

【家庭菜園におすすめ】秋に植える野菜は?育て方のポイントと注意点を紹介
公開日:2023.09.21
最終更新日:2023.12.16
家庭菜園で秋に野菜を植えるなら、キャベツや大根や白菜など涼しい気候を好むものがおすすめ。秋は春夏に比べて害虫被害が減り、初心者でも野菜を育てやすいと言われています。秋に植える野菜のおすすめや育て方のポイント、注意点を解説します。家庭菜園におすすめのアイテムも紹介するので、参考にしてみてください。
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家庭菜園初心者にもおすすめ!秋に野菜を植えるメリット

秋に植える野菜は、害虫被害が少なく初心者でも育てやすいと言われています。暑い夏と違って屋外で作業しやすいのも嬉しいポイントです。寒さによって甘みが増す作物も多く、秋植えならではのおいしい野菜を楽しむことができます。
屋外で作業がしやすい
気温や日差しが穏やかになる秋は、屋外で家庭菜園がしやすい季節です。夏に屋外で作業すると熱中症が心配ですが、秋の気候ならそのリスクも低くなるでしょう。野菜も気温が高すぎると枯れてしまうので暑さ対策をしますが、秋なら必要ない点もメリットです。
害虫に悩まされにくい
害虫が発生しにくいことも、秋に野菜を植えるメリット。品種にもよりますが、高温多湿の中で育てる夏野菜は、害虫に悩まされることが多いものです。
気温と湿度が低めの秋は害虫の動きも鈍り、被害が減る傾向にあります。育てやすいので家庭菜園初心者にもおすすめです。なるべく農薬を使わず育てたいときにも向いています。
野菜の甘みが増す
大根や白菜など、秋冬野菜は寒さに耐えるため糖分を蓄える性質があります。秋植え野菜はより甘みの増したおいしさが味わえるでしょう。
収穫時期が長い
品種にもよりますが、秋に植える野菜は収穫時期が長いものが多い傾向にあります。冬から春にかけて、長期間収穫を楽しめるのもメリットと言えます。
秋植えにおすすめの野菜
寒さで甘みの増す大根や白菜、キャベツは秋植えに適した野菜です。耐寒性のあるほうれん草も秋植えに向いています。秋植えにおすすめの野菜と育て方のポイントを紹介します。
①大根

大根は春まきと秋まきがありますが、初心者には害虫が少なく育てやすい秋まきがおすすめです。種まきから収穫までの期間は約60日です。
<栽培時期>
種まき | 8月下旬~9月中旬 |
収穫 | 10月下旬~11月中旬 |
大根の発芽適温は15~25℃、生育適温は20℃前後で、冷涼な気候を好みます。事前に土をしっかり耕して、小石などを取り除いておきましょう。大根は下へと伸びていくので、畑を深めに、30cm程度耕すのがポイント。芽が出たらこまめに間引きをすると育ちやすくなります。
②白菜

白菜は涼しい気候を好むので秋に育てやすい野菜です。種まきから収穫までの期間は品種によっても異なりますが、約60~120日程度。初心者は栽培期間の短い早生種を選びましょう。
<栽培時期>
種まき | 8月下旬~9月上旬 |
収穫 | 10月下旬~12月下旬 |
発芽適温は20~25℃、生育適温は15~20℃程度です。種からも苗からも生育可能ですが、苗のほうが簡単に育てられます。虫のついていない元気な苗を選び、株間を30cm程度離して植えます。害虫対策には防虫ネットが便利です。
③ほうれん草

ほうれん草は春・夏・秋に種をまけますが、耐寒性があるので秋植えがおすすめです。種まきから収穫までの期間は約40日です。
<栽培時期>
種まき | 9月中旬~11月中旬 |
収穫 | 10月~1月下旬 |
発芽適温・生育適温はどちらも15~20℃程度。酸性の土壌が苦手なので、種まきの2週間前までに苔土石灰などで調整しておきます。芽が出たらこまめに間引きをし、害虫対策も忘れずにしましょう。
④キャベツ

キャベツは通年育てられますが、秋植えして越冬すると甘みが強くなります。品種にもよりますが、種まきから収穫までの期間は約110~140日です。
<栽培時期>
種まき | 9月下旬~11月下旬 |
収穫 | 4月下旬~5月下旬 |
発芽適温は15~30℃、生育適温は15~20℃。冬は覆いをトンネル状にかけて防寒対策すると良いでしょう。秋植えは茎が伸びやすく(とう立ち)、伸びるとキャベツがうまく丸まらないので、とう立ちしにくい品種を選ぶのがポイントです。
家庭菜園で野菜を育てるときに便利なアイテム
植物の成長を助ける土や活力剤を選ぶと、野菜が育ちやすくなります。加えてホースやプランターなどの道具にもこだわると、毎日の世話がラクになるでしょう。家庭菜園におすすめのアイリスオーヤマのアイテムを紹介します。
植物用万田酵素 粒状タイプ

まくだけで植物に栄養を与える植物用活力剤です。果物や穀物、海藻など植物性の原材料を発酵させたものを使用しています。土壌の保水力改善が期待できる天然ゼオライトや、土壌改良剤の原料である糖蜜も配合。パラパラとまくだけなので、手軽に使えて便利です。
【2袋】ゴールデン粒状培養土 14L/GRBA-14

植物の生育をうながす粒状培養土です。適度な隙間のある団粒構造により、通気性や排水性に優れ、根はりが良く栄養を吸収しやすい性質を持ちます。乾くと色が変わり、水やりのタイミングがわかるので、これから家庭菜園を始める人にもおすすめです。
伸縮ホースポータブルセット/SHP-7

約2.5mのホースが、水の力で約7mまで伸びる伸縮ホース。水を抜くと元の長さに戻り、コンパクトに持ち運べます。4つの噴射方法に切り替えでき、家庭菜園の他に洗車や掃除にも使えます。収納ケース付きで持ち運びもラクラクです。
ベジタブルプランター深型650

大根やカブなど、根菜類を育てるのに最適な深型のプランター。プランター側面に支柱固定用の紐を通せる穴があり、背の高い植物を育てるときにも便利です。排水性と通気性が良くなるスノコ付きで、水はけに優れた環境を作れます。
秋に植える野菜の注意点

秋に植える野菜は比較的育てやすいものの、台風には注意が必要です。また、植える前には夏野菜を片付けて、土の栄養補給をしておきましょう。
夏野菜は事前にすべて抜いておく
秋に野菜を植える前に、夏野菜の根をすべて抜き、片付けをしておきます。株を引き抜いた後で土を掘り返し、細かな根も取り除きます。夏野菜の根を抜き終わったら、土の栄養補給も忘れずに。育ちやすくなるように、秋野菜の植え付け前に肥料を土に加えておきましょう。
台風の備えをする
秋の家庭菜園では台風対策をしっかりしておきたいところです。対策をしないと強風で野菜が倒れてしまったり、大雨で根が腐ったりしてしまうことも。屋外の畑や庭に植えた場合は防風ネットなどで覆いましょう。プランターなら室内に避難します。雨対策には、水はけが良くなるように水が流れる溝を掘っておくことも効果的です。
秋に植える野菜の育て方を知って家庭菜園を楽しもう

害虫被害が少なく、気候が穏やかで外作業もしやすい秋は、初心者でも野菜を育てやすい季節。植え方や育て方のポイントを押さえて、秋に植える野菜にチャレンジしてみませんか。おすすめのアイテムも取り入れながら、家庭菜園を楽しんでください。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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