アサヒファシリティズ 様(東京都)
ロボットによる清掃の自動化で、省人化&効率化。
清掃品質の向上にも大きく貢献し、利用者の満足度もアップ!
- 清掃に手が回らない
- もっとキレイな環境にしたい
- 人手不足で困っている
- 生産性をもっと高めたい
清掃ロボットの導入で、「労働人口減少」「清掃クルーの安全確保」両方の問題を同時に解決
清掃ロボットによって床清掃の省力化を実現。清掃クルーの安全確保・作業効率化が実現し、空いた時間で床以外の場所の清掃もできるようになった。
清掃品質が向上し、利用者の満足度もアップ
清掃クルー個々の対応範囲が多岐に渡り、疲弊の声が多かったが、清掃ロボットにより清掃品質と美観が向上。利用者の満足度アップにつながった。
お話を伺った方
株式会社 アサヒファシリティズ 大阪本店
環境整備課 担当者 様
施設・会社概要
竹中グループのグループ企業である株式会社 アサヒファシリティズは、1969年創業の建物管理専門企業。時代のニーズに合わせたサービスを取り入れて、オフィスビル、病院、教育施設、ホテルなど多様な物件の維持管理を手掛けている。同社の特長は、従業員の約70%が有資格の技術者(2024年12月)だということ。総合技術者が直接、建物管理を担うことにより、より質の高いサービスを提供している。関西地方の空の玄関口である関西国際空港も、同社が管理を手掛ける施設の一つ。

課題
- 労働人口減少により、清掃クルーの確保に困っていた。
- 業務範囲が拡大し、転倒など事故リスクが高まっていた。
- 各清掃クルーの技量で清掃の品質が左右されることもあった。
効果
- BROITでの自動化により不足する労働力をカバーできた。
- 清掃クルーの安全確保と作業負荷の軽減につながった。
- 清掃品質が安定・標準化され美観も利用者満足度も向上した。
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東京都に本社を構える株式会社 アサヒファシリティズ 様は、1969年に設立された建物管理の専門企業で、竹中グループの一員として全国に事業所を展開。オフィスビルをはじめ、商業施設、病院、教育施設、ホテルなど、さまざまな物件の維持管理を手掛けています。また、医療関連サービスやICTを活用した施設管理、エネルギーソリューションサービスなど、時代のニーズに応じたサービスも提供しています。
同社の特長は、従業員の約70%が何らかの資格を有する技術者(2024年12月)であり、1人当たりの平均保資格数は11にものぼる専門家集団だということ。総合技術者が直接建物を管理することで、効率的かつ的確な運営支援を実現しています。
今回は大阪本店が管理する物件の一つ、関西国際空港に水拭きタイプの清掃ロボット「BROIT」を導入した事情と効果について、お話を伺いました。 -
人手不足解消と清掃クルーの負担軽減を両立した
良質な清掃サービスの実現 -
BROITの導入を検討するに至った背景を教えてください。
担当者様
労働人口の減少が続き、かつ清掃クルーの安全確保対策が必要となる今の時代で、このままで当エリアにおいて良質な清掃サービスを提供し続けられるのか、との悩みがありました。
ベテラン層の清掃クルーこそ現場に愛着をもって勤務してもらっていますが、新たなクルーの確保は年々難しくなっています。空港はリノベーションにより新たなスタートが切られましたが、クルーは以前から変わりなく、ベテラン層は体力な問題から作業効率も安全性も低下していました。
もちろん管理者も清掃クルーも最大限の努力をして日々の業務に対応していましたが、社内で行う品質検査では行き届かない場所が目立ってしまっていました。この状況の改善には、清掃の自動化がカギになると思いました。 -
数ある清掃ロボットの中からBROITを選んだのは、なぜですか。
担当者様
デモ走行を行った結果、非常に良い効果を見られたことが導入の大きな決め手でした。特に、BROITは床面を水拭き(スクラブ清掃)できるため、吸塵や乾拭きといった従来の清掃方法に比べて洗浄力が高く、清掃品質が向上すると考えました。
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導入の決め手になったという、デモ走行時の感想をお聞かせください。
担当者様
清掃後の汚水タンクの水を見て、「こんなに汚れていたのか!」と驚くとともに、BROITの高い清掃能力を実感しました。水拭き清掃後の床には残水がほとんどありませんでしたし、稼働時の音も想像よりは静かです。アイリスオーヤマさんのサポート体制が充実していることや比較的リーズナブルな導入コスト、信頼できるブランドだということを総合的に考えて、導入を進めることに決めました。
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約1000㎡のスペースを、BROIT1台と清掃クルー3~4名で清掃
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清掃スペースの広さと、清掃クルーの人数を教えてください。
担当者様
関西国際空港のうち、私たちが清掃作業を担うスペースは約30万㎡で、担当清掃クルーは約40名です。このうちBROITの導入エリアは広さ約1000㎡で、3~4名の清掃クルーが清掃を担当しています。
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具体的に、どのようにBROITを運用していますか。
担当者様
国内線の手荷物引き取りスペースで、毎日夜10時~早朝5時の間に約1時間30分、稼働させています。1日の中で最も利用者が少なく、効率的に清掃できる時間帯だからです。
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BROIT導入後に、オペレーションの変化はありましたか。
担当者様
床面清掃の大部分を清掃ロボットが担うことで、清掃クルーは、今まで床面清掃にかけていた時間を別の清掃作業に充てられるようになりました。ロボットと人の協働によって省人化と作業効率アップが実現し、美観の向上にもつながっています。
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清掃クルーの安心感が高まり、パフォーマンスも改善
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BROITの導入について、清掃クルーの反応はいかがですか。
担当者様
清掃クルーからは、非常に好評です。清掃ロボットは他のエリアでも稼働させているので珍しい存在ではありませんが、清掃もれなどの不備がなくなったことで、清掃クルーの安心感が高まりました。業務の負担が軽減されたことにより、より良いパフォーマンスを発揮できるようになっていると感じます。
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空港を利用するお客さまの満足度は、いかがでしょうか。
担当者様
利用者の満足度も上がっているようです。BROITのおかげで清掃品質が安定したうえ、床面清掃の自動化で清掃クルーの作業効率が向上、清掃ムラがなくなりました。特に、水拭きによる清掃効果の高さが、空港利用者の満足感につながったと考えています。
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今後も、機械化による効率化とサービス向上を推進
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今後の清掃業務のあり方について、どのような計画をお持ちですか。
担当者様
清掃分野はもちろん、他の分野でも機械化による効率化を進めていく予定です。最新技術の導入による、さらなるサービス向上を目指しています。今後も、BROITのようなロボットの活用を検討していくつもりです
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ありがとうございました。
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