エアコンの試運転はシーズン前がおすすめ!チェックするポイントと手順を紹介
公開日:2023.04.04
最終更新日:2023.12.16
しばらく使っていなかったエアコンを使う時、いきなり電源を入れて使っていませんか?暑い時期・寒い時期の本格稼働を迎える前に、まずはエアコンの試運転をしてみましょう。試運転をすると、不調を早期発見したり、負荷を軽減したりできます。エアコンの試運転について、事前にチェックするポイントや試運転のやり方、お手入れ方法などを詳しく紹介します。
INDEX
- エアコンの試運転の目的とは?
- エアコン試運転前にチェックするポイント
- 1. 室外機や排水ホースの状態を確認する
- 2. ブレーカーやコンセントの周りを確認する
- 3. リモコンやフィルターを確認する
- エアコンの試運転のやり方
- 手順1. 設定温度を低くして冷房運転する
- 手順2. 送風口から冷風が出ているか確認する
- 手順3. 運転中に問題がないか確認する
- 2週間に1回がおすすめ!エアコンフィルターのお手入れ方法
- 電源プラグを抜き、フィルターを取り外して掃除機をかける
- フィルターを水洗いする
- フィルターを干して、本体の掃除をする
- アイリスオーヤマおすすめのエアコン3選
- 内部清潔エアコン3.6kW/IAF-3605GF
- ルームエアコン3.6kW(スタンダード)/IHF-3606G ホワイト
- ルームエアコン2.2kW(カラータイプ)/IRA-2821G
- エアコンの試運転はお早めに!快適に過ごすための準備を始めよう
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エアコンの試運転の目的とは?
エアコンの試運転は、エアコンの負荷軽減と故障の早期発見が目的です。エアコンは気温が極端に低い日や暑い日にいきなり動かすと、製品に強い負荷がかかり故障の原因に。
一般社団法人日本冷凍空調工業会では、4月10日を「エアコン試運転の日」に制定し、夏までにエアコンの試運転と確認をすることを推奨しています。一般的に、夏場にエアコンを使用する場合は、4月~5月には試運転をしておくのがおすすめです。この時期は外気温が比較的安定しており、製品への負担が少ないためです。
一般社団法人日本冷凍空調工業会では、4月10日を「エアコン試運転の日」に制定し、夏までにエアコンの試運転と確認をすることを推奨しています。一般的に、夏場にエアコンを使用する場合は、4月~5月には試運転をしておくのがおすすめです。この時期は外気温が比較的安定しており、製品への負担が少ないためです。
また、夏の場合は使用が集中する時期を避けることで、もし故障をしていた場合、すぐに修理を依頼したり、購入すれば、使いたい時期までに復旧します。しかし、7〜8月はエアコンの修理が立て込むため、他の時期より時間がかかる場合があり、使いたい時にエアコンが使えないとういう状況が考えられます。条件によっては修理までに1〜2ヵ月待つ可能性があります。
エアコン試運転前にチェックするポイント
エアコンの試運転は、ただエアコンを起動させれば良いわけではありません。事前にチェックしておくべきポイントが複数あり、怠ると発火事故などにつながる可能性も。エアコンの試運転前にチェックすべき3つのポイントを解説します。
1. 室外機や排水ホースの状態を確認する
まずは屋外に出て、室外機の周りに障害物がないかをチェックします。周りに障害物があると、室外機の熱がこもって冷房が効きにくくなるためです。また、電気代の上昇にもつながりかねません。
あわせて排水ホース(ドレンホース)が詰まっていないかも確認しましょう。以下のような場合は排水ホースから水が流れず、室内機から水漏れする恐れがあります。
・排水口の先端に落ち葉やゴミが詰まっている
・排水口の先端が持ち上がっている
・排水口の先端が水に浸かっている
・排水口の先端が潰れている
・排水口の先端が持ち上がっている
・排水口の先端が水に浸かっている
・排水口の先端が潰れている
通常は、エアコンを動かすと排水ホースの口から水が出てきます。20〜30分たっても出てこなければ、故障の可能性があります。
2. ブレーカーやコンセントの周りを確認する
エアコンの電源を入れる前に、以下を確認してください。
・エアコンのブレーカーが「入」になっているか
・電源プラグやコンセントの周りにホコリがたまっていないか
・電源プラグやコンセントの周りにホコリがたまっていないか
ブレーカーは切らない限りほとんど「切」になりませんが、念の為確認しましょう。また、コンセント周りにホコリがたまると発火の恐れがあるため、エアコンの電源を入れる前に必ずチェックしましょう。
3. リモコンやフィルターを確認する
リモコンの液晶画面が見えにくい、ボタンを推してもエアコンが動かない場合はリモコンの電池切れが考えられます。電池を交換してもエアコンが動かない場合は、リモコンの故障の可能性があります。
エアコンのフィルターにホコリが溜まったままだと、故障や無駄な電気代の使用につながる可能性があります。フィルターのホコリを掃除機で吸い取ったり、水洗いできる部分は洗って陰干しで乾かすなどの方法で、エアコンをキレイにしましょう。
エアコンの試運転のやり方
ここからは、エアコンの試運転のやり方について解説します。手順に加えチェックするポイント、不具合が見られた場合の対処法も参考にしてみてください。
手順1. 設定温度を低くして冷房運転する
まず温度を、使用しているエアコンの最低温度に設定し、運転モードを「冷房」にして10〜30分ほど運転します。リモコンを操作しても使えなければ、電池切れかエアコンまたはリモコンのどちらかに問題がある可能性も。電池切れではない場合は故障かもしれないため、メーカーや家電量販店に相談してみてください。
手順2. 送風口から冷風が出ているか確認する
エアコンの送風口から、冷風が出ているかを確認しましょう。風が出ているものの冷たく感じない場合、設定温度を低く設定してみてください。正常に作動しているものの、体感的に冷房が効いていないと感じている可能性もあります。また設定した温度に近づいて風が弱まり、部屋が冷えにくくなっている場合もあるのでいくつかの温度で冷風が出ているか確認します。
冷房の設定温度を下げ、風速を「自動」に変えて、涼しさが変わるか試してみてください。風向きの問題や家具・カーテンに風が遮られている可能性もあるため、あわせて確認をしておきましょう。
手順3. 運転中に問題がないか確認する
エアコンを10〜30分ほど運転してみて「室内機から水漏れがないか」「異臭や異音はないか」といった様子を見ましょう。不具合があれば、風が出なかったりすぐに止まったりします。
また異常を示すランプが点滅していたり、タイマーを設定していないのにタイマーランプが点滅したりすることもあります。その場合はエアコン本体に不具合が発生している可能性が高いので、使用を中止してエアコンを購入した家電量販店やメーカーの修理相談窓口に相談しましょう。
エアコンの試運転の方法は、メーカーや機種ごとに異なるので詳しくは取り扱い説明書などを確認して行ってください。
エアコンの試運転の方法は、メーカーや機種ごとに異なるので詳しくは取り扱い説明書などを確認して行ってください。
2週間に1回がおすすめ!エアコンフィルターのお手入れ方法
エアコンを使用している間、エアコンのフィルターは2週間に1回のお手入れが推奨されています。試運転と合わせてフィルターの掃除もすると効率的です。お手入れ方法を順番に解説します。
電源プラグを抜き、フィルターを取り外して掃除機をかける
掃除の前に、エアコンの電源プラグを抜きます。差したままだと、感電する恐れがあり危険なので、かならず抜くようにしましょう。ゴム手袋とホコリ吸い込み防止のためにマスクを着用して、フィルターを外します。外したフィルターの下に新聞紙を敷いて、フィルター表面を上にして置き、掃除機をかけてください。
この際に、吸い取れるホコリはすべて取り除きます。フィルターの裏側から掃除機をかけてしまうと、表に出てくるホコリを戻してしまい、取りにくくなるため向きに注意してください。
長年掃除していないエアコンの場合は、ホコリの量がかなり多いと予想されます。掃除機をエアコン本体にかけ、ある程度ホコリを吸い取ってからフィルターを外しましょう。
長年掃除していないエアコンの場合は、ホコリの量がかなり多いと予想されます。掃除機をエアコン本体にかけ、ある程度ホコリを吸い取ってからフィルターを外しましょう。
フィルターを水洗いする
フィルターのホコリを炊事機で吸い取ったら、フィルターの裏側から水洗いします。汚れてもすぐに洗い流せるように、お風呂場等で水洗いをするのがおすすめです。シャワーの水圧で、汚れを押し出すイメージで洗いましょう。水洗いでも落ちない汚れには、中性洗剤を使ってみてください。
フィルターを干して、本体の掃除をする
タオルや雑巾を使って水気を拭き取り、よく乾くまで陰干しします。水気をよく取っておくと、乾くまでの時間を短縮できます。
フィルターが乾くまでの間に、エアコン本体のお手入れもしましょう。見える範囲に掃除機をかけて、本体の上や横、内部で手が届くところの拭き掃除をします。エアコン本体に水気が残らないように注意してください。
アイリスオーヤマおすすめのエアコン3選
万が一エアコンが故障してしまった場合は、修理か買い換えを検討する場合がほとんどでしょう。場合によってはエアコンを修理するよりも、買い替えを行った方が消費電力が少なくなり、省エネや性能低下を防ぎ、節約につながることも。ここでは、アイリスオーヤマのおすすめエアコンを紹介します。
内部清潔エアコン3.6kW/IAF-3605GF
吸気部に高性能フィルターを搭載しているため、ウイルスやカビ菌、ホコリをキャッチできるエアコンです。エアコン内部にきれいな空気を取り込み、汚れにくくカビも発生しにくいので掃除の手間を省けます。
エアコン内部を清潔に保つとホコリがたまりにくいため、性能が落ちず無駄な電気代のカットにもつながります。本体に室温が表示されるLED室温ディスプレイで、部屋の温度管理も簡単です。また上下左右の風向きも細かく設定でき、部屋の空気を効率的に循環させられるのも利点です。
ルームエアコン3.6kW(スタンダード)/IHF-3606G ホワイト
寝室や子ども部屋での使用に最適な、スタンダードなルームエアコンです。運転モードボタンで簡単に冷房・暖房・自動などのモード切り替えができます。
風量は5段階、左右風向は7段階、上下風向は8段階から選択可能です。上下左右自動ルーバーが搭載されているため、空気を部屋全体に効率よく循環できます。おやすみモードも搭載していて、寝始める時間帯は設定温度どおりに運転し、寝付いた頃から徐々に温度を調整するため、就寝時の冷やしすぎや暖めすぎを防げます。
ルームエアコン2.2kW(カラータイプ)/IRA-2821G
おしゃれなカラータイプのエアコンで、落ち着いたカラーがインテリアになじみます。シンプル設計で使いやすいスタンダードエアコンで、寝室や子ども部屋におすすめです。シンプルで操作しやすいリモコン付き。上下左右自動ルーバー搭載で、効率よく部屋全体を適温にできます。おやすみモードも搭載されています。
※写真はイメージとなります。できる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お使いのモニター設定、お部屋の証明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。
※写真はイメージとなります。できる限り実物の色に近づけるようにしておりますが、お使いのモニター設定、お部屋の証明等により実際の商品と色味が異なる場合がございます。
エアコンの試運転はお早めに!快適に過ごすための準備を始めよう
エアコンの試運転をしておくと、故障を見つけられたりして、使いたい時に快適に使用できます。シーズン前から試運転をしておくのがおすすめです。万が一エアコンの故障が見つかったら、修理はもちろん、エアコンの使用年数や故障の具合によっては、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
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※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
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