秋にも花粉症はある?春との違いは?症状や原因・効果的な対策法を紹介
公開日:2024.08.30
最終更新日:2024.08.30
花粉症というと春のイメージが強いですが、実は秋にも原因となる花粉は飛んでいます。秋の花粉症はブタクサやヨモギなどの雑草が原因で、熱がないのに鼻水や喉の不調が見られたら、発症しているかもしれません。秋の花粉症の症状や原因、対策法とおすすめのアイテムを紹介します。
+1 Day 編集部
理想の暮らしをさがす、つくる。
“ちょっといい”生活のヒントが見つかるライフスタイルマガジン
家電好きなメンバーを中心に、DIY やアウトドア、ペット関連など、衣食住にまつわる理想の暮らしにちょっと近づくアイデアや商品情報が詰まったコンテンツをお届けします!
秋の花粉症とは
花粉症は春だけでなく、秋にも発症します。日本には花粉症の原因となる花粉が60種類以上存在するといわれています。1年のなかでも花粉症になりやすいのは春と秋です。はじめに、秋の花粉症の原因や症状、春の花粉症との違いを解説します。
秋の花粉症の原因
秋の花粉症の主な原因はブタクサやヨモギ、カナムグラ、カモガヤなどの花粉です。ブタクサとヨモギはキク科で、カナムグラはアサ科、カモガヤはイネ科の草です。
どれも空き地などに生えている雑草で、野山だけでなく住宅地や公園、河川敷にも生えます。背丈が低いため数メートルしか飛びませんが、身近な植物なので浴びる機会が多くなります。
秋の花粉症の症状
秋の花粉症の症状はくしゃみや鼻水、咳、喉の不調など。粒子の細かいブタクサの花粉が気管支に入り込むと、喘息のような症状が出るケースもあります。
秋は気温が低下し乾燥するため、風邪の症状と間違えやすいので注意が必要です。熱がないのに咳や鼻水が続く場合は花粉症を疑ってみてください。症状がなかなか改善されない場合は、病院で診察を受けましょう。
春の花粉症との違い
春の花粉症との違いは、原因となる花粉の種類です。春の花粉症の原因はスギやヒノキが多く、数百km先まで飛ぶこともあります。一方で、秋の花粉症の原因のブタクサやカナムグラなどは、通常数メートル、遠くても数キロメートル程度しか飛散しません。
春の花粉は粒子が大きいので鼻粘膜にとどまりやすく、鼻水やくしゃみが主な症状。秋の花粉は粒子が小さく、気管に入ると喉のイガイガや咳などの症状が多く出る傾向にあります。
春の花粉は数ヵ月間飛散していますが、秋の花粉は1週間程度で収まることが多いでしょう。春に花粉症の症状が出る人は、秋の花粉症になる可能性も高くなります。
秋の花粉症の時期
秋の花粉が飛散する時期は8月~10月。関東や東北での飛散量のピークは9月です。ブタクサが飛散する期間は長く、関東では12月まで飛ぶこともあります。花粉症と似た症状を引き起こす、ハウスダストも秋に増えるので注意しましょう。
花粉の飛散時期や対策についてはこちらの記事でも紹介しています。
秋は花粉以外にハウスダストにも注意
秋は花粉以外に、ハウスダストが原因で目や鼻の症状が出ることがあります。ハウスダストは室内のホコリのことで、ダニや人の髪の毛やフケ、カビなどが含まれます。
特にダニは夏に繁殖して秋に死ぬので、秋に死骸が舞い上がりやすい傾向に。花粉対策をしても症状が変わらない人や、室内で症状が強く出る人は、部屋の掃除などハウスダスト対策も行ってみてください。
秋の花粉症の対策法
秋の花粉症は、春と同じようにマスクや部屋の掃除で対策できます。秋の花粉は粒子が細かいので、空気清浄機を使ったり、花粉が付きにくい服を着たりするのも効果的です。また、原因となる草が庭に生えていたら早めに除草しておきましょう。
マスクを着用する
春と同様、秋の花粉症対策も外出時にマスクを着用すると良いでしょう。秋に多いブタクサの花粉は粒子が小さく、スギ花粉の半分ほどしかありません。フィルター性能の高いマスクを選ぶのが対策のポイントです。
▼アイリスオーヤマのおすすめアイテム
マスク ふつうサイズ 50枚入 日本製 ナノエアーマスク
フィルター性能と通気性に優れたマスクです。太さの違う繊維を組み合わせる製法で、粒子の細かい花粉を捕らえながらも息がしやすくなっています。残暑などで気温の高い日も快適に過ごせるでしょう。
マスク ふつうサイズ 20枚入 日本製 ナノエアーマスク 立体タイプ
立体タイプのナノエアーマスクです。立体形状で息がしやすく、見た目もすっきりしているのが特徴。
ノーズフィッターで密着度をアップし、花粉からしっかりガードします。
ノーズフィッターで密着度をアップし、花粉からしっかりガードします。
DAILY FIT MASK なめらかタッチ ふつうサイズ 30枚入/PK-DH30MW
独自配合のやわらかい不織布を使用し、なめらかな肌触りが特徴のマスクです。息快適フィルターを採用しているため、通気性が良く快適に過ごせます。耳ひも部分もソフトな素材で、長時間使用しても負担がかかりにくくなっています。
花粉の付きにくい素材の服を着る
秋の花粉症対策として、外出時は花粉が付きにくい服を着ましょう。ブタクサやヨモギなどの雑草は身近な場所に生えているので、近所への外出でも服に花粉が付き、部屋に持ち込んでしまうことがあります。
秋は暖かいウールの服を着る機会も増えますが、他の繊維より花粉が付きやすいので、コットンやポリエステル、シルクなど花粉の付きにくい素材がおすすめです。帰宅時には玄関で、全身の花粉を手で払ってから部屋に入ると良いでしょう。
部屋を掃除して花粉を除去する
部屋をこまめに掃除して花粉を除去するのも効果的な対策です。ブタクサの花粉は粒子が細かいため、床の拭き掃除をするのがおすすめ。花粉は夜間床に落ちるので、朝に掃除すると効果的に取り除けます。
窓や網戸、家電も花粉がたまりやすいので拭き掃除をします。布団を外干しすると花粉が付くので、布団クリーナーや乾燥機を使うのも良いでしょう。
▼アイリスオーヤマのおすすめアイテム
ふとん乾燥機 カラリエ ツインノズル/FK-W2
温風で布団を温めて湿気を飛ばしてくれる布団乾燥機です。外干ししなくても布団乾燥機があれば布団の手入れが簡単にできます。ツインノズルにより2つの布団を同時に温める・乾燥することが可能です。
付属のアタッチメントを使用すれば靴の乾燥もできます。あたためモードの他に冬モードや夏モード、ダニモードがあり通年使えます。
布団クリーナー ハイパワー コード式 ダニちりセンサー/FCA-22H-C
ハイパワーでダニやハウスダストを3分で99%除去する布団クリーナー。高速振動によるたたきと、高速回転ブラシで天日干しや掃除機をかけるより短時間でキレイになります。ダニちりセンサー搭載で細かいゴミや花粉も見逃しません。髪の毛やペットの毛もしっかり吸引し清潔さを保ちます。
空気清浄機を使用する
秋の花粉は粒子が細かく室内に入りやすいので、空気清浄機も使用し効果的に対策しましょう。フィルター性能が高く、花粉をしっかりキャッチしてくれるモデルがおすすめです。
加湿器も付いたタイプなら、秋の空気の乾燥が原因でかかる風邪の予防にも効果的です。置き場所に悩む場合は本体がコンパクトなタイプや、空気清浄機付きのエアコンを選ぶ方法もあります。
▼アイリスオーヤマのおすすめアイテム
加湿空気清浄機 16畳 コンパクト/AAP-SH30A
空気清浄機と加湿器の機能を備えたモデル。特殊帯電技術を採用した高性能フィルターで、微細な花粉を捕らえます。スピード空気清浄機能で部屋の隅々まですばやく清浄できます。
空気清浄機 30畳 円柱型 コンパクト/AAP-S60B
コンパクトながらも30畳の部屋を清浄できるパワフルな空気清浄機です。高性能フィルターで細かい粒子の花粉も99%キャッチしてくれます。A4用紙以下の超小型サイズで置く場所を選びません。
エアコン 6畳 フィルター自動清掃 2.2kw 100V対応/IAF-2207M
自動清掃機能が便利な6畳用エアコンです。フィルターを自動で掃除して、ダストボックスに汚れを溜めます。フィルターに付着するほこりや花粉等、小さな汚れもブラシでダストボックスに落として掃除するので、掃除機で吸い取るだけでお手入れも簡単。電気代を節約しながら、清潔な空気を送ります。
庭の雑草を除草する
ブタクサやヨモギ、カナムグラ、カモガヤといった雑草が庭に生えていたら除草を。花が咲く前に取り除くと、効果的に花粉症対策ができます。道端に生えていることも多いので、なるべく近づかないようにしましょう。
秋の花粉症の特徴を知り、効果的に対策しよう
秋の花粉は粒子が細かいものもあるため、高性能のフィルターを搭載したマスクや空気清浄機を使用するのがおすすめです。また、掃除の際は拭き掃除を重点的にする、庭の雑草を取り除いておくなどの対策も効果的です。秋の花粉症の特徴を知り、対策して快適に過ごしましょう。
※こちらに掲載されている商品情報・価格・キャンペーンは掲載日時点での情報です。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。
※価格は変動することがございますのであらかじめご了承ください。