パソコン用液晶ディスプレイ(モニター)はサイズ選びが重要?失敗しないチェックポイントを解説

パソコン用液晶ディスプレイ(モニター)はサイズ選びが重要?失敗しないチェックポイントを解説

パソコン用液晶ディスプレイ(モニター)を購入する場合、まず注目したいのがサイズです。設置スペースや作業内容によって、適したモニターのサイズは異なります。サイズを決めたら、液晶パネルの種類など機能面をチェックするのもポイント。この記事では、モニターの基本サイズと機能による選び方について紹介します。

パソコン用液晶ディスプレイ(モニター)はサイズ選びが重要?失敗しないチェックポイントを解説

+1 Day 編集部

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パソコン用液晶ディスプレイ(モニター)の基本サイズ

スタイリッシュなモニターのある作業空間
パソコン用液晶ディスプレイ(モニター)を購入するとき、最初に決めておきたいのがモニターの画面サイズ。画面のサイズ展開は幅広く、どれを選べば良いか迷ってしまうかもしれません。まずは、基本的なサイズを紹介します。

定番は21〜27インチ

多くのメーカーが展開している画面サイズは21~27インチです。
<標準モニターの参考サイズ(アスペクト比16:9)>
サイズ 画面横幅 画面縦幅
21.5インチ 約47cm 約27cm
24インチ 約53cm 約30cm
27インチ 約60cm 約33cm
仕事用として使用するなら、24インチ程度の画面サイズにするのがおすすめです。

なお、ディスプレイの横縦の画面比率はアスペクト比とも呼ばれ「4:3(スクエア)」と「16:9(ワイド)」が基本です。多くのモニターやディスプレイで採用されているのは、アスペクト比16:9です
視力による個人差はありますが、液晶画面からの最適な視聴距離は、画面の高さから1.5~3倍程度と言われています。アスペクト比16:9の21.5インチモニターの場合、約40cm以上離れて視るのが良いとされます。21.5インチの画面高さは約27cmなので、1.5倍すると約40cmという計算です。

画面の位置は、仕事に使用する場合、画面の上端が目の高さとほぼ同じか、やや下になるぐらいが望ましいでしょう。

大画面なら28インチ以上

オシャレな雰囲気のワイドモニター
動画鑑賞やゲーム用など、大きめのモニターが欲しいなら28インチ以上がおすすめです。
<大型モニターの参考サイズ(アスペクト比16:9)>
サイズ 画面横幅 画面縦幅
28インチ 約62cm 約35cm
32インチ 約71cm 約40cm
自宅に設置する場合は、最大でも32インチ程度までが使い勝手の良いサイズです。32インチ以上のモニターは大きすぎて見づらいと感じることもあります。また、広めの設置スペースが必要となるため、あらかじめスペースの確保をしておかなければなりません。
また、2台以上のモニター設置を考えている場合は、横幅が広くワイド画面のウルトラワイドモニター(アスペクト比21:9など)を選ぶと良いでしょう。

小さめを選ぶなら20インチ以下

スペースを必要としないのは、20インチ以下の小型サイズです。
<小型モニターの参考サイズ(アスペクト比16:9)>
サイズ 画面横幅 画面縦幅
13インチ 約29cm 約16cm
16インチ 約35cm 約20cm
小型サイズは設置スペースが狭い人におすすめです。また、持ち運ぶのであればポータブルモニターを選ぶと良いでしょう。

パソコン用モニターの選び方

さまざまな種類のモニター
パソコン用液晶ディスプレイ(モニター)を選ぶなら、画面サイズ以外にも確認したいポイントがあります。自分の用途に合うモニターの選び方を解説します。

置くスペースで選ぶ

設置できるスペースの大きさを考慮した上で、モニターを選ぶことが大切です。大きなモニターほどスペースが必要になります。設置スペースが十分に確保できそうにない場合は、モニターアームなども検討しましょう。空間を縦方向に利用でき、角度の調節も自由にできるため、省スペースで設置できます。
また、モニターと自分の距離も事前に確認しておくことが大切です。大きなモニターの場合、距離が近いと目が疲れやすくなります。モニターの大きさと距離感のバランスが取れたものを選びましょう。

用途で選ぶ

仕事やゲーム、映画鑑賞などの用途によって、適切な画面サイズやモニターの種類は異なります。
仕事用なら24インチ程度がおすすめです。長時間作業する人にとって、小さい画面は疲労がたまる原因となります。画面を複数出す人は大画面のものを選ぶと良いでしょう。

ゲームをする場合は、専用に設計されたゲーミングモニターの使用がおすすめです。通常のモニターより反応が早いという特徴があります。画面サイズは24〜27インチ程度が使いやすいとされています。

映画鑑賞が目的なら21インチ以上の大きめのモニターがおすすめです。30インチ以上であれば、迫力や臨場感が出てより楽しむことができます。

液晶パネルの種類で決める

用途に合わせた液晶パネルで選ぶのもおすすめです。
TNパネルは応答速度が速く、ゲームなどに向いています。コストが安く、消費電力も低いためコストパフォーマンスに優れています。一方、視野角が狭く、色の再現性がやや低い点はデメリットです。

映画鑑賞におすすめなのはVAパネルです。黒がはっきりと見え、高いコントラスト比を出すことができるため、鮮やかな映像を楽しむことができます。一方、応答速度はTNパネル程早くはありません。

モニターの解像度を選ぶ際のポイント

高画質なチューリップ
モニター選びには、解像度も重要なポイントです。「解像度」とは、ディスプレイのきめ細かさを表したもので、数値が高ければ高いほどきめ細かく、高画質とされています。
最近の主流はFull HD(1920×1080)で、次に高い解像度はWQHD(2560×1440)、さらに高いものだと4K(3840×2160)です。なお、小型モニターの場合はフルHDより数値の低い1600×900ドットのものもあります。

アイリスオーヤマのおすすめモニター

最後に、アイリスオーヤマから発売されているパソコンモニターを紹介します。目に優しく、作業効率まで考えられた仕事をしやすいモニターがそろっています。サイズ展開も豊富なので、自分にベストなものを探してみてください。

液晶ディスプレイ 23インチ/ILD-D23FHD-B

液晶ディスプレイ 23インチ/ILD-D23FHD-B
使いやすい23.8インチのFull HD(1920×1080)です。21.5インチと27インチも展開しています。VAパネルを搭載しており黒さの再現性が高く、コントラストとメリハリのきいた映像が楽しめます。また、目に優しいアンチグレアパネルを採用し、反射や映り込みによるギラつきがありません。フレームが薄いため、画面に集中しやすいのも嬉しいポイント。VESA規格に対応し、壁にかけたりアームを取り付けたりすることもできます。

ポータブルモニター/DP-BF162S-B

ポータブルモニター/DP-BF132S-B・DP-BF162S-B
好きなところに持ち運びできて便利なポータブルモニターです。自立スタンドがついており、パソコンのサブディスプレイとしてはもちろん、テレビ会議や在宅ワーク、外出先でもマルチに活躍します。最大解像度はフルHD(1920×1080)、設定不要でUSB Type-Cケーブル1本で接続できるので、時間や場所を選ばず効率的に作業できます。

ウルトラワイドモニター 29インチ/ILD-AW29FHD-B

ウルトラワイドモニター 29インチ/ILD-AW29FHD-B
画面を広々と使える34インチのワイドサイズモニターです。UWQHD(Ultla-Wide Quad HD)対応で、深みのあるリアルな映像を楽しめます。フレームレスタイプで画面をより大きく使え、モニター角度も調節できるので快適に作業できます。ブルーライト調整モードや非光沢のアンチグレアパネルが目の負担を減らし、長時間の使用にもおすすめです。標準・映画・テキスト・ゲームなど、映像に応じた最適なモード設定ができるのも嬉しいポイントです。

用途に合うサイズのモニターを選び、パソコンを快適に使おう

モニターでテレビ会議をする女性
パソコン用液晶ディスプレイ(モニター)を購入するとき、まずチェックしたいのは画面サイズです。大きければ良いというものではなく、置くスペースや自分との距離、使用用途によって適切な画面サイズが異なります。画面サイズを決めたら、解像度やディスプレイの種類なども考慮して選びましょう。モニターの見やすさによって、作業効率や快適度は大きく変わるので、自分に合うものを見つけてみてください。
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