マットレスの湿気対策!カビを予防して快適なベッド環境を整えよう

マットレスの湿気対策!カビを予防して快適なベッド環境を整えよう

マットレスに溜まった湿気は、ダニやカビの原因となります。さらに耐久性も下がり、場合によってはマットレスの買い替えが必要になることも!マットレスの湿気対策は、床や壁から離して設置し、定期的に除湿を助けるお手入れを行うことが基本です。マットレスの湿気のリスクや日常でできる湿気対策、マットレスの選び方を紹介します。

マットレスの湿気対策!カビを予防して快適なベッド環境を整えよう

+1 Day 編集部

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マットレスの湿気の原因と放置するリスク

水がこぼれたマットレス
人は寝ている間に汗をかくので、マットレスは湿気が溜まりやすいもの。放置しているとカビやダニが増殖し、快適な睡眠を妨げてしまいます。マットレスの湿気対策が欠かせない理由を見ていきましょう。

マットレスに湿気が溜まる原因

マットレスに溜まる湿気は、空気中の水分の他、寝汗が原因と考えられています。
汗の量には個人差がありますが、健康な人でもおよそコップ1杯分もの寝汗をかくと言われています。
さらに、体温によって温まったベッドと冷たい床との温度差で、結露が発生しやすい状態にあります。
汗を良くかく夏や湿度が高い梅雨だけではなく、温度差が生じやすい冬にも湿気対策は必要です。

放置するリスク① カビやダニが発生する

湿度が高い場所を好むカビやダニにとって、マットレスには好条件が揃っています。ベッドの周りは、カビやダニの餌となる髪の毛や皮脂なども豊富です。放置しているとどんどん増殖し、アレルギーや感染症などの健康被害を引き起こすおそれがあります。

放置するリスク② マットレスの劣化を早める

湿気でマットレスの生地や中の詰め物が痛みやすくなり、マットレスの寿命を縮めます。一度発生したカビは完全に除去するのは難しいので、場合によっては買い替えが必要になってしまうことも。メーカーごとに推奨している耐用年数がありますが、あくまでも定期的なお手入れをした場合のものなので、長く使おうと思うと湿気対策が重要です。

放置するリスク③ 睡眠の質が下がる

マットレスを清潔にしていないと、カビや皮脂汚れなどによって異臭が発生しやすくなります。湿気はマットレスのへたりの原因にもなるので、結果的に寝心地が悪くなり快適な睡眠が妨げられてしまいます。

日常でできるマットレスの湿気対策6選

マットレスの湿気を逃すには、マットレスの置き方を工夫したり、日々のお手入れを意識したりすることが大切です。日常で行いやすい湿気対策を6つ紹介します。

1.マットレスは床から離す

すのこベッドにマットレスを敷く女性
マットレスを床に直置きするのは、湿気によるトラブルが起こる大きな原因です。寝汗などのマットレスに溜まった湿気は、下の方に溜まっていきます。とくにフローリングは冷たく吸水性もないので、マットレスとの間に結露が発生しやすくなっています。マットレスの直置きは避け、ベッドフレームとセットで使用するか、通気性に優れたすのこを敷いて使うのがおすすめです。

2.窓や壁からは10㎝以上離す

窓は外との温度差で結露が発生しやすいので、マットレスをぴったりとくっつけるのは避けましょう。また、壁にベッドやマットレスが接していると、エアコンの風が壁をつたって体に直撃するので健康にも良くありません。空気の循環が良くなるよう、窓や壁からは5〜10㎝ほど離して置くようにすると快適な空間づくりにつながります。

3.定期的に通気する

マットレスを持ち上げる人の手元
こまめにマットレス自体の除湿を行うことも大切です。軽いマットレスなら壁に立てかける、重いマットレスは本などを挟んで片側を持ち上げるなど、裏面を床から離して空気と触れさせるようにしてみてください。マットレスの素材によっては天日干し不可のものもあるので、風通しの良い屋内で行うのが安心です。扇風機で風を当てるのも効果的。なるべく月1回以上の頻度でお手入れすると清潔に保てます。

4.除湿アイテムを活用する

手軽に除湿を行うなら、マットレス用の除湿シートや吸水性に優れた敷きパッドを活用するのがおすすめ。寝汗などの水分を吸収してくれるアイテムで、マットレスの下や上に敷いて使用します。除湿シートには湿気が溜まるので、放置はせずに定期的にシート自体の乾燥を行うようにしましょう。

5.寝具も除湿する

窓のそばに置かれた枕と布団
マットレス以外の寝具も除湿は必須です。せっかくマットレスをキレイにしていても、寝具に発生したカビやダニがマットレスに移ってしまうケースもあります。掛け布団の湿気対策は干すのが基本ですが、なかなか干せない場合は布団乾燥機が便利です。布団が温まるので寒い冬にはとくに活躍します。

6.エアコンで部屋の湿度を調整する

湿気の多い季節や、マットレスや寝具を干すのが難しい時は、エアコンや除湿機で部屋の湿度を調整しましょう。種類にもよりますが、カビやダニは湿度60%以上の環境で発生、増殖します。そのため部屋の湿度を50%ほどに下げるとカビ対策になります。

湿気対策が楽になるマットレスの選び方

マットレスのカバーを開ける人の手元
マットレスは中の素材や外側の生地によって湿気の溜まりやすさが変わります。湿気が気になる場合におすすめの選び方を紹介します。

通気性の良い素材を選ぶ

内部にすき間ができる素材は通気性が良く、湿気が溜まりにくくなっています。例えばスプリングが連なるボンネルコイルや、ポリエステルなどを糸状にして絡めたファイバーは、とくに通気性が良いとされる素材です。
高反発ウレタンやラテックスは素材自体の通気性は良くありませんが、構造によっては通気性に優れるものもあります。それぞれ独立した気孔をつなげた「オープンセル構造」や、空気が通るように小さな穴が無数に開けられた「ピンホール加工」のものをチェックしてみてください。

吸湿性・放湿性に優れた生地を選ぶ

外側を覆う生地によっても使い心地が変わります。湿気対策として注目したいのは吸湿性と放湿性です。
レーヨンは吸湿性・放湿性に優れ、価格も控えめなことからマットレスに頻繁に使用されます。肌触りが良いのも特徴ですが、摩擦に弱く毛羽立ちやすいのが注意点です。
ポリエステル素材のマットレスも多く、つるっとした肌触りで耐久性に優れていますが、吸水性、吸湿性はあまり良くありません。他にも、放湿性は高くないものの、吸湿性に優れ肌触りが良い綿(コットン)などがありますが、マットレスのカバー素材に使われることはまれです。

マットレスの湿気対策におすすめのアイリスオーヤマのアイテム

アイリスオーヤマには、湿気の溜まりにくいマットレスや、湿気対策を手軽にするアイテムも揃っています。マットレスの湿気対策が気になったら、ぜひチェックしてみてください。

エアリーマットレス ハイグレードタイプ/HG-90 

アイリスオーヤマのアリーマットレス ハイグレードタイプ
厚さ9㎝のベッドマットレスとして使えるボリュームタイプ。理想的な寝姿勢に整える高反発素材で、95%が空気でつくられた3次元スプリング構造なので、これまでにない快適な寝心地を叶えるとともに通気性にも優れています。表は湿気や熱を逃すメッシュ生地、裏は肌触りが良く暖かいニット生地を採用し、季節に合わせて使い分けられます。
※布団乾燥機のご使用は推奨していません。
両面で寝心地の違うHB-90S、厚さ5㎝で手頃な価格のAMEX-6Sも要チェックです。
エアリーマットレスの使い心地については、こちらで詳しく紹介しています。

三つ折りポケットコイルマットレス/PMTS11H-3S

アイリスオーヤマの三つ折りポケットコイルマットレス
厚さ11㎝で、しっかりと体を支え快適な眠りに導くポケットコイルマットレス。コイルが独立していて負荷に応じて個々に沈み、極上の眠りを生み出します。抗菌防臭・防ダニ加工で、壁に立てかけやすく、湿気対策も手軽に行えます。腰部がゾーニングされており、腰痛をお持ちの方にもおすすめです。

折りたたみすのこベッド/OTBSS-WH

アイリスオーヤマの折り畳みすのこベッド
マットレスと組み合わせるのにぴったりな通気性抜群のすのこベッド。高さがあるので立ち上がる時に膝や腰への負担が少なく、ベッド下は収納スペースとして活用できます。キャスター付きで折りたたみ可能なので、掃除もしやすいでしょう。さらに折りたたんだ状態であれば、敷布団などを干すように使用できます。

すのこベッド/SNBS-S

アイリスオーヤマのすのこベッド シングル
ベッド下だけではなく、ヘッドボードやサイドまで収納たっぷりのすのこベッド。便利な2口コンセント付きで機能性に優れ、ナチュラルなデザインなので部屋に自然になじみます。ヘッドボードのサイドはマガジンラックになっていて、雑誌などを収納することもできます。

ふとん乾燥機 ハイパワー ツインノズル/FK-WH2

アイリスオーヤマのふとん乾燥機 ハイパワー ツインノズル
速乾速暖であっという間に布団をふんわり仕上げてくれます。オールシーズン活躍するモード搭載で、夏モードは乾燥後に送風で熱気を逃し、湿気や寝汗を撃退。ダニモードもあり、別売りの布団乾燥袋(FK-DGB1)と合わせて使えばしつこいダニを逃さず一網打尽にします。布団2組を同時に温められるのも便利。
※Airyシリーズの寝具にふとん乾燥機のご使用は推奨していません。使用する場合は、必ず耐熱温度を確認の上使用してください。

ふとん乾燥機 シングルノズル/FK-RD1

アイリスオーヤマのふとん乾燥機 シングルノズル
布団を約20分で温めてくれるスタイリッシュなデザインの布団乾燥機です。シンプルなモード設定ながら、ダニモード、あたためモードなど便利な機能はしっかりと搭載。さらに立体ノズルが布団をふかふかに仕上げてくれます。ホワイトの他に、グレーとピンクのカラーバリエーションもあります。
※Airyシリーズの寝具にふとん乾燥機のご使用は推奨していません。使用したい場合は、必ず耐熱温度を確認の上使用してください。

マットレスの湿気対策は定期的に行うことが大切

ベッドのセッティングをする女性
カビやダニ増殖の原因となる湿気。放置するとアレルギーなどの重大な症状を引き起こす可能性があるため、マットレスの湿気対策は欠かせません。湿気対策を手軽にするには、通気性の良いマットレスを選んだり、除湿を助けるアイテムを活用したりするのがおすすめです。定期的なお手入れで快適な眠りを維持しましょう。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。

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