炊飯器はどこに収納する?棚の選び方や蒸気対策、おすすめアイテムを紹介

炊飯器はどこに収納する?棚の選び方や蒸気対策、おすすめアイテムを紹介

炊飯器を収納する棚にはキッチンラック(レンジ台)やキッチンワゴン、キッチンキャビネット(キッチンボード)などのさまざまな種類があります。ただし、炊飯器の蒸気対策を行わなければ棚が劣化するため、ポイントを押さえた選び方が大切です。炊飯器を収納する棚の種類や選び方、蒸気対策などの注意点、おすすめアイテムを紹介します。

炊飯器はどこに収納する?棚の選び方や蒸気対策、おすすめアイテムを紹介

+1 Day 編集部

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炊飯器を置ける収納の種類

炊飯器を収納できる主なアイテムとしてラック、ワゴン、キャビネットなどが挙げられます。それぞれの特徴は以下の通りです。
ラック
ものを置いたり、掛けたりできる棚と台の総称
木製やスチールタイプがある
ワゴン ものを収納する移動式の家具
持ち運びを前提にしているため、キャスターがついている
キャビネット ものを収納することを目的とした箱型の家具
キッチンやリビング、オフィスなど用途別にさまざまな種類がある

キッチンラック(レンジ台)

ステンレスのキッチンラック
キッチンラックとは、ものを置く・掛けることを目的とした棚や台の総称です。ものを天板に置いたり、フックで吊るしたりして収納します。キッチンラックは耐震性、耐久性、耐荷重に優れていて、レンジ台という名前で販売されていることもあります。

キッチンワゴン

キッチンワゴンがおかれたキッチン
キッチンワゴンは、キャスターが付いている持ち運びを前提にした台車です。作業台がついているタイプなら、狭いキッチンでも作業スペースを広げられます。ちょっとした食材やキッチン用品を置いたり、補助テーブルとして使ったりと活躍します。
キッチン内のデッドスペースを有効活用して、収納できるのも魅力。生活感が出ないように扉付きや、収納力が高い引き出し式のものもあります。

キッチンキャビネット(キッチンボード)

木目のキッチンキャビネット
キッチンキャビネットは、食器やキッチン用品を収納することを目的とした箱型の家具です。キッチンボードと呼ばれることもあります。

棚がついているため、炊飯器以外にもさまざまなものが収納できます。背面にコンセントや配線穴がついているタイプなら、レンジやトースターなどの家電も設置が簡単。扉付きのキッチンキャビネットなら、ほこりがかからないので安心です。

炊飯器を収納する棚の選び方

炊飯器からご飯をよそう人の手
炊飯器を置く棚は、サイズや収納力、機能、素材を考慮して選ぶのがポイントです。設置場所のスペースと照らし合わせながら、選んでみてください。

サイズで選ぶ

キッチン内の設置場所に合わせ、高さや幅、奥行きなどのサイズで選びましょう。棚の高さには、ロータイプとハイタイプがあります。ロータイプなら天板を作業台として使えるので便利です。天板に炊飯器を置けば、蒸気の心配もありません。

ハイタイプは縦長なので収納力が高く、デッドスペースも少なく済みます。キッチンが狭い場合は、省スペースですっきりとしたスリムタイプがおすすめです。

収納力で選ぶ

収納力の高い棚を選ぶと、炊飯器以外の家電や食器も一緒に整理できます。炊飯器と一緒に収納したい家電や食器の量から選ぶのがポイント。

たっぷり収納したいなら、キッチン家電や用品、食器、食品などを一ヵ所にまとめて収納できる大容量タイプがおすすめです。炊飯器専用のスペースがついている棚や下段にゴミ箱を置けるスペースがあるタイプ、フックがついているものなどもあります。

機能で選ぶ

炊飯器を置くのに便利な機能としてスライド式や、キャスター付き、コンセントタップ付きがあります。スライド式なら、必要に応じて炊飯器の出し入れが可能です。スライドする幅だけスペースが必要ですが、炊飯器の蒸気対策もできます。

キャスター付きは移動がしやすいので、掃除の際に移動させることもできます。コンセント付きや、背面からコード穴が出せるタイプなら家電を使うときに便利です。

素材で選ぶ

スチールや木製などインテリアの雰囲気に合ったものや、材質の好みで選ぶのもおすすめです。スチールはさびにくく、お手入れが簡単。さらに耐久性も優れているため、炊飯器以外にも電子レンジやトースターなどが置けます。ネジや釘を使用せずに簡単に組み立てられるものもあるので、女性でも安心です。
木製はナチュラルな雰囲気で、デザイン性の高いものが多くあります。落ち着きのあるダークやさまざまなインテリアにマッチするナチュラル、清潔感のあるホワイトなどカラーによってキッチンの印象が変わります。

炊飯器を棚に置く際の蒸気対策

蒸気が出ている炊飯器
炊飯器は使用中に蒸気が発生するため、棚の天板に当たるとカビが生えたり、劣化したりしてしまう可能性があります。炊飯器を棚に置く場合は、高温の蒸気を逃せる構造の棚を選ぶ、水滴を拭き取るといった対策が必要です。蒸気に関して、炊飯器の取扱説明書にどの程度の空間が必要なのか記載してあるため、必ずチェックしましょう。

①スライド式の収納棚を選ぶ

炊飯器を置く天板がスライド式の収納棚なら、棚に直接蒸気が当たりません。使いたいときだけ引き出して、使用後は棚の内部に収納できるのも魅力です。選ぶ際は、炊飯器の大きさとスライド棚のサイズを確認します。蒸気は商品により、60〜80cmほどあがるため、スライドさせた位置にものがないこともチェックしてください。

②水滴をこまめに拭き取る

こまめに水滴を拭き取ることで、棚の劣化が防げます。水滴が原因で天板や壁にカビが生えたり、壁紙が剥がれたりする可能性があります。特にスチール素材は、水蒸気がさびの原因になることも。こまめに拭き取ることで棚の劣化を防ぎ、清潔に保てます。

③珪藻土や汚れ防止シートを活用する

蒸気が当たる部分には珪藻土や、キッチンの汚れ防止フィルムなどの水滴対策アイテムが便利です。リメイクシートもおすすめ。これらのアイテムは、100円ショップやホームセンターなどでも売っています。サイズや種類も豊富で、初めてでも使いやすアイテムです。

アイリスオーヤマがおすすめする炊飯器が収納できる棚

アイリスオーヤマでは、ラックやキャビネットなど炊飯器を収納するのにぴったりな棚を取り扱っています。使い勝手が良く、おしゃれなデザインのアイテムを紹介します。

カラーメタルラック レンジ台 /CMR-55134

調理器具や家電が置かれているカラーメタルラックが並んでいる部屋
ワンルームやLDKにもしっくりなじむ、メタルラックのレンジ台です。棚板は手前に約18cmスライドできるため、炊飯器の蒸気対策にもぴったり。熱や汚れに強いメラミン素材で、傷つきにくく耐久性も高いのが特徴です。

大きな家電や飲料水、お米などの重たいものでも収納できます。自由に棚の高さを調整でき、掃除や移動ができるキャスター付きなので、使い勝手も抜群です。女性でも簡単に組み立てができます。

カラーメタルラック ワゴン/CMM-WG4084

キッチンに置かれている白いワゴンラック
狭いキッチンでも使いやすい、幅41cmの省スペース設計のワゴンです。たっぷり収納できるバスケット棚板と、トレー型棚板がついています。キャスター付きでラクラク移動できるのも魅力。木目調デザインの天板がキッチンをおしゃれに仕上げてくれます。簡単に組み立てられるのも嬉しいポイントです。

キッチンキャビネット /KCBL-590BT

部屋に家電が置かれているキャビネット
インテリアになじむ、木目デザインのキッチンキャビネット。奥行き39.8cmとスリム設計ですが、ワイドな上段スライド棚があり便利です。天板は耐摩耗性・耐熱性・耐水性・対汚染性のあるメラミン仕上げで、炊飯器や電気ケトルなど蒸気の出る家電にも対応しています。スチールと木の組み合わせで、デザイン性にも優れています。

キッチンキャビネット /KCB-590H

部屋に置かれたキッチンキャビネット
たっぷりの収納ができる、ハイタイプもあります。

キッチンキャビネット/KBN-9390

部屋に置かれている食器や雑誌が飾られているキャビネット
食器や調理家電をおしゃれに収納できる、ロータイプのキャビネット。フラップ扉収納なので、炊飯器を使用しないときに隠せるのが魅力です。炊飯器を使用するときはスライドで手前に出せるため、蒸気の心配もありません。
天板の幅は90cmと広いので作業台として活用したり、調味料や家電を置いたりできます。さらに配線穴があるため、ケーブルをすっきりまとめることも可能です。おしゃれな雑誌を飾れるフラップ扉と木目調のナチュラルなデザインで、どんな部屋にもマッチするでしょう。脚付きなので掃除もラクにできます。

キッチンボード/KBD-500

トースターや炊飯器が置いてあるキッチンボード
省スペースながらも収納力抜群のキッチンボードです。上部棚はフルスライドレールがついているので、炊飯器置き場として使えます。天板は耐荷重15kg。電子レンジやトースターも置けます。

背部分がオープンなのでコードなどを通しやすいのも特徴。オフホワイトとブラウンオークの2色展開で、インテリアに合わせて選べます。

炊飯器を棚に置く際の注意点

キッチンに置かれた炊飯器
炊飯器は炊飯中に蒸気を発する家電であるため、棚に置く際に注意が必要です。先に記載した蒸気対策の他、水や火気のそばではない安全な場所に置き、蒸気対策をしましょう。

安全な場所に置く

炊飯器を不安定な場所で使うと落下する可能性があるため、安全な場所に置いて使用します。炊飯器を使用している際に発生する蒸気は高温で、蒸気口付近は約100度近くまで上がります。もし炊飯器を低い場所に置いて使用した場合、その蒸気によってやけどをするかもしれません。落下ややけどを防ぎ、子どもの手が届かない安全な場所を選びましょう。

水や火気のそばに置かない

火災や故障の原因になるため、炊飯器を水や火気のそばで使用しないようにしてください。炊飯器に水しぶきがかかると汚れたり、水蒸気穴を水で塞いで故障したりします。また、炊飯器を火気のそばに置くと、プラスチック部分が熱さで変形する可能性や火災の原因になることも。炊飯器はもちろん、電化製品は火や水の近くに置かないように注意が必要です。

炊飯器が収納できる棚を活用しよう

スライド式の棚に置いてある炊飯器からご飯をよそう人
炊飯器を収納する棚は、サイズや収納力、機能性など自分に合ったものを選ぶのがポイントです。また安全に使用するために、炊飯器の蒸気対策や設置場所にも気を付けましょう。炊飯器の選び方や注意点を参考に、お気に入りの棚を見つけてみませんか。
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