有限会社オーオカ 様(福岡県)
「清掃品質にも値段にも妥協したくない」
というお客様の要望を、清掃ロボットで解決
- 人手不足で困っている
- コスト削減をしたい
- 生産性をもっと高めたい

人材不足と人件費高騰を、清掃ロボットで一気に解決
人の作業をWhiz iアイリスエディション(以下、「Whiz i」)に代替し、諸問題を一気に解決。
清掃品質と低価格の両立を実現
清掃ロボットの導入で、お客様の要望である「清掃品質と低価格の両立」の実現が可能に。
清掃品質が向上し、お客様の満足度がアップ
人の作業に時間的な余裕が生まれ、清掃品質がアップ。お客様の満足度アップにつながった。
*「Whiz i アイリスエディション」は、ソフトバンクロボティクスの「Whiz i」に、業界ニーズに合わせたアイリスオーヤマ独自のオプションの追加を可能にしたDX清掃ロボットです。
お話を伺った方
有限会社オーオカ
代表取締役社長 大岡久晃 様
施設・会社概要
福岡県を拠点とする有限会社オーオカは、施設の清掃をはじめ、警備保安管理や設備管理なども行うビルメンテナンス業者。あらゆるものを最大限持続させるメンテナンスを追求している。
課題
- 清掃スタッフの確保が難しい。
- 最低賃金の上昇で、人件費が負担に。
- お客様からは、清掃品質と低価格の両立を求められる。
効果
- 清掃ロボットへの置き換えで、人手確保の課題を解決。
- 清掃ロボットでコスト削減を実現。人件費増を吸収。
- ロボットと人間の協働により、清掃品質が向上。お客様の満足度もアップした。
-
1966年の会社設立以来、福岡県を中心にビルメンテナンスを手がける有限会社オーオカ様。人、建物、環境など「存在するあらゆるもの」をメンテナンスすることが自らの仕事だという理念を掲げ、あらゆるものを最大限持続させるためのメンテナンスを追求。設備の清掃のほか、警備保安管理、設備管理、リフォーム工事など幅広いメンテナンスサービスを展開しています。そんな清掃のプロであるオーオカ様が、清掃ロボットの活用を決断した背景と、導入の効果について伺いました。
-
お客様の要望は、清掃品質と低価格の両立
-
清掃ロボットの導入前に抱えていた課題を教えてください。
大岡様
とにもかくにも人材不足。施設の清掃業務はもともと、労働力への依存度が高い労働集約的産業であり、かつ個々のスキルへの依存度が高い属人的な産業です。それでも、人柄の良い人材に集まってもらって連携を図ることで何とか業務を回していましたが、人材不足によって、それもままならなくなりつつある状況でした。
-
清掃のプロが、清掃ロボットの導入を決めたきっかけをお聞かせください。
大岡様
最低賃金が上昇し続ける中、清掃スタッフの賃上げを行わなければなりません。お客様と価格見直しの交渉をしていた際に、「清掃品質は落としたくないけれど、値上げもしてほしくない」という声をいただきました。増収は見込めないけれど賃上げはしなければならず、かといってこれ以上のコスト削減もできない。八方ふさがりで悩んでいたところ、お客様の方から「清掃ロボットの導入を検討しては?」とお声がけいただいたんです。それが、導入決断のきっかけでした。
-
1回当たりの稼働時間が、人に置き換えやすかった
-
Whiz iを選んだ理由を教えてください。
大岡様
清掃現場のシフトのハーフタイムとWhiz iの1回の稼働時間が、同じ3.5時間だったという点ですね。ハーフタイム1人分の作業をロボットに代替しやすかったことが、Whiz iを選んだ理由の一つでした。また、現場スタッフの平均年齢が当時64歳と高く、使いやすさも重要なポイントでした。併せて、音の静かさや安全性能も重要な要素として考慮しました。
-
実際に、どのような施設で運用していますか。
大岡様
現在では、水拭きもできるPhantas アイリスエディションも導入し、介護老人施設、特別養護老人ホーム、病院の3か所で運用しています。トライアル中またはトライアル予定の施設も複数ありますので、導入施設は今後増えていくと思います。
-
問題を一気に解決でき、社内にも良い変化が
-
導入によって、どのような効果がありましたか。
大岡様
今回Whiz iを導入したことで、人手不足と人件費高騰によるコストの問題を一気に解決できました。それによって、価格見直しの交渉に対するお客様の「清掃品質にも値段も妥協したくない」という要望に応えることができ、本当に良かったです。
社内での変化はありましたか。
大岡様
現場スタッフと営業スタッフの意見交換の機会が、大幅に増えました。営業スタッフが、以前より頻繁に清掃スタッフと連絡を取るようになったんです。どうしたらWhiz iの使いやすさを向上させられるか、異なる立場からお互いに考え、話し合い、アイデアを出し合うようになりました。こうした活発な意見交換を通してコミュニケーションの質が高まり、非常に充実したという現場の声も上がっています。
-
清掃ロボットは、ビルメン業界に好循環を生む
-
ビルメンテナンス業界への清掃ロボット導入について、どうお考えですか。
大岡様
床面の掃除を清掃ロボットにまかせることで、人の手で行う清掃の質が向上するメリットがあると考えています。人手不足になると、一人当たりのスタッフが担当する作業量が増え、その結果としてパフォーマンスが低下するという問題が発生します。しかし、ロボットの導入でこの負の連鎖を断ち切り、逆に好循環を生み出すことができます。
-
導入後のお客様の反応は、いかがですか。
大岡様
好評ですよ。例えば、これまで人の手で清掃していた時には、時間がなくて少し省略してしまっていたようなところも、より丁寧に清掃できるようになりました。ロボットと人間の役割分担によって清掃品質が向上したことで、お客様の満足度がすごく上がった事例もあります。ですから、導入を検討している同業者には、まずトライアル導入を行ってほしいですね。実際に使用してみることで、メリットとデメリットを実感してほしいです。
-
ありがとうございました。