花粉の飛散時期はいつからいつまで?花粉の種類や日常生活でできる対策も紹介
公開日:2023.03.16
最終更新日:2024.03.05
春に飛散ピークを迎えるスギやヒノキ、秋に飛散量が増えるブタクサやヨモギなど、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの花粉症に悩む方は、毎日の花粉飛散量が気になるところ。花粉がいつまで飛ぶのか、飛散しやすい日や時間帯を知り、外出時や自宅でできる花粉対策をすることが重要です。予防行動を心がけ、辛い時期を少しでも快適に乗り越えましょう!
INDEX
- 春の花粉の種類は?いつからいつまで?
- 春はスギ・ヒノキ・ハンノキ花粉が多い
- ピークは3~4月
- 秋の花粉の種類は?いつからいつまで?
- 秋はブタクサ・ヨモギ・カナムグラ花粉が多い
- ピークは9~10月
- 油断大敵!花粉は冬にも飛散
- 花粉が多く飛散する日と時間帯
- 花粉が多く飛散する日
- 花粉が多く飛散する時間帯
- 外出時にできる花粉対策
- 1. マスクをして外出する
- 美フィットマスク 7枚入り/PK-B7M
- DAILY FIT MASK ナノエアーフィルタープラス/PN-DNI30L
- ナノエアーマスク 30枚入り/RK-N30MAG
- 2. 花粉が付着しにくい服を着る
- 3. メガネをかけて外出する
- メガネクリーナー 速乾タイプ/MNK-N40
- 自宅でできる花粉対策
- 1. 家の中に花粉を入れない
- カーペットクリーナー ハンディ/NC-HD
- 2. 外干しを避けて部屋干しにする
- ふとん乾燥機/FK-WH2
- 布団クリーナー/FCA-22H-C
- 3. 掃除をこまめに行い、換気は短時間に済ませる
- サーキュレーター付加湿空気清浄機/CHA-A55-C
- SUUZE 掃除機/SCD-210P
- 花粉の飛散時期や特徴を確認し、対策をして快適に過ごそう
+1 Day 編集部
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春の花粉の種類は?いつからいつまで?
関東地方の花粉の種類と飛散量
花粉は1年を通して飛散していますが、特に春は花粉の飛散量が多い季節です。まずは、春に飛散する花粉の種類と期間を見ていきましょう。
春はスギ・ヒノキ・ハンノキ花粉が多い
春イメージ
春はスギとヒノキを筆頭に、ハンノキなどの花粉も多く飛散します。なかでもスギ花粉は日本で最も多く、春に飛散のピークを迎えます。
特に関東地方は、スギ・ヒノキ・ハンノキ花粉の飛散量が他の地域より多く、期間も長いのが特徴です。北海道地方では、スギとヒノキ花粉が少なく飛散期間も短いですが、シラカンバ花粉が多く飛散します。
ピークは3~4月
九州・関東地方で2月頃からスギ花粉の飛散が始まり、ピークは3~4月です。関東地方は5月ぐらいまでスギ花粉の飛散が続きます。ヒノキ花粉は3月頃から飛散が始まり、4月にピークを迎え5月ぐらいまで飛び続けます。
関東地方ではハンノキ花粉も3~4月に増加。イネ科の花粉は地域によって1年中飛んでいますが、特に関東地方で4月から増え始め5~6月にピークを迎えます。
秋の花粉の種類は?いつからいつまで?
関東地方の花粉の種類と飛散量
秋には春とは違う種類の花粉が飛散し、飛散距離も異なります。夏が終わる頃に飛散が始まり、冬まで飛ぶ花粉も見られます。秋の花粉の種類と飛散期間を確認しておきましょう。
秋はブタクサ・ヨモギ・カナムグラ花粉が多い
夏から秋には、主にブタクサ・ヨモギ・カナムグラなど草本植物の花粉が飛散します。なかでも関東地方では、ブタクサ花粉が多い傾向に。
これらの花粉は飛散距離こそ狭いものの、背丈が低く靴や服につきやすいため、家まで持ち帰ってしまうことがあります。ブタクサの粒はスギ花粉よりも小さいので、換気口などから家の中へ侵入しやすいのが特徴です。
ピークは9~10月
ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどの花粉は、いずれも8月下旬から飛び始め、9~10月がピーク。地域によってはブタクサ花粉が12月まで飛散します。イネ科の花粉も地域によっては夏に飛散が増え始め、10月ぐらいまで続くところがあります。
油断大敵!花粉は冬にも飛散
また春や秋だけでなく、冬にもスギ花粉やハンノキ花粉、イネ花粉が広い地域で飛散します。ピークは先ですが、気候によってはスギ花粉が12~1月に、ハンノキ花粉は1〜2月、イネ花粉は12〜1月に東北から九州にかけて飛び始めます。特にスギは「狂い咲き」と言って、秋の気温が高いと11月頃から冬にかけて飛ぶケースもあるため注意が必要です。
花粉が多く飛散する日と時間帯
花粉はその日の気候や時間帯によって、飛散量が多い時と少ない時があります。花粉が多い日と時間帯を確認しておきましょう。
花粉が多く飛散する日
花粉の飛散量は、天候によって変化します。花粉が多い天気は、以下のとおりです。
- 風が強く乾燥した日
- 雨が降った翌日、晴れた日
- よく晴れた気温の高い日
- 高気温が2日続いた後の日
雨が降った翌日に晴れると、2日分まとめて飛散するため花粉量が多くなります。日本海から寒冷前線が南下してくるような気圧配置の日も注意が必要です。また、晴れて暖かい南風が吹く日も花粉が多く飛散します。
花粉が多く飛散する時間帯
花粉は、昼過ぎと日没前後に多く飛散する傾向があります。例えばスギの花は、日中に気温が上昇するに従って開花し花粉を放出。花粉が空気の流れによって上空へ運ばれ、その一部が昼前後に落下します。
日没時に飛散量が増えるのは、気温の低下とともに花粉が地表に降りてくるためです。花粉が多い時間帯は外出を控えるか、適切な対策をして外出しましょう。
外出時にできる花粉対策
外出時に花粉が付着しないようにすることが花粉対策には欠かせません。天気予報で花粉の飛散に関する情報をチェックしてから出かけましょう。外出時にできる花粉対策を紹介します。
1. マスクをして外出する
外出時にマスクを着用することで、花粉の大幅カットが可能です。顔にフィットするものなら、より効果が期待できます。マスクの表裏や上下を間違えないよう、パッケージの指示やロゴの向きを見て着用し、フィットさせましょう。マスクの内側に湿らせたコットンやガーゼを挟むと、花粉が水分に付着し、体内への侵入を防げます。
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美フィットマスク 7枚入り/PK-B7M
マスク下部を斜めに切り落とす小顔カットで、顔のラインに美しくフィットするマスクです。3層構造と高密着のノーズフィッターで、花粉やウイルス飛沫をカット。大人可愛いニュアンスカラーに加えて、耳ひもと本体の色が違うバイカラーも登場しています。
DAILY FIT MASK ナノエアーフィルタープラス/PN-DNI30L
高い捕集性能と通気性を持つ日本製マスクです。特殊ナノファイバー加工の中間層を採用した3層構造フィルターで、花粉・ウイルス飛沫などをカット。3Dワイヤーが口元空間をキープするので、呼吸も会話もラクにできます。耳が痛くなりにくい丸ひもを使っているため、1日中快適に過ごせます。
ナノエアーマスク 30枚入り/RK-N30MAG
呼吸や会話がしやすい立体タイプのマスクです。高い通気性によりマスク内の蒸気を逃してくれるので、口元の温度上昇を軽減し快適に過ごせます。花粉による鼻づまりなどで、息苦しさを感じる時にもおすすめです。特殊ナノファイバーを使用したフィルターで花粉もしっかりカットしてくれます。
2. 花粉が付着しにくい服を着る
出かける際には、花粉が付着しにくい素材の服を着用しましょう。コートやジャケットなどのアウターは、ナイロンかポリエステルを選ぶのがおすすめです。モコモコしたニットやフリースは花粉が付着しやすいため、花粉の飛散量が多い日の着用は避けた方が無難です。
3. メガネをかけて外出する
メガネをかけると、花粉が目元に付着するのを防げます。花粉がコンタクトに付着すると見えにくくなるだけでなく、かゆみや充血の症状が悪化する場合もあります。通常コンタクトをしている方も、花粉が飛散する時期はメガネをかけるのがおすすめです。
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メガネクリーナー 速乾タイプ/MNK-N40
花粉や指紋をスッキリ拭き取れるメガネクリーナーです。速乾タイプなので拭き跡が残りにくく、快適な視界を保てます。メガネやサングラスの他に、スマホやタブレットの画面にも使えます。個包装なので外出時の持ち運びにも便利です。
花粉症の対策やセルフケアはこちらの記事でも紹介しています。
自宅でできる花粉対策
帰宅時や自宅内でも花粉を除去することが重要です。自宅でできる花粉対策を紹介します。
1. 家の中に花粉を入れない
帰宅時に服や髪の毛、帽子・バッグなどに付着した花粉をよく払い、自宅内に持ち込まないことが大切です。衣類用の粘着ローラーを使用すると、手だけでは払いきれない花粉も除去できます。
ペットと外出した際は、ペットの毛に付着した花粉を払うのも忘れずに。帰宅後には手洗い、うがい、洗顔をして身体に付着した花粉を落とすと効果的です。帰宅後にシャワーを浴びるのがベストですが、難しい場合は服を着替えるようにしましょう。
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カーペットクリーナー ハンディ/NC-HD
洋服に付いた花粉を取るのに重宝する、ハンディ型の粘着クリーナーです。シートが斜めにカットされているので簡単にめくれます。自立する立体ケース付きで収納にも便利です。
2. 外干しを避けて部屋干しにする
花粉が飛散している中で洗濯物を外に干すと、洗濯物に花粉が付着します。できるだけ部屋干しにしたり衣類乾燥機を使ったりして、外へ干さないようにしましょう。布団の湿気が気になるなら、外干しする代わりに布団乾燥機を使う方法もあります。
外干しをする場合は、飛散量が多い11〜14時を避けて早朝に干し、乾いたらすぐに取り込んでください。布団など大型のものを外に干した場合は、布団クリーナーで除去するのがおすすめです。
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ふとん乾燥機/FK-WH2
花粉で外干しできない時におすすめの布団乾燥機です。ターボモード搭載で布団があっという間に乾きます。夏の寝汗や秋のダニ、冬の寒さ対策にも最適です。
布団クリーナー/FCA-22H-C
短時間で布団の汚れをキレイにできるクリーナーです。毎分約14,000回のたたきを行い、花粉やダニなどのアレル物質を強力な吸引で除去してくれます。また軽量で取り回ししやすく、ワイドヘッドで広範囲を一度に吸引できます。
部屋干しのメリット・デメリットはこちらをチェック!
3. 掃除をこまめに行い、換気は短時間に済ませる
掃除をこまめに行うことも大切です。窓際や玄関は花粉がたまりやすいため、入念に掃除したいところ。掃除機を使うと花粉が舞いやすいので、先に拭き掃除から始めましょう。
花粉の飛散量が多い日や時期は、窓やドアをできるだけ閉めて、花粉が入るのを防いでください。換気する場合は10cm程度だけ窓を開け、短時間で済ませるのがポイントです。網戸や薄手のカーテンを閉めておくと、花粉が入ってくる量を減らしつつ換気ができます。
花粉やほこり、ダニなどが除去できる空気清浄機を使うと、簡単に花粉を除去できます。加湿器を同時に使用すれば、空気中の花粉が落ちやすくなるため、より効果的です。加湿機能を備えた空気清浄機を活用するのもおすすめです。
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サーキュレーター付加湿空気清浄機/CHA-A55-C
空気清浄と清潔加湿が一体化した加湿空気清浄機です。PM2.5対応のHEPAフィルターで、0.3㎛の微細な粒子を99.97%除去します。風量と加湿量は組み合わせ自由です。わかりやすい操作パネルで操作も簡単。フィルターのお手入れもラクにできます。
CHA-A55-Cは、花粉対策商品として厳しい認証基準をクリアし、JAPOC(花粉問題対策事業者協議会)から認証を受けています。
SUUZE 掃除機/SCD-210P
アイリス史上最強の「ゴミ取り力」が魅力の掃除機です。ハウスダスト除去率99%で※ラグやカーペットの奥に潜む花粉やアレル物質を掻き出し吸い取ります。付属のモップを帯電させ、静電気でほこりや花粉を吸着することも可能です。
※当社基準に基づいた、カーペット清掃試験において、SCD-120Pとの比較。
花粉の飛散時期や特徴を確認し、対策をして快適に過ごそう
花粉対策には花粉の種類による飛散時期がいつまでかを知って、適切に対策することが大切です。マスク・メガネの着用といった外出時の対策から、部屋干しやこまめな掃除、空気洗浄機の使用など室内対策も行うのがポイント。今回紹介した花粉対策を参考に、花粉が多い時期を乗り越えましょう。
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