜10月 |
開花時期 | 3月〜4月 |
3.ムスカリ

小さなブドウの房のような青紫色の花が特徴の球根植物です。丈夫で手間がかからず、植え替えの手間が少ないのが特徴。数年にわたり花を楽しめ、花壇の縁どりやナチュラルガーデンにおすすめです。
植え付け時期 | 11月 |
開花時期 | 3月〜4月 |
4.ユリ

大きくて香り高い花を咲かせる球根植物で、エレガントな雰囲気を演出します。品種により花色や草丈が異なり、切り花としても人気が高いのが特徴です。
植え付け時期 | 10月 |
開花時期 | 6月〜8月 |
5.ラナンキュラス

バラのように重なる花びらが美しく、華やかでボリューム感のある花が魅力の球根植物です。花色が豊富で、花壇や鉢植えのアクセントとして人気があります。やや寒さに弱いため、暖かい地域での秋植えに向いています。
植え付け時期 | 10月〜12月(気温15度以下) |
開花時期 | 4月~5月 |
その他
厳選した5種以外にも、秋植え球根にはさまざまな種類があります。お気に入りの球根を探してみてはいかがでしょうか。
・アネモネ
・ヒヤシンス
・クロッカス
・フリージア
・スノードロップ
・ハナニラ
・アリウム
・オキザリス
・ジャーマンアイリス など
・アネモネ
・ヒヤシンス
・クロッカス
・フリージア
・スノードロップ
・ハナニラ
・アリウム
・オキザリス
・ジャーマンアイリス など
アイリスオーヤマの園芸用品|テキスタイルプランター/TXP-R20H

ガーデニングをもっと気軽に楽しみたい方におすすめなのが、アイリスオーヤマの「テキスタイルプランター ラウンドタイプ」です。やわらかな織布製で作られたこのプランターは、通気性・通水性に優れ、鉢底石が不要でそのまま土を入れて使えるのが特徴です。
プランターとしてはもちろん、観葉植物のプランターカバー、内側にポリ袋を入れれば睡蓮鉢などさまざまな使い方が楽しめます。また、見た目もナチュラルでおしゃれなので、小物入れ、ハンギング収納など多用途に活躍します。
サイズは5号〜14号までと用途に合わせて選べます。汚れてしまっても、PVC素材のためすぐに洗って落とせるのも魅力の一つです。さらに、使用しないときは折りたたんでコンパクトに収納できるため、省スペース派の方にもぴったりです。
プランターとしてはもちろん、観葉植物のプランターカバー、内側にポリ袋を入れれば睡蓮鉢などさまざまな使い方が楽しめます。また、見た目もナチュラルでおしゃれなので、小物入れ、ハンギング収納など多用途に活躍します。
サイズは5号〜14号までと用途に合わせて選べます。汚れてしまっても、PVC素材のためすぐに洗って落とせるのも魅力の一つです。さらに、使用しないときは折りたたんでコンパクトに収納できるため、省スペース派の方にもぴったりです。
秋植え球根の植え方を知り、お気に入りの球根を育ててみよう

秋植え球根は、適切な時期と方法で植え付けを行えば、春に美しい花を咲かせてくれます。球根の深さや間隔、育てる環境、水やりの管理など、基本を押さえることが大切です。この秋は、お気に入りの球根を育てて、春に咲く花を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。