布団乾燥機の電気代はどのくらい?節約方法やメリット・デメリットも紹介

布団乾燥機の電気代はどのくらい?節約方法やメリット・デメリットも紹介

布団乾燥機は、ダニ対策や湿気取りに便利な家電ですが、「電気代がどのくらいかかるのか」と気になる方も多いでしょう。この記事では、布団乾燥機の電気代の目安や節約方法に加え、メリット・デメリットや活用方法について解説します。布団乾燥機の購入を検討している方は、参考にしてみてください。

布団乾燥機の電気代はどのくらい?節約方法やメリット・デメリットも紹介

+1 Day 編集部

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布団乾燥機の電気代はどのくらいかかる?

電球と電卓の下に散りばめられた木製のコイン
布団乾燥機の電気代は、以下の計算式で算出できます。

電気代(円)=消費電力(W) ÷ 1,000 × 使用時間(h) × 電気代単価(円/kWh)

消費電力量は機種によって異なりますが、布団乾燥機の場合はおおむね400〜800W程度です。電気代単価は契約している電気料金プランによって変わります。令和4年7月に公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が公表した「新電力料金目安単価(31円/kWh(税込))」を基準にすると、400Wなら1時間あたり約12.4円、800Wなら約24.8円となります。

参考:公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会
布団乾燥機には、マットを広げて布団全体に温風を送り込む「マットタイプ」と、ホースを掛け布団と敷布団の間に差し込み直接温風を送る「ノズルタイプ」がありますが、タイプによる電気代の大きな差はほとんどありません。

また、布団乾燥機は消費電力が高くても、短い運転時間で十分な効果を得られる製品もあるため、単純に消費電力だけで判断するのではなく、使用時間も考慮することが重要です。

布団乾燥機の電気代を節約する4つの方法

使用中の布団乾燥機
布団乾燥機の適切な使用方法を知って電気代を抑えましょう。ここでは節約方法を4つ紹介します。

①温風を逃さないよう設置する

布団乾燥機の電気代を節約するには、温風を逃さないように設置することが重要です。布団の隙間から温風が漏れると、全体がうまく温まらず乾燥に時間がかかって電気代がかさみます。マットタイプはズレや隙間がないか、ノズルタイプはホースの位置が適切かを確認してください。最大限の効果を発揮するために、取扱説明書をよく読み、正しく使用しましょう。

②定期的にフィルター掃除をする

定期的なフィルター掃除も節電につながります。フィルターにホコリが詰まると風量が落ち、運転効率が下がります。掃除方法は製品によって異なるため、取扱説明書で確認し、月1回を目安に行いましょう。

③買い替えを検討する

電気代が抑えられる機種に買い替えるのもひとつの方法です。一度に2組の布団に対応する機種や、短い運転時間でも十分に効果が得られる機種もあるため、使用環境などを考慮して買い替えを検討すると良いでしょう。

布団乾燥機を使用するメリットとデメリット

ベッドに置かれた布団乾燥機
布団乾燥機には、ダニ対策や湿気取りなどのメリットがあります。一方で、電気代がかかることを気にする方もいるでしょう。メリットとデメリットを把握して、適切に使用できるようにしましょう。

メリット①ダニやカビを防げる

布団乾燥機で湿気を取り除くことで、ダニやカビの発生を抑えられます。ダニは気温20〜30℃、湿度60〜80%の環境で繁殖します。搭載されているモードによっては、ダニが死滅する要件を満たすため、ダニ対策に効果的です。人は季節に関係なく寝ている間に汗をかくため、布団乾燥機は1年中活躍します。

布団乾燥機を使用したダニ対策の方法は、次の記事で詳しく解説しています。

メリット②室内で布団を乾燥できる

布団を干すには十分なスペースが必要で、家によっては難しい場合もあります。また、悪天候が続いたり、花粉や黄砂が飛ぶ季節は天日干しができません。布団乾燥機を使えば、天気やスペースに左右されず布団のメンテナンスが可能です。

メリット③温かい布団で眠れる

ベッドで気持ちよさそうに眠る女性
布団乾燥機を使えば、いつでも温かい布団で眠れます。特に寒い季節には、布団が冷えてなかなか眠れない経験をした方も多いでしょう。布団を温めることで快適な睡眠を得られます。

デメリット① 電気代がかかる

布団乾燥機の使用には電力が必要なので、当然ながら電気代もかかります。とはいえ、あたためや乾燥などの用途によって運転時間は異なり、季節によっても使用頻度に差があります。冬場は毎日のようにあたため機能を使う方もいれば、布団のケアとして週に1回ほど乾燥させる方も。ただし、使い方を工夫すれば、コストを抑えつつ快適な寝具環境を維持できます。

デメリット②稼働音が気になる

布団乾燥機は運転時に音が発生します。音の大きさは製品によって異なり、必ずしもうるさいわけではありません。音が気になる場合は、運転音を確認してから機種を選ぶと安心です。

デメリット③寝具の素材によっては注意が必要

布団乾燥機を使用する際は、寝具の素材や耐熱温度に注意が必要です。特に高温になると、羽毛布団では羽毛の繊維が傷み、保温性が低下する恐れがあります。また、マットレスやその他の寝具も、素材によっては高温に弱く、変形や劣化の原因になることがあります。

使用前には必ず取扱説明書を確認し、寝具に適した温度設定で安全に使用しましょう。

布団以外にも使える!布団乾燥機の活用方法

布団乾燥機で靴を乾かしている様子
布団乾燥機は布団だけでなく、衣類やクローゼットの乾燥にも役立ちます。ここでは、布団以外での活用方法を紹介します。

衣類や靴の乾燥

布団乾燥機は、衣類や靴の乾燥にも使用できます。ハンガーに吊るした衣類の下に送風口を向け、温風があたるようにセットすれば、雨の日の部屋干しでもカラッと乾きます。

靴は湿ったまま放置すると傷みやすいため、温風で短時間乾燥させると劣化防止に効果的です。ただし、温風に弱い革やビニール、合皮の場合は送風モードを使用しましょう。時間設定は濡れ具合に応じて調整し、こまめに様子を確認しましょう。

クローゼットや押入れ内の乾燥

クローゼットや押入れの湿気除去にも布団乾燥機は活躍します。扉を開けて温風を送ることで、こもった湿気を取り除きつつ空気を循環させ、湿度を下げてくれます。湿度を下げてくれます。湿気によるイヤな匂いを取り除き、カビ予防にもつながります。

アイリスオーヤマのおすすめ布団乾燥機

コンパクトでハイパワーなアイリスオーヤマの布団乾燥機から、注目のおすすめ機種を紹介します。

ふとん乾燥機 カラリエmini TURBO/JSK-S10

布団乾燥機をベッドの上に設置する女性
カラリエ史上最小でハイパワー、使用も収納も手軽な布団乾燥機です。最大1100Wのハイパワーで、最短8分で布団をふんわり温めます。本体はコンパクトですが、フラップ付き立体ノズルで安定感が向上。シングル、セミダブル、ダブル、どのサイズにも使えます。

ふとん乾燥機 カラリエ ハイパワーツインノズル/FK-WH1

布団乾燥機で2つの布団を乾かしている様子
2枚の布団を同時に乾燥・暖めできるツインノズルタイプ。ターボモードを使用すれば、最短3分半で掛け布団も敷布団もムラなく暖められます。マット不要で、家事の合間にも手軽に使えます。

ふとん乾燥機 カラリエ ツインノズル/FK-W2

ベッドに設置された布団乾燥機
ツインノズルで2枚の布団を同時に温め・乾燥できます。立体ノズルにサイドフラップが付き、安定感が向上。冬/夏モード、ダニモードなど、1年中活用できる自動乾燥モード4種を搭載。睡眠に適した温度を保つ「保温モード」もあり、快適な眠りをサポートします。取っ手は木目調で、インテリアにも自然になじみます。

布団乾燥機の電気代や特徴を理解し効果的に使おう

布団に布団乾燥機を設置する人
布団乾燥機は、天候に左右されず湿気対策ができる便利な家電です。消費電力量と搭載機能のバランスを考えながら、自分に合った1台を選ぶことが大切です。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。    

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