部屋の乾燥対策8選｜湿度低下のリスクや加湿時に押さえるべきポイントを解説
公開日：2025.12.08
最終更新日：2025.12.08
気温の低下とともに気になる部屋の乾燥は放置すると、感染症リスクの上昇、肌トラブル、脱水症状など、さまざまな不調の原因になります。そこで、部屋の乾燥対策に効果的な方法を厳選して8つ紹介します。
INDEX
- 部屋の乾燥によるリスク
- ウイルス感染リスクの上昇
- 肌トラブル
- 火災
- 脱水症状
- 部屋の乾燥対策を行う際のポイント
- 40〜60％程度の湿度を維持する
- 加湿だけではなく換気も行う
- 部屋の乾燥対策8選
- ①洗濯物を部屋干しする
- ②入浴後に浴室のドアを開けたままにする
- ③お湯を沸かす
- ④水を入れたコップを置く
- ⑤観葉植物を置く
- ⑥霧吹きをかける
- ⑦石油・ガスストーブを使用する
- ⑧加湿器を使用する
- 部屋の乾燥対策におすすめ！アイリスオーヤマの加湿器
- 加湿器 ハイブリッド式 上給水 3.8L／AHM-HU-55A
- 気化式加湿器 enemist エネミスト／AHM-MVU55A
- 加湿器 超音波式 上給水 4L／KHM-UU281
- 上給水超音波ハイブリッド加湿器／AHM-HUT55A
- 加湿器 ハイブリッド式 イオンモード 5L／KHV-500RA
- スチーム式加湿器 オヤスミスト 600ml／AHM-MHU60A
- 部屋の乾燥対策をして快適に過ごそう
＋1 Day 編集部
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部屋の乾燥によるリスク
部屋が乾燥すると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったり、肌トラブルが起こったり、体調不良につながったりします。まずは、部屋の乾燥によるリスクを確認しましょう。
ウイルス感染リスクの上昇
乾燥した空気では、空気中の水分量が減り、ウイルスが漂いやすくなります。鼻や喉の粘膜が乾燥すると防御機能が低下し、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。冬に感染症が広がりやすいのは、空気の乾燥も一因とされています。
肌トラブル
乾燥した空気は肌の水分を奪い、かさつきやすくなります。肌が乾燥するとバリア機能が低下し、ニキビや肌荒れ、かゆみ、赤み、湿疹などのトラブルが起こることも。日頃からクリームなどで保湿することが大切です。
火災
乾燥すると可燃物が燃えやすくなり、火災の被害が拡大しやすくなります。建物や家具に使用される木材も水分を失うことで燃えやすい状態になります。特に冬は暖房器具の使用頻度が増えるため、火災には十分注意しましょう。
脱水症状
乾燥した空気により、肌や呼気を通じて体内の水分が失われやすくなります。喉の渇きだけでなく、めまいや吐き気、だるさなどの体調不良にもつながるため、冬でもこまめに水分を摂って体内の水分量を保つことが重要です。
部屋の乾燥対策を行う際のポイント
加湿による乾燥対策は効果的ですが、湿度を適切に管理しないとダニやカビの繁殖につながります。また、湿気がこもらないように換気も行いましょう。乾燥対策を行う上で押さえるべきポイントを紹介します。
40〜60％程度の湿度を維持する
部屋の理想的な湿度は40〜60％です。湿度が40％を下回ると肌や喉の乾燥を感じやすくなります。逆に60％を超えるとダニが発生しやすく、75％を超えるとカビが繁殖しやすくなるため、加湿しすぎにも注意が必要です。快適な湿度を維持しましょう。快適な湿度調整については、以下の記事でも詳しく解説しています。
加湿だけではなく換気も行う
加湿を行う際は、定期的に換気して湿気がこもらない環境を作ることが大切です。湿度が高いまま放置すると結露が発生し、建物の劣化やカビの原因になります。特に冬は部屋と外気の気温差が大きいため、壁や窓の結露対策としても換気を心がけましょう。
部屋の乾燥対策8選
乾燥が気になる場合は、加湿器に加え、日常の工夫で湿度を上げることもできます。おすすめの方法を8つ紹介します。
①洗濯物を部屋干しする
洗濯物を部屋干ししたり、濡れたタオルをかけておいたりすると部屋の湿度を上げられます。洗濯物を干す際はエアコンやサーキュレーターの風を当てましょう。蒸発した水分を広く分散させられて効率的に部屋を加湿できます。
部屋干しのコツやおすすめアイテムは以下の記事で紹介しています。
部屋干しのコツやおすすめアイテムは以下の記事で紹介しています。
②入浴後に浴室のドアを開けたままにする
入浴後にお湯をためた状態で浴室のドアを開けておくと、蒸気で部屋を加湿できます。ただし、浴室付近の部屋しか加湿できません。そのため、特に一人暮らしにおすすめの方法です。
長時間ドアを開けたままにすると結露やカビの原因になります。部屋の湿度が上がったらドアを閉めたり、換気やサーキュレーターで空気を循環させる工夫も必要です。
長時間ドアを開けたままにすると結露やカビの原因になります。部屋の湿度が上がったらドアを閉めたり、換気やサーキュレーターで空気を循環させる工夫も必要です。
③お湯を沸かす
鍋ややかんでお湯を沸かすと、水蒸気が発生して部屋を加湿できます。煮込み料理や鍋料理も効果的ですが、火にかけたまま放置して空焚きしないよう注意してください。
④水を入れたコップを置く
机やテーブルに水を入れたコップを置くだけでも加湿できます。さらに、コーヒーフィルターやキッチンペーパーを少し浸すと、水蒸気の拡散効果を高めることができます。
⑤観葉植物を置く
観葉植物は葉から水分を蒸散させるため、加湿効果があります。インテリアとしても楽しめ、空気清浄の補助効果も期待できます。こまめなお手入れが必要になるため、購入前に水やりの頻度や手入れ方法を確認してから購入しましょう。
⑥霧吹きをかける
カーテンやラグ、ソファなどの布製品に霧吹きをかけると、少しずつ水分が蒸発して加湿できます。湿る程度にとどめ、1日に数回行うと効果的です。古い水は菌の繁殖につながるため、都度新しい水を使用してください。
⑦石油・ガスストーブを使用する
燃焼時に水蒸気を発生する暖房器具（石油・ガスストーブ）は、部屋を加湿する効果があります。エアコンによる乾燥が気になる方は、これらの暖房器具や加湿機能付きファンヒーターを検討すると良いでしょう。ただし、石油・ガスなどの燃焼暖房器具は酸素を消費し、一酸化炭素中毒を引き起こす可能性があります。1時間に1〜2回の換気を忘れずに行いましょう。
⑧加湿器を使用する
加湿器は部屋の湿度をコントロールする最も簡単な方法です。部屋の広さや使用場所に応じて適切な加湿器を選びましょう。方式ごとの特徴やおすすめ製品は以下の記事で詳しく解説しています。
部屋の乾燥対策におすすめ！アイリスオーヤマの加湿器
アイリスオーヤマでは、起動後すぐに加湿を開始するモデルや吹き出し口が熱くならずに安全に使えるモデルなど、さまざまな加湿器を揃えています。乾燥対策に取り入れたい、おすすめの加湿器を紹介します。
加湿器 ハイブリッド式 上給水 3.8L／AHM-HU-55A
ミストが熱くならない超音波式×加熱式のハイブリッド加湿器です。起動後すぐに加湿を開始し、最大約550mL/hの加湿量ですぐに部屋をうるおいで満たせます。給水方法は上からとタンクを外しての2パターンあり、場所に合わせて選択可能です。湿度は40〜70％の範囲で5％単位の設定ができ、快適な室内環境の維持に役立ちます。
気化式加湿器 enemist エネミスト／AHM-MVU55A
ヒーターレスで子どもやペットがいる家庭でも安心して使える気化式加湿器です。気化式加湿器は過剰に加湿されないため、結露ができにくい点が魅力です。全分解可能で、ファンまで洗えるので清潔に使えます。加湿量は部屋や好みに応じて3段階の切り替えが可能です。
加湿器 超音波式 上給水 4L／KHM-UU281
超音波の振動で水を震わせ、ミストを生み出す超音波式の加湿器です。約1.4kgと軽量でコンパクト設計だから、リビングだけではなく子ども部屋や寝室などさまざまな部屋で活躍します。約34dBと静かな運転音のため、作業や眠りを妨げません。
上給水超音波ハイブリッド加湿器／AHM-HUT55A
起動後すぐに加湿を開始し、快適な部屋へ導くハイブリッド加湿器です。スタイリッシュなタッチパネルは軽く触れるだけでラクに操作でき、表示も分かりやすいのが嬉しいポイント。フィルターレスでお手入れの手間を減らせる上に、銀ビーズで水タンクのヌメリを防止し、清潔な状態を保てます。
加湿器 ハイブリッド式 イオンモード 5L／KHV-500RA
使用シーンに合わせて「パワフル加湿」と「省エネ加湿」の加湿方式を選べるハイブリッド式加湿器です。イオンモード搭載で部屋の空気を快適に保てます。吹き出し口が熱くならないため、子どもやペットがいる家庭でも安心です。最大8時間の切タイマーがあるため、就寝時の加湿にも使えます。
スチーム式加湿器 オヤスミスト 600ml／AHM-MHU60A
フィルターレスでお手入れ簡単なスチーム式加湿器です。ヒーターで蒸気をつくるから菌が繁殖しにくく、清潔に使えます。水や蒸気が通る部分はすべて丸洗いOK。「おやすみモード」ではタンクに少し水を残して停止するため、完全蒸発による汚れつきも防止します。チャイルドロック／空だき防止／マグネットプラグを搭載しているので、安全に使えます。上から直接給水でき、パネル操作もシンプルで迷いません。
部屋の乾燥対策をして快適に過ごそう
乾燥が進むと風邪や肌荒れ、脱水症状などのリスクが高まります。乾燥が気になり始めたら、洗濯物の部屋干しや観葉植物の設置など、できる対策を取り入れましょう。加湿する際は、適切な湿度の維持と定期的な換気が大切です。紹介した対策を取り入れて、快適で健康的な室内環境を保ってください。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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